老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

井の中の蛙

2015-09-26 11:42:05 | 俳句


井の中の蛙大海を知らず。
よくも、ブログを書いて、恥をさらしていると思い悩みつつ、今日も書いている。ほとんど日常の生活の一部になってしまったのか。脅迫観念こそないが、なぜなぜ。??・・・
しりとり俳句では色んな方とお知りあいになった。
活躍している、評論家の先生。名のある、俳句賞を受賞している方。ツイッターの世界で、日本中を牽制している方。
皆さん、お優しい。無知な井の中の私を折りにふれて、ご指導して下さる。それにつけて、ますます、穴があれば、と赤面しながら、魅力に引かれ、向学心が沸きブログのほうも止められない。。。。そこが潜在意識なのかも?


      
   
      柿の葉のかくも軽きか獺祭忌   猫髭

      コスモスはうすももいろの海となる   ラスカル

      につぽんの臍からのぞく天の川   魁仙

      秋深し木洩れ日揺れる能楽堂   てまり

      風船葛よるべなきなり竿の先   むめこ

      まづ箸がもつてのほかの三杯酢   ミミ

      秋燕や光となりし波頭   とき

      簗守りの月の大きなことを云ふ   アネモネ

      お白州に拾いし木の実陣屋跡   侘助

      をさな名で呼ばれ振り向く秋夕焼   ミーコ

      月代へ手を翳したる坂の町   菊子

      柿泥棒和尚のげんこつ三つづつ   眠兎

      動物園吼える声ある無月かな   登美子

     青栗の枝ごと触れるバスの窓   紫苑
      
      
     

沢山の方が、それぞれのしりとり句会の場で、楽しんでいる。
今、発展途上の方もいるし、すでに、出来上がっている方もいる。
私がここで、書き記すのは本意でない方もいらしゃるかもしれぬ。お許しのほど。
私はしりとり句会から、忘れていた季語が甦ることが多い。又、初めての季語もある。
皆さんのことは何も存知あげない。本名もどこに住んでいるかも。しかし生活の後ろが見えてくる。
俳句は人生の映し鏡と思う。

  





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