つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

セミへの鎮魂(Ⅱ)

2008-08-31 15:33:40 | 動物ウオッチング

いやあこの地方の豪雨はすごかった。 当日の天気予報で、すでに豪雨の予報が出ていたのだが、 会社には行かなければならず、ままよとやや早めに出発した。 いつも突っ切っていく緑地公園にさしかかったところ、 向こうからやってきた散歩中の夫婦らしき人が、両手で大きく×マークをしているではないか, 「エ…」と車の窓を開けると、「向こうで車が一台水にはまって動けなくなってますよ」というのである。 わたしはお礼を述べてUターンし、遠回りで会社に向かった。それでも途中、川になった道路を タイヤが埋まるほどの深みをかいくぐって会社に辿り着いた。 幸い遅刻することもなくて済んだのだが、その日は一日雨が降り続き、家へ帰ってから、あちこちから 心配の電話をいただいたのだった。改めましてありがとうございました。 そんなこんなで、なんとか描き上げた セミのなきがらを拾った緑地公園に返せずにいたのだ。 きょう何日かぶりにさんさんと太陽の日差しが降り注いだので、 これから拾った場所へ返しに行こうかとしているところだ。 セミの絵は描き終えたのだが、まだ作品として完成しているわけではないので、これから返す場所の写真を撮って 「はいまん彩」として完成させようと思っている。 完成させて初めてセミへの鎮魂となるのである。 ではでは…行ってまいります。


   

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セミへの鎮魂

2008-08-28 07:14:17 | 動物ウオッチング
なんだかここのところ梅雨空みたいな日が続いていて
気温もすっかり下がってしまった。

昼は秋蝉のつくつくぼうしの合唱と夜は虫たちの大合唱で、一気に
秋へと突入した感じだ。

そんな中まだ夏真っ盛りのときに拾ってきたアブラゼミが
まだ手元にある。

カマキリに捕まって鳴いている恐るべき姿のイメージが湧いて
きたので、 

    カマキリノの かいなの中の 蝉時雨(せみしぐれ)

という一句を添えて絵にしようとして拾ってきたのである。
しかしこの絵はみごとに失敗してしまったのだ。

会社を終えてシャワーを浴びつつ、やむをえん、予定通りこのまま拾った場所へ
返してやろうと思った途端、ふいに涙が出てきたのである。

シャワーを浴びつつなので、涙も一緒に流れているのだが、当然自分では
涙が出ていることはわかっているのである。

「このまま返していいのか…」突然頭の中にこんな思いがあふれてきたのである。
そして「いいやこのまま地に返すわけにはいかない」という思いで一杯に
なってしまったのだ。

あの夏を全身をふるわせて歌ったセミの姿を、ちゃんと絵にしてやろうじゃないか
と思いたったのである。

    描き終えて 蝉のなきがら 元の地に

の一句を添え、鎮魂の思いを込めていま描いているところです。合掌



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何とか暑気払いしたものの…

2008-08-25 06:09:54 | 
先週末に予定していた飲み会があっけなく中止になってガックリ
していたら、その直後、これまた連絡を待っていた友人F氏から
連絡が入り、何とか夏休み中に暑気払いをすることができたのだ。
(めでたしめでたし)

彼とはちょっと離れているので、いつもは彼の地元で
やっているのだが、今回はこちらの地元で行ってみたい店が
2~3軒あったので、こちらでやることになった。

1軒目は元々予定していた初めての店だったのだが、なかなかいい雰囲気だった。
彼は電車でやってきてくれたのだが、ネクタイがピシリと似合う人に
なっていた。

積もる話に花を咲かせ、2軒目をまわったところでおひらきにした。
本当はもう1軒行ってみたい店があったのだが、今回彼のお膝元ではないせいか
彼の酔いのまわりが早く、2軒で切り上げたのだった。

これでいい暑気払いも出来て、よかったのだが、この日すで引いていた夏風邪が
一晩経った次の日、ピークを迎え一日中ベッドに寝るはめになってしまた。

体温37度3分、普通の人には大した温度ではないかもしれないが、わたしは
37度を越えると、とたんに活動能力を失い、37度5分になれば死にそうになる
体質なのである。

まる2日一歩も外へ出ず、安静にしていたのだった。

3日目の今、やっと熱も下がり、食欲も出てきて、時折出る咳をのぞけば
かなり回復してきている。

それにしても、これが夏休み中でよかったのか悪かったのか、難しい
ところだが、まあよかったということにしょうっと。

みなさん夏といって油断めさるな、くれぐれも風邪にご用心!。

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やっと夏休み

2008-08-19 05:51:17 | 絵・まんが
本日から第二の夏休みに突入した。

有給をつないでちょうど一週間である。実は九州に行く
予定を立てていたのだが、諸事情により行けなくなってしまったのだ。

こうなったら、家でお絵かき三昧といくしかない。
すでに来年「奈邪」での展示が決まっているので、それまでに
少しでも新作を増やさなくてはならないのだ。

しかし我がお絵かきライフはただ新作を増やそうと思って
描けるものではないのだ。

例えばいま描いているのは、カマキリが蝉をガッチリ鎌で捕まえている
絵なのだが、この映像が頭に浮かんだとき、あまりに恐ろしい図だったので、
「こりゃあ描いても発表できないぞ」と思ったのだが、一旦浮かんでしまうと
描かずにはおれないという絵描きの性が顔を出して、抑えきれなくなって
しまうのである。

こうしてまた遠回りしてしまうということも珍しくないのである。
この絵を描くために本物のアブラ蝉がほしくて、近くの緑地公園に出かけたら、
ものの1分も歩かないうちにアブラ蝉が落ちていた。

この蝉はイメージではどうしてもアブラ蝉でなければならなかったのである。
描き終えたアブラ蝉は落ちていた元の場所へ返してやろうと思っている。

この絵はまだ完成していないので、発表できるかどうかは、出来上がりを
見てのお楽しみだが、やっぱりちと恐ろしい…ゾ。
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のだめカンタービレ

2008-08-16 05:42:12 | テレビ
連日北京オリンピックの熱戦が続いているが、ふと
番組表を見ていたら、な、なんと「のだめカンタアービレ」の
再放送が始まっているではないか。

あわてて毎回のTV録画のセットをしてテレビにかじりついた。
本番はけっこう観たのだが、何回目か見逃していてこの再放送を
待っていたのだ。

知っている人はわかるだろうが、同名のコミックが原作で、
音楽大学を舞台にクラシックの真髄をつらぬくドラマなのである。
このコミックやドラマを観てクラシックファンが相当増えたという。

「しまったなあもう何回かやちゃったかなあ」と不安になりながら観ると
第一回目だった。「よかった」とほっとしつつオリンピック放送の
合間をかいくぐって今観ているところである。

わたしはTVドラマは時々ハマルのがあるのだが、この「のだめカンタービレ」
だけは別格なのだ。
あきっぽいわたしが、何度観てもあきないのである。その前にハマッタ
あの「チャングム」でさえ、見終わったらドッと疲れて再放送をしばらく
観れなかったくらいなのだ。

まあしかし、あと半分残っている夏休みは北京オリンピックと
のだめカンタービレのTVづけになりそうである。

ヤバイ!描きかけの絵がわたしの絵筆を待っているのだ。
粛々と絵筆を動かしつつ、とりあえず「五輪」「のだめ」と
ちらちら覗き見して、残りの夏休みを満喫したいと思っている。



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