つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

菌の気持ちⅡ

2008-06-20 06:44:54 | ちょっとした出来事
前回の「菌の気持ち」を書いてから一週間ほどになるが、
実のところ、その時まだ菌が物思うなど半信半疑というところ
だったのだが、わずか一週間の間に確信に変わりつつあるのだ。

それはつい昨日、NHK番組の月から見た地球の映像を見ていた時だ、
青くまるい地球が月の地平線から昇ってくる…。

遠く離れて初めてわかる地球の美しさに改めて心打たれたが、
あの美しい地球を汚しているのは誰か、と考えたとき、そいつは
その地球に棲む人間に他ならないのは周知の事実だ。

そう思うと、どう考えても我が人類はその地球に棲みつくばい菌
ではないか。それも悪玉菌の最たるものではないかと思えてきた。

そのばい菌の一匹であるわたしがあれこれ物思い、こうして
パソコンのキーをたたいている。

一方その地球をグ~~~とズームにすると人間が見え、さらに
人間をズームにするとその体内には無数の菌がうごめいている。

さらにその菌をズームにすると、その体内にまた別のうごめきが…。
こう考えてしまったのだ。

だからわたしもばい菌で物思うなら我が体内の菌も物思っても
なんら不思議ではないのである。

逆にグ~~~~っとロングにして遠ざかると地球が砂粒のようになり、
それを取り巻く銀河系も小さくなって豆粒ほどになり、
実は何者かの体内なのかもしれないのである。

こうして考えてみると物の大きさなんてわからなくなってしまうのだ。

我々が体内の不調をもたらす悪玉菌に抗生物質を投与するように、
我々悪玉人間菌に強烈な殺菌物質の投与があるかも…と

地球のばい菌の一匹が思い巡らせているのです。
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菌の気持ち

2008-06-12 04:15:36 | つらつら思うこと
最近TVの動物ものなので、動物と話ができるという
人たちが登場するが、確かに見ていると自分の気持ちが
伝わったとき明らかに動物の表情が変わってしまうのだ。

その人達が言うには、動物が気持ちの画像を送ってくると言う。

動物も悩み、悲しむ感情をちゃんと持っていることがわかってきた。

又動物に限らず植物も喜怒哀楽の感情があることが漏れ伝わって
きている。

そこで、ふと…思ったのだが、動物、植物に感情があるのなら
虫にもあって不思議ではないということだ。

以前霊能者の宜保愛子さんの本を読んでいたら、蜂がしゃべって
いるのが聞こえたというくだりがあったのだ。

その時は、オイオイ宜保さんそいつはちょっと…と彼女の
霊能力をいぶかったものだが、今にして思うとありえる話である。

蜂だってメスを獲得するのに必死だし、「チェ!振られちゃったゼイ」
ぐらいの感情は表してもおかしくはないじゃないか。

そこで、さらに気になるのは、昆虫からさらに小さいウンカなどにも
感情があるんじゃないかと思い出し、さらにはもっと小さいいわゆる
菌やウイルスにも感情があるのでは…と思い始めたのである。

例えば風邪の菌などが、「あいつは気に入らないからやっちゃえ」
などと思っていたとしたら、また新たな対処法が見つかるのでは…
と思えるのだ。

人間は自分達が動物の中では一番エライと思っているだろうが、
あにはからんや、彼らの意見を聞いてみたら、あっと驚くことに
なるかも…などと近頃つらつら思っていたりしている。

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尊敬と好意

2008-06-07 05:56:18 | ちょっとした出来事
NHKのドラマ「トップセ-ルス」の中のセリフで、
主人公がセールスの心構えの基本にしたのが、先輩に
言われた「お客に接するときは尊敬と好意をもって接せよ」
という態度だった。

そのドラマが好きで見ていた私は、はは~んなるほど、
「尊敬と好意」かといたく感銘を受けてしまった。

これは別にセールスの接客だけではなく、常日ごろから
こんな気持ちで人に接することができればいう事ないなあ…と思った。

わたしはハッキリ言って、いかなる人にも尊敬というより、人としての
尊厳は守って接してきたつもりだが、この次の好意というやつが
ちと、不足していたのでは…と反省させられている。

