eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

短い季節をつかまえて

2012-09-01 15:56:11 | 日常
今年は異常に暑かったドイツも、ここ最近はめっきり涼しくなった。
うかうかしていると、気づかないうちに秋が過ぎ去り、長~く暗~い冬がやってくる

秋は好きな季節なのに、そうはさせるか
というわけで、今年は気合を入れて秋を見張っている。

久しぶりにマルクト(朝市)に行ったら、秋の風物詩がいっぱいだった。

まず目に入ったのは、フェダーヴァイサーのスタンド。

フェダーヴァイサーというのは発酵途中のワインで、アルコール分はしっかりあるけど味はぶどうジュースという飲み物なのだ。

ワインはほんの少ししか飲めない私も、これなら飲みやすいので毎年出るのを心待ちにしている。
ドイツ人にもファンが多いようで、この日も沢山の人で賑わっていた。


お花屋さんのリースもすっかり秋の色あい。

ほおずきがとても鮮やかだった。


そしてこの時期限定のかぼちゃ屋さん。

ほとんどの店が野菜全般なのに、ここはかぼちゃのみを扱っていて秋にしかいない。
私のお目当ては前列右から2番目の“Sweet Mama”。
一番右端のは“Hokkaido”と言う名前で、いかにも日本のかぼちゃという名前なのだが、実際は皮もオレンジ色だしホクホク感がない。

その点“Sweet Mama”は、日本のかぼちゃそのものなのだ
値段もkgあたり1.5ユーロなので、そんなに高くない。

早速家に帰って調理。

あっという間に、かぼちゃの煮つけが完成。


夫がドイツに来た頃(20年ちょっと前)は、日本風の物などほとんど手に入らなかったらしいが、ここ数年でいろいろと出回るようになったようだ。
遠くにいても日本を感じられる幸せを噛み締めながら、ゆっくりと味わおう