4本の柱

このブログを書くに当たり、自分は何を
中心に書いているのか、と考えてみた。

先ずは、お絵描き野郎を自認しているので、
「絵」である。

続いて20年以上細々ながら続けている
「俳句」
好きなスポーツの「卓球🏓」と「野球」
の4つ。

つまり、この4本を柱に書いているのを、
改めて確認した次第である。

よそ様のブログを覗かせて頂いて思うのは、
一つに特化した方々が結構おられるという
ことを知ったことである。

その方達は、特化した物の知識が半端なく、
見ているこちらも、知識を得られるという
力を持っていて、いつも羨ましく思って
いるのだ。

こちらは4本柱としっかりしていそうに
見えるが、残念ながら、4つとも特化力は
か弱で、分散していると言わざるを得ない。

以前から、一つのものを極めるということに
憧れを持っていたのに、この体たらくである。

しかし、ココロは常にアップデートを目指して
いるので、4本共に磨きをかけていきたいと
思っているのだが…w

現実は、アップアップデートなのだ…ww

今日の一句

一心の　鉄鎖となりし　蟻の道
　　　　　　　　　　　　　　issei

4度目ワクチン

3度目ワクチンを、一家の最後が受けてきたが、
一番若いのに、一番副反応がひどいのだ。

3度ともモデルナだが、39度の熱と頭痛の
為の嘔吐が出て、3日ほど寝込んでしまった。

これは、1、2回とも同じで、同じような
副反応に苦しんだのである。

4日目から徐々に回復してきて、1週間
程で元通りになった。

どうも、副反応をみると、ファイザーより
モデルナのほうがひどいように思う。

友人もファイザーからモデルナへ変更して
結構重いモデルナアームになって痛み止めを
飲まなければならなくなったし、私も3度とも
モデルナだったが、打ったほうの腕に、少し
ではあるが、いまだに痛みが残っているのだ。

身内の一人は、3度ともファイザーだったが、
打った注射の痛みが2日残っただけで、3日目
から何事もなかったかのごとく、過ごしている。

3度目のモデルナを経験した最後の身内は、
「もう4回目モデルナは受けたくない！」と
のたもうたのだった。

ささやかなエール

虫も殺さぬいい男、などと昔からいい男の
代名詞として使われているが、さしずめ
当方など、虫も殺せぬ…となろうかと思うW

料理のため、小松菜を切ろうとしたら、葉っぱ
のところどころに小さな穴が空いているでは
ないか。

市販ので虫食いとは珍しいな、と思いつつ
ジャブジャブと洗ってザルにあけると、
ボールの水に、何やら浮いている。

1センチほどの芋虫である。

一瞬ゾッとしたが、つまんで外の茂みに
放り投げた。後はまあ、彼か彼女か知らないが、
自力で運命を切り開いて頂く他はない。

若かりし頃だったら、バチンと潰して
ゴミ箱行きだったと思うが、今はかくの如く
である。

年輪を経て、相手のことを考えてしまうように
なったのである。

芋虫にも未来がある。

果たしてどんな蝶🦋になるのか知らないが、
うまく生き延びて、美しき翅で羽ばたいて
もらいたいと願うささやかなエールである。

今日の一句

芋虫の　今に見ていろ　僕だって
　　　　　　　　　　　　　　　issei

自分の壁

自分の人生を振り返ってみると、様々な壁に
ゴツゴツ当たりながら生きてきた様に思う。

多分これは、全ての人達が否応なく経験する
事だと思う。

「バカの壁」という養老孟司先生の著書ではないが、
学校、職場、サークルなどでも、友人、知人、
などのグループや派閥の壁、親子に至っても、
壁が存在している。

しかし、つらつら思うに一番の壁は、自分自身の
壁ではないだろうか。

それも、自分自身で作ってしまう壁である。

それを平たく言えば、思い込みの壁とでも
言えるだろうか。

•俺はあれが苦手だから出来ない
•私はあの人とは合わない
•あんな言い方する奴は嫌いだ
•こんなの俺に向かない
•あの人はきっと私を嫌っている
…などなど、様々に決めつけの壁を
うち立てているのだ。

