つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

まだまだ続いているのだ

2008-05-14 04:46:44 | 絵・まんが
刺激的な展示会が終わり、ホッと一息ついたのもつかの間
実はまだ作品展示は続いているのだ。

というのも最初に今やっているところに決まっていたのを、
友人の頼みでダブッてしまったのである。

いま展示しているところは、初めて展示させていただくところなのだが、
ギャラリー喫茶なのでほっといてもオーナーが飾りつけもしてくれ、
いつもオーナーが居るので作者が常駐する必要もないわけである。

それに展示料も3千円のコーヒーチケットを購入するだけなので、
気楽ではある。とは言っても、作品は一ヶ月間展示するので、
会社が休みの日には駆けつけている。

早速先日の休みの日に行ったのだが、我が作品が7点飾られていた。

よく見ると作品の1つは縦の作品が横に飾られ、もう1つは
額の中の絵がずれて隙間が思い切り空いているではないか。

ゲッどういう飾り方をしているんだ。と内心ムッとなった。
わたしはめったなことでは怒らないし、切れるなどということも
まあない人間であるが、やっぱり作者というのは自分の作品に関しては
かなりデリケートになるので、心穏やかではなかったのだ。

お客さんがたくさん居たので、コーヒーをすすりつつ冷静になるよう
自分をなだめた。

お客がみんな帰ったので、早速オーナーママに「あれ絵が縦になってるんだけど」
と言うと「ああ…あの作品の額の裏の飾り紐が縦になっていたので、作者の意図が
縦に飾りたいのかなあと思って」とおっしゃるので裏を見るとゲッ
確かに縦に飾るように紐が付いているではないか。

「い、いやあそういうわけでは…」わたしは慌てて横に直した。

そして絵のズレたほうを指し示すと「あら、ほんとだ」と今
気づいた風である。

これもわたしが額の裏のボードを外してきれいにセットし直して
掛け直すと途端にズルっとずれるではないか。

「ゲッ」なんと描いた紙が薄いせいか、しっかり押さえが利いてないのである。
これはセロテープを借りて裏から貼り付け、飾り直したのだ。

どれもこれも自分のミスが原因になっていたのである。

やはり初めての展示ではオーナーとのコミュニケーションの
大切さを思い知らされた日だった。ゴメンネ、オーナー。


コメント
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