老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

     ハイク エトセトラ

2018-07-06 11:54:04 | 俳句

         

 何日か前、テレビで日本の城の事につき、石垣の最も美しい城は香川県の丸亀城だと取り上げられていた。
この写真は国道を車で走りながら撮ったもの。
城の真下から見る石垣の美しさもさりながら、遠くから見ても反り返った石垣の美しさは充分に味わうことが出来る。
今だと、緑の木がこんもりと盛り上がり、城の裏手には合歓の花も咲いていることであろう。


 城跡から遠く瀬戸大橋が見える。

        

 プレバトで、そのまんま東の句が盗作だ?云々、、、とパソコンを開くと全国版にニュースに載っていた。
人気があるんだ。

俳句は詠む人、選評をする名の通った俳人。
その関係で、商業ベースも働き、賞を執ったりもする。
〇×俳句大会と称して二句一組?千円なぞと金を集める大会もある。

俳句人口は段々と少なくなり結社の運営もむつかしそうだ。それでもって、選者は運営上投稿者が減っては困るから、どうでもよいような類句類想、盗作に近くても選をする。
うれしいな~。一句でも多く採用をされると。それでもってみんな一端の俳人になったと勘違いをする。
選者にもピンからキリがいるのを、忘れている。

悪いと云っているのではない。
私だって師と仰ぐ人は立派な俳人と信じている。

以前、結社の終刊で廃刊になった俳誌の方々が、私の属している結社に、吾こそは?と入ってきたが、全没?に耐えられずに次々と辞めたそうである。
吾こその方々は、亡くなった選者は大切に扱ってくれたが、思惑が外れ、そこらの誌友を大切に実力以上には扱ってくれた結社との違いに気づき、多分、嫌になり見切りをつけて退会をしたのであろう。そんなもんだ。師と縁を結ぶと、そこそこの才能があれば大切にして活躍の場を与えてくれるのが普通みたいだけれど、我が結社では全国的に著名な俳句賞を採ったとしても、特別扱いは決してない。

どこの師について勉強をしようが、ご縁のあった結社でいるのは、私も含め皆、みんな俳句の愛好者。

夏井いつきさんが悪いのではないと重々に承知をしている。
プレバトは面白いが、説明をやらなければ判らない句に得点をつけ、名人だ、特待生だとなると、やはりお笑い番組だ。。。昇華、消化をしきれない俳句番組だ。

 
そのまんま東氏よ!
へんな記事で公けのパソコン使うなよ!
良い師を選んで、誰が読んでも解る句を作れ!

天守閣から、讃岐平野、瀬戸内海を眺めていると、なんだお前は小さな人間だ、俳句なぞにうつつをぬかして、針の孔から世間を見ているぞ、もっと大らかな人間になれと風に囁かれた。


      🍒     風涼し午報の太鼓鳴る城下

      🍒     三の丸跡刈り草を山積に  


      





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«       沈思黙考 | トップ |      彦星さん織姫さん... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うっ! ()
2018-07-07 15:02:52
大雨が降っているというニュースがあったので心配して来てみました。
記事はかなり氾濫状態ですが、葉さんが元気で何よりです(*^^*)ポッ
みんなが思っていることをはっきり言ってくれますねヾ( ̄o ̄;)オイオイ
雨はまだ続くみたいなのでくれぐれもお大事に。
返信する
困ってる ()
2018-07-07 17:07:08
俳句ができないから、八つ当たり気味か?

そう。

後期高齢が近づくと、怖いものがなくなる。
歯(入れ歯)に衣を着せなくなる。

シニアのブログにしようと考えている。

若いと思っていても、みんな、そのうち婆になって、足腰と頭が悪くなるよ。
その内、今の私が言っていたことが全て真実を突いていたと思い知るぞ、ェヘヘヘヘ~(*´ω`*)

返信する

コメントを投稿