老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    自分の為

2019-01-21 11:38:52 | 俳句

       

 窓から見えるポストの在りどころ。

何日か前、夜中に投函に行った。不審者と思われたのか、車を止めて私をみている。

こちらも、今この時間に市役所の支所から出てきて何?、、、と車を見返す。

私が道を横切ってポストに投函するのを見届けて、車は静かに去っていった。

(黒っぽい👒に黒いちゃんちゃんこを私は羽織っていた。ま~黒づくめではあった。)

       

 そのポストに今、俳句を書いた葉書を投函して戻った。

やっぱり近くて良い。便利この上ない。僅か二~三分の往復時間。

コーラーの運転手と薬局の主人の立ち話のほうが長い。

 

 ちょっと俳句にも飽きた?昨今。

と思っていたら、テレビのニュースで「ボランティアの尾畠さん」と「三浦雄一郎さん」のニュースが流れた。

尾畠さんは、東京から自宅まで1200キロを歩いて帰るらしい。

「自分の為です。79才の年齢でどこまでやれるか挑戦です。『自分の為です』」

素晴らしい言葉、生き方。聞いていて観ていて感動をする。

片や、三浦雄一郎さん。アコンカグア登山への今回の挑戦も凄くご立派である。それが途中で断念をしたとのニュースだった。

最初から想像はついていた結果だ。

スポンサーが沢山いて、ふんだんの予算でスタッフを沢山連れての登山だ。テレビの放映権も?

ゲスの勘ぐりかも知れないが、そんな気がしてならない。ご自分の体力の限界への挑戦は決して悪くない。自分の為にの行動だけれど名誉欲が見え隠れしてならぬ。

 二人を比べてみた。考えさせられた。

 

 

 そして自分の為の俳句。飽きたって愚痴を言ってはいけないぞ。

良い句を詠もうと欲が出て、こてふりの上手そうな句を作ろう作ろうとする。

身体がまともに機能しなくなりかけた今、自分には俳句を詠む楽しみが有るということをすぐ忘れてしまう。下手でいいじゃないか。「自分の為に俳句を詠む」そんな毎日を喜ばなくてはと思った今日だ 。^~^。

 

         防寒頭巾から目を出しポストまで  (良い句だぞ~)

 

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