老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

鳥  とり 小鳥たち

2015-06-17 07:35:18 | 俳句

       
     

今 パソコンを打つ窓の近くで ほととぎす が鳴いている。
毎朝 雀に餌やりをしているから、階下だと雀が スズ、スズ と鳴いている。
夫と 「雀は チュンチュン じゃなく  スズ スズとしか聞こえないね」と話したばかり。
(わが家では雀のことは すずちゃん と呼んでいる)
まず 雀 鵯越 鵙 鶯 目白 ほととぎす 山鳩  それから烏。ひばり 石叩き。燕。
私に聞き分けができる、鳥の声はこれ位かな。
雲雀が我が家に訪れてきたことはないが、それ以外の列記 した鳥は季節、季節にはいつも窓辺で鳴いている。まだまだ 名前も声も知らぬ鳥が沢山。そう 翡翠を忘れていた。
「おい 早く 早く 翡翠 翡翠」と呼ばれて、窓辺に行く。長い嘴の青い色の翡翠が、物干し台から 何かを狙っている。カメラを構えても 鳥の動きについてゆくような良いカメラではないから、はなから 写そうとなんて思っていないが 撮れるといいな~。
まだまだ 沢山。
コガラ ヤマガラ エナガ ホオジロ   もっともっと沢山。 幸せだな~。


      
          

   ★   谺して山ほととぎすほしいまま   杉田久女

   ☆   妻が来し日の夜はかなしほととぎす   石田波郷

 波郷の句は身につまされる。結核におかされ、ああ本当に解る。私や病気を抱えている者にしか解らないと言っても 過言でないこともある。


   昨日のしりとり俳句
   🎲    萍の池五位鷺の高歩き

   🎲    影ろへる荒梅雨のビル群なりぬ

   🎲    夏の月長い睫毛の駱駝かな
 
   🎲    昔からうす紫よ布袋草

   

         




 



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