さりとて、壁なんか作るなよ！と言っても、
壁は自分を守ろうとして、作っている面も
大きいので、次々と作っているのである。

その壁の大きさ広さが、いわゆるその人の
器と言われるものなのだと思う。

そうなると、壁はやむなし！となってしまう
のだろうが、壁はその中で動きやすい反面、
がんじがらめの窮屈さに悲鳴を上げかねない
のである。

なので、自分を含めてその壁を越えたい、
突破したい、という人も少なくないと思う。

かく言う私もその一人なのだが、中々突破できない
のが現状なのだ。そこで思ったのは、何も無理して
突破しようと思わず、壁そのものを曖昧に緩めては
どうだろうかと思ったのだ。

壁は決めつけなので、緩めるには、かも…知れない。
とぼかすのである。曖昧な壁、ゆるい壁にすれば、
窮屈さから少しは楽になれるのでは、ないだろうか。

なので、今では何事も断定はせず、「あんなの
無理！」というところ、「無理…だろうなあ…」と
いう風に、柔らか壁にしているのである。

結果、無理だったとしても、ゴツゴツというあたり
具合から、コツコツぐらいになって、檻のように
なっていた壁に柔軟さが出てきたように思えるのだ。

今日の一句

花衣　ぬぐやまつはる　紐いろいろ
　　　　　　　　　　　　　　　　杉山久女

華麗なるフォーム、カットマン佐藤瞳

先日TVの「卓球ジャパン」という番組で、
カットマン佐藤瞳の特集をやっていた。

佐藤瞳と言えば、今度の世界卓球代表にも
選ばれている日本を代表するカットマン
である。

現代卓球では、守備を中心戦法のカットマンは
不利だとされているが、どうしてどうして、
佐藤は、どんな球でも返球し、ちょっと隙あらば
一転して攻撃に転じる、まさに近代カットマンなのだ。

特に、あの中国の丁寧に、一度ならず二度勝利している
のである。

その試合の様子を放送していたが、丁寧選手の
どんな攻撃も返球されて、呆れ顔になっていたのが
面白かった。

あれで、連敗したのだから、丁寧は佐藤選手の
顔も見たくないのではないだろうかw

MCの武井壮が、佐藤のカットする時のフォームが
美しいと絶賛していたが、まったく同意見である。
どんなスマッシュを受けても流れる様なフォームで
打ち返すのである。

特に、自分の体付近を狙われて打たれた時など、
踊るように腰を捻って打ち返すポーズは、まさに
芸術的でさえある。

このカットマンの課題は、やはり守りからの攻撃なの
だが、攻撃を意識すると、あまり後ろに下がっていては
出来ないので、少し前めでやらなくてはならない、そう
すると今度は守備力が弱くなるので、そのバランスが
難しいとも言っていた。

しかし、カットマンがちょっとした相手のスキを見て、
一転攻撃に転じると、そのスピードの落差から、超高速
カウンター気味になるので、かなりの威力になるのだ。

今年の世界卓球女子代表は、伊藤美誠、早田ひな、木原美悠、
長崎美柚、佐藤瞳の5人と決定している。大会（団体戦）は、
2022年9月30日から10月9日にかけて成都（中国）で開催
されるである。

代表の顔ぶれが、石川、平野が代表選考戦で敗れたため、
勝ち上がった若手の木原、長崎が選ばれたのだ。

そこにカットマン佐藤瞳が、日本勢の秘密兵器と
してメンバーに加わっているのは大きい。

出来れば中国代表に丁寧が選ばれて欲しい
ものだが、こちら今は無理かW

是非、カットマン佐藤瞳の華麗なフォームを
楽しみにして欲しいものだ。

ちなみに、忘れちゃならないもう一人佐藤と同じ
ミキハウス所属のカットマンに橋本帆乃香選手が
いる。橋本帆乃香は、今メキメキと実力をつけて
今年前期のTリーグで、12勝を挙げてノジマTMVPを
獲得したのである。

佐藤瞳とのカットマンコンビは、ベストペア賞にも
輝いた恐怖のカットマンコンビなのだ。

今年から二人ともTリーグのペイントマレッツに
移籍が決まったので、女子カットマン旋風が
Tリーグ界に吹き荒れるのは必至なので、この二人の
華麗なるカットフォームをぜひ堪能して頂きたい
ものである。

本日の俳句
青鷺の　抜き足差し足　忍び嘴(はし)
　　　　　　　　　　　　　　　　Issei