つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

鬼のかく乱?

2011-02-27 04:28:52 | 健康

鯛の胡散くささが正解だったのか、それとも日頃のイワシ腹には高級すぎたのか…。

鯛を食べたその夜、全身にジンマシンが出たのである。何だか痒いなあ…と首筋、両腕、お腹、両足、と
掻いていて、ふと袖をめくって見ると、蚊に刺された様な膨らみの帯が、やや赤みをおびて
広がっているではないか。それが全身に及んでいるのだ。

「ゲッ何だこりゃ!」どうみてもジンマシンである。わたしは掻くのを止めてジッと我慢した。
ジンマシンなど滅多に出たことはなく、思い出すだけでもン十年前に生サバを食べた時出たっきり
なのである。つまり、生涯に一度っきりだけなのだ。

まさしく、鬼のかく乱か…。原因を思い巡らしたが、鯛以外に生っぽいものは食べていないのである。
その鯛とて、皮目に熱湯をサーっとかけて、身がシュルシュルっと縮んだらサッと氷水に浸けて
キュッと身が締まったところで、取り出して水気を拭きとって刺身にするのである。

皮つきのコリコリっとした食感がたまらない一品に仕上がるのだ。もちろん中は生のミディアム仕立てなので、
アタッたとしても不思議ではないのだが…、家族全員が同じものを食べているので、わたしだけにジンマシンが
出るというのも釈然としないのだった。

翌日、病院に行って診てもらうころには、腫れもかなり引いていたのである。皮膚科の女医先生によると、
このように1日で腫れが引くのは、明らかにジンマシンだと思うが、原因が鯛かどうかはわからないと
言うのである。そして、高名な大学病院のその先生が「正直、ジンマシンの原因は医学的にはわかっていない
のです」と、のたもうたではないか。「しばらく、様子をみてください」で、薬も何も出ずに、おしまい…
だったのである。

まあ、大したことなくて良かったのだが…、はてさて、すると原因は一体…あれやこれと考えつつ
家路についたのだった。
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がってん承知!

2011-02-26 07:12:51 | 食べ物
会社の帰り、よくスーパーへ立ち寄る。酒のつまみや夕食のおかずを買うためだ。

特に魚売り場は、買う買わないにかかわらず必ず覗く。それは魚が好きというのも
あるが、いつも漠然と探しているものがあるからだ。

何かと言えば、それはマダイなのである。それも一匹まるまるのやつだ。
当然3~4キロとなるといい値段がするので、日頃は指を咥えて見ているだけなのだが、
時折2キロぐらいで格安のときがあるのだ。実はこれをいつも漠然と探しているのである。

特に我が家のイベント、つまり誕生日とか、何がしかの記念日とかだと買いやすいので、
あちこちのスーパーをはしごして探したりする。

このあいだ、ちょっとした我が家のイベントがあったので、会社の帰りに迂回して
いつもと違う道筋を通った。その時に覗いた初めてのスーパーでそれを見つけたのである。全長40センチ、約2キロ弱というところか。それの値段が、なんと1980円、
いわゆるイチキュッパというやつである。正直安すぎるなあ…という胡散くささを
感じたが、こんな掘り出し物をほっとくことなど少々の胡散くささではできないのだった。

ちょうど魚売り場のオッサンらしき人が、「えーラッシャイ!」などと言いながら
魚のパックを並べ直していたので、鯛の購入を申し出て、「さばいてくれるの?」と
聞くと。「よろしいですよ、このように皮を剥いてやればいいんですね」と鯛の刺身を
指差した。わたしは「いや、皮を付けたまま三枚に下ろして欲しいんだけど」と言うと、
いぶかしげにオッサンわたしの顔を見た。「皮のとこに熱湯をさーっと通してそれを
氷水に…」と言い終わるか終わらないうちに、がってん承知の助と言わんばかりの顔で
ニヤリと笑い返すと、「わかりました!」と一声キッパリと言うと鯛をかかえて
店の奥へと入って行った。

約10分後、「お待ち!」ときれいに下ろされた鯛のパックをわたしに手渡した。鯛の
頭も粗もみんな入っている。わたしが皮付き刺身と同時に粗煮をするのを見越して
いるのである。今度はわたしがオッサンの顔を見てニヤリと笑い返した…。



