つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

一円玉事件

2013-02-13 06:58:19 | ちょっとした出来事

たかが一円されど一円ということを、考えさせられた

事件?だった。

 

ケーキ、いわゆるスイーツというのは、けっこうデリケートで

やっと我が家の口に合ったのを見つけた店がある。

 

見つけたと言っても、せいぜい我が家のささやかな

イベント、誕生日・記念日などに買いに行く程度

であるが、一応行きつけの店なのだ。

 

というわけで、だーれかさんの記念日にケーキを

買いに行った。

 

 今回もテキトウに見繕い、会計をしようとした。

「1530円です。」店のママさんが言ったので、

まず5千円札1枚と、小銭入れが膨らみ切っていたので、

「ちょっと処理いたいので」とママさんに言って、

小銭を数え始めた。


100円玉で5枚、あと30円…と10円玉を見たら、

1枚しか見えないではないか。

後は、1円玉がザックザク…。

 

やむなく、1円玉で20枚揃えようと数え始めた。

すると、19枚で止まってしまったではないか。

計1529円、え…あと1枚1円が足りない。

しかし、小銭入れをひっくり返してもないのである。

 

すると、ママさんが「これだとあまり小銭の処理には…」

と言って笑い、「1円はサービスしますよ」と言って

4千円お釣りをくれたのだ。

 

わたしは、お言葉に甘え、苦笑いしつつ丁重にお礼を

言ってケーキ屋さんを出た。

実は、あのときわたしは1円玉を数えるのに夢中で、

計算などしてなく、後で思い出して自分にあきれたのだった。

 

つまり、わたしが出した小銭が529円と1円

足りなかったために、そのままだとお釣りが

3999円という恐ろしいことになっていたのだ。

 

わたしは、コイン26個処理できるのだが、

お釣りで最少コイン15個返ってきてしまうのである。

 

ママさんが笑うはずである。思えばこれなのだ、

この店のケーキの味わいに、魅かれてしまうのは、

この優しさがいつも潜んでいるのだ

たかが1円されど1円…つくづく思わされたのだった…。


ありがとうございました。またケーキ買わせて

いただきまーす。


つぶや句         さみだれて拾う拾わぬアルミ銭

                           issei

 

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