つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

なんてこった

2010-02-14 10:41:40 | 絵・まんが
先日会社からの帰り、市役所に寄って美術展出品の申請書を出してきた。

ところが、画友のM氏から電話が来てそのことを話すと、「ああいう作品展は
サイズが大きいでしょう」と言うのだ。「大きいのにやられちゃうんで、僕は出さない
んだ」と言うではないか。そういえばサイズは10号~100号とあった。

恥ずかしながら10号がどのくらいのサイズか知らなかったので、まあいつも
描いてるサイズでいいやという安易な感じで、描いたのである。
彼に聞くと、10号で535mm×460mmというではないか。ゲ~わたしが描いたのは
F6(410mm×318mm)で完全に規格より小さいではないか。

これでは出品そのものが出来なくなってしまうということになる。市役所の係りの人には
ちゃんとサイズは言ってOKをもらい、出品料の千円と共に申請書を受け取ってもらった
のだ。どうなってんだこりゃ。

まあとにかく一度確かめなくてはならないことになってしまった。
どのみちサイズが合わなけりゃ無理して出品することもないと思っていたので、
それはいいのだが、いずれにしても暗雲が漂ってきたのは間違いないようだ。
やれやれ…である。
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やってみます

2010-02-13 04:39:41 | 絵・まんが
やっと市民美術展の作品が完成した。

割とイメージ通り出来たと思うし、これ以上何が出来ると思うぐらい何度も何度も
見直して、完成させたのだが、やはり100%満足というわけにはいかない。

まあ…これは何人であっても致し方のないところなのだろうが、私の場合100%の
完成度で、やっと一般の100点満点の50点に設定してあるので、通常は美術展
出展などおこがましいのだが、今回あえて出展してみることにした。

というのも、美術展の表彰式終了後に出品作品についての審査員からの講評を
聞けるというのである。ぜひこれを賜りたいと思っているのだ。

それと現在の自分のレベルがどの程度のものかも知りたいのである。絵なんて決まった
評価尺度があるわけでもなく、多分に人それぞれの感性に拠るところが中心になると
思うので、目の肥えた審査員の審美眼の洗礼をいただきたいのである。

しかし描き終えて思うのは、精一杯やった今の画力の乏しさ、まだまだという
低さを痛感せざるをえなかったことである。今までわたしは何をやってたんだ
という憤りさえ感じてしまったのだ。

けれども、たまたまいただいた美術展の作品募集をきっかけにそういう自分をハッキリ
認識することができたのは、ありがたいことだと思っている。

お陰で作画意欲に拍車がかかり、もう次の作品に取り掛かっている。やっぱりこういう
刺激は必要だなと改めて思った次第である。

後はもう何も考えず、ただ美術展を楽しみたいと思っている。


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反応の実感

2010-02-11 04:06:38 | 絵・まんが
毎年教会が、信者だけでなく一般の人達も自由に出入りできる、オープンハウス
というイベントを1日だけやっている。

縁あって毎年作品展示をさせていただいているのだが、今年も10点ほど展示させて
いただいた。あいにく今年は当日の日曜日が仕事だったので、出席することは
できなかったのだが、今回のように出席できないようなときは、感想帳を置いていただく
ことにした。一昨年に無反応の展示のむなしさを味わったからである。

仕事を終えた後、絵の回収に教会へと向かい、聖堂から絵を外していると、一人の
シスターが近づいてきた。どうやらわたしが絵の作者と聞いたらしく、「もう一度
薔薇の絵を見せていただけませんか」と言うのである。その絵はすでに壁から外して
カバーをかけてあったので、カバーを外してお見せした。

しげしげと眺め、「ほんとステキですねえ」と言っていただいたのである。自慢話風に
なってしまったが実はこの薔薇の絵、携帯に撮って会社で見せた女性には薔薇には見えない
と言われ、身内にも「ウ~ム」とイマイチの評価で、ちょっと自信を無くしていたのだ。

そのため出品をためらっていたのだが、あえて出品した作品だったのである。
おかげさまで無くしていた自信がちょっと戻って、ホッとしているところなのだ。
こんなことがあるから展示の意味があると思えるのである。

当然この逆の場合もあって、これこそは自信作と意気揚々と出品した作品が
撃沈の憂き目に会って、鼻っ柱をへし折られることもある。いずれにしても
絵に対する評価が実感できるので、作者のためになるのである。

感想帳には、先のシスターを初め数名の方が丁寧に書いてくれていた。
これこそが絵描きと見ていただいた方とのコミュニケーションなのだと思う。
無反応というのは、ほんとシカトに等しく、描き手にとって一番辛いことなのだ。
やっぱり感想帳は必須だと痛切に思った次第である。

縁あって、もし我が拙作を見る機会があったら、グサッと背中から一刺しするような
感想などお願いします。(悪口雑言なんでも受け付けます)
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