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ぎゃあ~2か月を切ってしまった

2011-02-11 02:58:20 | 絵・まんが

わたしは現在毎年1回作品展示をさせていただいている。

展示させていただく場所は、豊川のギャラリー喫茶「奈邪」と東海市の
ギャラリー喫茶「茶房じゅん」の2か所あって、1年おきにさせていただいているのだ。

「茶房じゅん」は2年おきの夏。「じゅん」の周りには自然があふれ、夏の花が
咲き誇り、蝶の舞いが歓迎してくれる。

一方、今年展示を予定している「奈邪」は、川沿いを何キロにもわたって咲き誇る
桜の名所「佐奈川」の近くにあるのだ。その桜の咲くころを見計らって贅沢にも
四月に展示させていただいているのだ。

川沿いの堤の桜は勿論、その膝下の川幅に添って咲く菜の花の黄色の帯も、
「佐奈川」の彩りを深めているのである。1度この桜を目にして以来展示のない年でも
花見に行ってしまうのだ。

以前は車で「奈邪」に通っていたのだが、マスターに熱燗をふるまっていただいて
以来、電車で行くようになった。そして、身は菜の花に埋もれ、耳は佐奈川の
せせらぎを聴き、目は桜を愛で、五臓六腑はポットの熱燗に歓喜するという最高の
贅沢をするようになったのである。

待ち遠しい四月なのだが、気が付いたらあっと思う間にもう2か月を切ってしまって
いるではないか。もう展示の準備段階に入ってしまっているのだ。「ああ~まだ
描いている途中のが…。」これでも日々ネチネチと絵を描いているのだが、相変わらず
新作の数が少ないのである。何とか途中のを早く完成させて準備にかからねば…。(汗)

というわけで、絵を完成させるべく取りかかりますので、これにて…。
コメント (2)
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いやはや

2011-02-06 05:50:24 | 会社
会社で昼食を終え、食堂にある自販機で缶コーヒーでも飲もうと、ロッカーに小銭を取りに
行くと、同僚のZくんとXくんが携帯を見ながら何やら楽しそうに喋り合っている。

「これ、ホントに自分で描いたの?」とXくん。「ウンそうだよ」とZくん。「オッさてはZくんついに
自分の絵を御披露に及んでいるのか」とわたしは思った。普段から彼を見ていると、何となく絵を描きそうな
雰囲気を感じていたのだ。「どれどれ、どんな絵を描くの?こっちにもにも見せてよ」と二人のとこへ行くと、
彼はニンマリしながら、スッと携帯画面をこちらに向けた。「ン??」どっかで見たような…何とわたしの絵ではないか。

以前我がホームページに発表していた蜘蛛の絵が、携帯の画面一杯に映っているのである。
自分の絵が他人の携帯に映し出されているのが、これほど妙な気分になるとは思いもしなかったので、
呆気に取られた脳が元に戻るのに手間取ってしまった。どうも我がホームページを探り当てたらしく、
そこから携帯に取り出して見ていたのだ。ったく油断もスキないなあと思ったが、しかし彼にホームページの
ことなど教えた覚えはないのである。

どうやら、他の同僚から聞いて探したらしいと後で判明した。そういえば以前「Kさん
WiKiPediaに載ってましたよ」と言ったWくんのことを思い出したのだ。
数年前に新聞に載って以来、誰にも言ってなかったペンネームがばれてしまったのである。
その名前で検索するとHPが出てしまうのだ。

まあ、HPは見ていただくためのものなので、その点は別にいいのだが、よせばいいのにZくん、ブログも
読んでいて、よせばいいのに「きのうのブログの他部署って会社の事ですよね」「親近感を覚える人に絵を見せるって、
誰ですか?」「親近感あふれる人ってだれですか?」などと、聞いてくるのである。

わたしはブログには守秘義務を課していることもあるが、それ以前にプライバシーへの干渉は自他問わず
好きではないので、わたしが知りえた他の人のプライバシーに関すること、また自分のプライバシーに関する
ことは一切口外しないのである。わたしが親近感を覚える人は沢山いるし、Zくんにも覚えているかもしれないのである。
しかし、まあ親近感あふれるとなると、そうはいないし、我が胸の内のことになるので、当然そこから出ることはないのである。
というわけで、聞いても無駄だよZくん。

でもね、それ以外のことなら何でも気楽に聞いてください。一応ブログは公開日記ですから、歓迎します。
彼は「もっと会社の事書いたらどうですか」などと気楽に言うのだが、このような環境が広がれば、
会社の誰が見ているかわからないので、書きにくくなるのは必然でありましょう。、しかし今まで好き勝手な
ことを書いてきたのに、いまさら殊勝に飾り立てるわけにもいかないので、多分その間隙を縫って
これからも縷々書くとは思いますが、どうか、差し障りの節は寛容な心にてお許しを賜りたいと
願っています。今後ともよらしく。
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