メルヘン街道で宝探し

この季節には珍しく“快晴”の天気予報だったある日、友人とマールブルクという街に出かけた。
マールブルクはグリム童話で有名なグリム兄弟が通った大学がある、メルヘン街道の街だ。

この街では木組みの家と　
　　　　　　　　　　　

グリム童話にちなんだ物があちこちに見られる。

まず市庁舎の近くにある建物にへばりついたこれ。

　　　　　　　　　　　　

アップにすると分かりやすいが、なんとハエである。しかも7匹。

　　　　　　　　　　　　

　

何でハエ　と思ったが、これはグリム童話の“勇敢なちびの仕立屋”にちなんでいるらしい。この話ではちびの仕立て屋がパンにたかったハエを一撃で7匹仕留めたのだ。


そしてお城の前には赤い靴。

　　　　　　　　　　　　

シンデレラという話はグリム童話では“灰かぶり姫”というが、そこに出てくるのはガラスの靴ではなく金・銀の靴らしい。

それにしてもこれは赤だけど・・・・何故かは分からない。


こちらはそのまま“カエルの王様”。

　　　　　　　　　　　　

坂道の途中には壁からニョキッと“7匹の子ヤギ”。

　　　　　　　　　　　　

もっと探せばいろいろあるかもしれないが、この日見つけられたのはこれだけ。
なんだか街歩きをしながら宝探しをしているようで面白かった


グリムに関係ない所では、スパイダーマン。

　　　　　　　　　　　

イリオモテヤマネコ

　　　　　　　　　　　

ではなく、木に登っていた普通の猫。

　　　　　　　　　　　

フラッシュが光ると天然記念物みたいに見えるから不思議。


最近は毎日こんなにどんよりした空が続いている。
それでもこの日、天気予報は最後まで快晴と言い続けた。

天気予報すら間違いを認めないとは・・・・さすがドイツ。






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