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eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

本物の“和”

2012-08-26 08:12:38 | お店情報
先日友人と一緒にフランクフルトに出かけた。
ランチは友人お勧めのIWASEさんへ。

私の頂いたお寿司
友人は幕の内弁当

ネタは新鮮で、もちろんウマウマ
どちらもお値段は15ユーロでお茶は無料。
ドイツには日本人以外のアジア人経営の“なんちゃって寿司屋”さんが多い中、ここは本物だ

オーナーと女性の店員さんは日本人なので、まるで日本にいるかのような錯覚に陥る。
友人は既に何回も来ているので、オーナーとも顔見知り。
カウンター越しに少しお話させてもらったら、珍しい物を見せて頂いた。液体柚子胡椒の“ユズスコ”。
「何にでも合うけど、これをうどんのつゆにちょっと垂らすとまた美味しいんですよ。」と言いながらおつゆをわざわざ持ってきて下さった。

「美味し~い
2人で絶叫してしまうほどの美味しさ。
しかしこれ、日本でもスーパーなどで買えるものではなく“お取り寄せ”らしい。
私も一度ネットで見たことがあったが、まさかドイツで味わえるとは思わなかった。

その後は日本人にも大人気のカフェ Siesmayerへ。
ここは日本人のパティシエがいるとか(いたとか)で、日本と近いケーキが味わえるらしい。

抹茶を使ったケーキもあるのだが、残り一つを目の前でさらわれた為、私は桃のタルト友人はイチゴのケーキを選択
見た目は小ぶりで綺麗で、お値段も4ユーロ以上と日本に近いのだが、どちらもちょっと甘すぎた。
たまたま選んだのが、甘いケーキだったのだろうか・・・。
期待が大きかっただけに、ちょっとがっかり

後日、夫とテレビでアメリカのドラマを見ていてビックリ

~チャイナドレス風の着物を着た外人の芸者が、温泉でマッサージをする~ 

というシーンがあったのだ。
あまりのおかしさに2人で失笑。
なぜかその芸者のシーンだけは外人のおかしな日本語のままで、字幕さえも付けられていない。

探したらスペイン語(?)版のものがあったので、興味のある方はどうぞ(芸者登場は5:01あたりからです)。




これが外人の思う日本の姿というか、芸者らしい。
どう見ても中国とミックスされたその様子は、別の国のようだ。

やはり区別がつかないのだろうな・・・。
これはこれで“別の国”だと思えば面白い

麦酒塔と養命葡萄酒

2012-08-09 13:09:50 | お店情報
エジプトからのお客様、Iさんと共に我が街のビール屋さんとワイン屋さんに行った。
そもそも、Iさんがドイツに来た目的は美味しいお酒をたくさん飲む事。
それならば・・・とお連れしたのが、まずこちら→Eisgrub-Bräu

ここはビールを作っているお店なので、新鮮なビールが飲めるし珍しい物があるのだ。
それがこちらのビールタワー。

3リットルのビールが入っていて、お値段は18.9ユーロ(1900円くらい)。
ちなみに筒の上の線まで入れると5リットルで、29.4ユーロ。

そして200mlのジョッキが12個出てくるバージョンもある。
これは黒ビールと普通のビールの半々にしてもらったが、もちろん1種類だけでも頼める。

お料理はビールに合う、豪快なドイツ料理。
中でもシュバイネハクセ(豚のすね肉のロースト)は圧巻。

いつもこうやってナイフとフォークが刺さった状態で持って来られる

外はカリカリ、中はジューシーでなかなか美味しいのだが、いかんせん大きすぎて3人でも完食できず。

近くにいたドイツ人男性3人グループは、1人1つずつこの“ハクセ”を食べ、3リットルビールを飲んでいた。
恐るべし胃袋

次の日は、夫お気に入りのワイン屋さんへ。→Michel
ここはワインの種類が多く、しかも安い。

珍しい“ハーブワイン”というのがあったので、試しに1杯だけ注文してみた。
 夫「カレーの匂いがする。」
 私「なんか薬みたい。」
 Iさん「これは養◯酒よ」←断言

パンフレットを見ると10種類以上のハーブが使われており、心臓に良いとか頭痛に効くとかいろいろ効用が書いてあった。
美味しいとは言えないが、ワインではなく薬と思って飲むにはいいかもしれない。

結局地元の白ワイン1本&ゼクト グラス2杯&ハーブワイン グラス1杯&料理2品で40ユーロ(4千円)ちょっと。
日本では考えられない値段だ

客層も若者より中高年が多く、静かにワインを楽しみたい人にはお勧め。
ただ、メニューが標準ドイツ語ではなくマインツの方言で書かれているので、少し戸惑うかもしれない。

Iさんには、「ドイツってお酒が安くて美味しくて良い所ね~」と褒めてもらった。
料理では褒められることがあまりないドイツだが、お酒に関しては自慢できるかもしれない。
私も、もうちょっとお酒が飲めたらなぁ・・・