というのも、身内に「お父さんは笑顔が足りない」などと指摘される
ゆえんかも知れないからだ。

好意を持って接すれば自然と顔の表情に、そこはかとない笑みが
漂うのではないかと思えるのだ。

感銘を受けるとすぐその気になるので、これからは“尊敬と好意”を
持って人に接したいと思う。

ふ…と最も苦手な人を思い浮かべてみた、尊敬と好意だ…
言うは安し、行いは…
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水やり

2008-06-03 04:37:37 | ちょっとした出来事
なんだか花付いてしまったが、また花の話になってしまう。

母が入院して、今まで水などやったこともなかった
家の周りの鉢植えに私が水をやっている。

会社から車で帰って来たその足で、すぐに駐車場にある
水道栓をひねってプラスチック製の散布器に入れて一通り
かけるのだ。

正直会社で疲れて帰ってくるので、ややおざなりになるし、
気持ちもあんまりこもっているとはいい難い。

当然時折「まあ…今日ぐらいいいか」とサボルこともあった。
そのせいか、1つ2つ枯れはじめたのである。

そんな頃、植物にも感情があって話しかけたりすると喜ぶという
ことを知ったので、気を取り直して枯れ始めた紫陽花に
「元気だせよほら水やるから」などと時折声をかけるようにした。

この紫陽花は額紫陽花で、花火のような花が咲いてなかなかきれいなのだ。

それがすっかり葉を落としていたが、いつの間にか若葉が見え始め、
メキメキと茎も伸ばし始めたのだ。そしていま二輪の花がつぼみから大きく
なり始めている。

ほかにも2~3、赤や白の花をつけ、芽吹きも盛んになっている。
こうなると俄然水のやりがいを感じて、いまはサボルことなく
日々真面目にやっているのだ。
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牡丹?シャクヤク?(Ⅱ)

2008-06-01 03:46:30 | ちょっとした出来事
わたしは牡丹が描きたかったのだが、カミさんに
一気に散ったと聞かされて、その散る姿を猛烈に
描きたいと思った。

というのも、牡丹の散るさまを詠んだ「牡丹散って打ちかさなりぬ二三片」蕪村
という名句があるのだが、ある植物に詳しい俳人がこの様子を
確認したくて、じーと見ていたそうで、やはり一気にすべての
花びらが散ってしまったという。

このことを知っていたので、是非とも描いてみたいと思ったのである。

わたしはさっそくスーパーの花屋で牡丹を購入して花瓶に生けた。
当然ながら一瞬にして花びらが散るのを目撃するためである。

その間もったいないので元気な牡丹をスケッチしつつ、散るのを
待ったのである。

もちろんだからといって、水をあげずに枯らしてしまおうとは
思わなかったので、せっせと水はやって、自然の中での散り方を
見たかったのだ。

「もう散るわよ」カミさんがせっつく、なにせ凛と咲いてたと
思った牡丹が触った瞬間に散ったものだから、気が気じゃないのだ。

わたしはそーっと触ってみた、全然びくともしない。
なんとこれが枯れてしまうまでそんな調子だったので、
釈然としない思いをしていたところ、「それシャクヤクじゃないの」
とカミさんが言い出した。ドッキリ!

実はスーパーの花売り場には店員がいなくて、見た目でかってに牡丹と
決め付けていたのだ。

そういえばいい匂いがしていたが、確か牡丹は匂わなかったような気が…。

翌日スーパーの花屋を覗いてよく見ると、「シャクヤク」と
書いてあるじゃないか。

あ~あまたやっちゃったか、と我ながらホント情けない思いだった。

致し方なく、牡丹の散るさまを想像で描いたのだが、以外や以外
身内にては、好評だったのである。

という訳で、展示後の第一作は想像の散る牡丹になったのでした。ヤレヤレ…。


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