先日、ドイツ人の友人のお母さんのお墓に一緒に行きました。
ドイツのお墓というのはこんな風で、森の中にあったりして全然怖い感じがしません。
綺麗に手入れされ、静かに故人が眠っているんだなぁと思いながら見ていると、ところどころに造花が飾ってあるお墓がありました。
「造花をお墓に飾るなんてひどいものだ。」という友人。
確かに明らかに自然のものではない色合いで、遠目にも歴然と違いが分かります。
もしかすると休暇で3週間とか留守にするから造花にしたのかもしれませんが、やはりどこか寂しい感じがしました。
そしてお墓の上に緑色の紙が貼ってある区画がありました。
ドイツのお墓はたいてい20年契約で、その後は更にお金を払って延長するか、延長しない場合は立退きになるそうです。
緑の紙はその期限が迫っていることを知らせるものでした。
死んでまで安住の地を追い出されるのか・・・・。
その時はなんだか世知辛いなと思ったのですが、家族の負担を考えるとそれもまたドイツらしい合理的なシステムなのかもしれません。
子供どころか親戚が誰もドイツにいない私達は、死んだ時どうしたらいいのだろう。
夫の定年後は日本に移住したいと今は思っているけれど、それまでに何が起こるか分からないし、どちらが先に逝くか分からない。
その為にできる準備と覚悟はしておかないと・・・と、今更ながら思いました。
写真は去年の11月に別の墓地で撮ったもの。 お墓の写真には抵抗があったのですが、ドイツ人に言わせると「何も問題ないわよ。」ということだったので、撮らせてもらいました。
この写真の「松飾り」のような物はお墓に備える専用のお花です。ドイツでは11月2日が死者の日と呼ばれ、その頃に出回るこういったアレンジメントを持ってお墓参りするのだそうです。 初めて見た時は「ドイツにもお正月の松飾りがあるんだ!」と勘違いしてしまいました
今の季節はひまわりや菊やグラジオラスなんかが飾られ、もっと色とりどりで全然印象が違いますし、森の中なのでリスが走り回ったりしています。
お墓参りでなくてもふらっと散歩に行く、そんな場所がドイツのお墓なのです。
ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村
ドイツのお墓というのはこんな風で、森の中にあったりして全然怖い感じがしません。
綺麗に手入れされ、静かに故人が眠っているんだなぁと思いながら見ていると、ところどころに造花が飾ってあるお墓がありました。
「造花をお墓に飾るなんてひどいものだ。」という友人。
確かに明らかに自然のものではない色合いで、遠目にも歴然と違いが分かります。
もしかすると休暇で3週間とか留守にするから造花にしたのかもしれませんが、やはりどこか寂しい感じがしました。
そしてお墓の上に緑色の紙が貼ってある区画がありました。
ドイツのお墓はたいてい20年契約で、その後は更にお金を払って延長するか、延長しない場合は立退きになるそうです。
緑の紙はその期限が迫っていることを知らせるものでした。
死んでまで安住の地を追い出されるのか・・・・。
その時はなんだか世知辛いなと思ったのですが、家族の負担を考えるとそれもまたドイツらしい合理的なシステムなのかもしれません。
子供どころか親戚が誰もドイツにいない私達は、死んだ時どうしたらいいのだろう。
夫の定年後は日本に移住したいと今は思っているけれど、それまでに何が起こるか分からないし、どちらが先に逝くか分からない。
その為にできる準備と覚悟はしておかないと・・・と、今更ながら思いました。
写真は去年の11月に別の墓地で撮ったもの。 お墓の写真には抵抗があったのですが、ドイツ人に言わせると「何も問題ないわよ。」ということだったので、撮らせてもらいました。
この写真の「松飾り」のような物はお墓に備える専用のお花です。ドイツでは11月2日が死者の日と呼ばれ、その頃に出回るこういったアレンジメントを持ってお墓参りするのだそうです。 初めて見た時は「ドイツにもお正月の松飾りがあるんだ!」と勘違いしてしまいました
今の季節はひまわりや菊やグラジオラスなんかが飾られ、もっと色とりどりで全然印象が違いますし、森の中なのでリスが走り回ったりしています。
お墓参りでなくてもふらっと散歩に行く、そんな場所がドイツのお墓なのです。
ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村
神奈川県 在住の ドイツ 大好き
とくに クリスマス市、小さな町、花のデザインなど
ツアーではありますが 10年(間にオーストリア、チェコに浮気)
クリスマスシーズン 行ってました
今年も 予定し 今から 自由日の 電車に乗っての 町探し中
wine Pauseの ブログを 拝見することに、、、。
花 の 仕事なもんで 今回 の 墓地の 話も 良かったです。
また 読ませて 頂きますっ。。
コメントありがとうございます。
ドイツが大好きとは、嬉しいです。
10年も来られているなら、クリスマスマーケットはもうたくさん回られたんでしょうね。
お花の仕事は素敵な仕事ですね。
ドイツにいると日本より花が身近な感じがします。
安くて買いやすいのもありますが。
不定期な更新ですが、私のブログが少しでも何かのお役に立てれば幸いです。
是非またお越しください
我が家も実家は遠いので、いずれ無縁仏になる恐れがあります。
日本人はお骨を大事に考えますが、欧米人はお骨より魂を大事にするのでお墓はレンタルで良いとのことを聞いたことがあります。
私もどちらかと言えば欧米感覚ですから、20年経って墓守がいなくなったら掘り起こされてもいいと思います。
ドイツの森か公園のようなお墓もいいですね。
20年たったら千の風になるのもいいなあ、、
日本とはやはり考え方の違いがあるのでしょうね…
先祖、魂、お骨、いろいろ考え合わせると、私は日本的なのかもしれません。
っていうより、なんと言うか…自分のことはまだ考えていないし、ご先祖様のことは今までの慣習みたいなものに疑問を持ったことがないというか^^;
リスが走り回る、お花が香る墓地…
ちょっと羨ましいかな…日本の墓地は狭いもの^^;
お墓の環境で言えばドイツの方が広々としてるし、森の中でゆっくり休めそうです。
でも海が見える所がいいとか、人それぞれ考え方がありますもんね。
私自身はやっぱりお墓は不要で、散骨して欲しいです。
日本は先祖代々の墓なので、止め時がなくてある意味大変ですよね。
初めてドイツでお墓を見た時は一瞬分かりませんでした。
あまりにも明るく華やかな印象だったので。
日本でもお花を飾るのに、受ける印象は全く違いますね。
こちらはまだ土葬も多いので、その都合もあって一区画が大きいのでしょうね。
ドイツのお墓なら小さい子供も嫌がらずに来れると思います。