老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

お中日が雨の記憶は、、、

2022-09-22 21:46:07 | 老人日記
    

父祖の墓地の傍らに咲いている芙蓉の花。

昨夜は夢の中に義母が現れた。
お墓詣りが颱風の影響で一日延ばしになっていた。
少し気がかりだった。

朝、窓から見た空は青く、ラジオの天気予報は空が崩れると言っていたが、青空を目にしたものだから、隣の県までの墓参を決行した。

さぬきから峠を越えて阿波へ。
天気予報どおり、一寸先見えぬ激しい雨になった。

夜と雨は運転を控えている連れ合いが、こんな雨の中を走るのは幾年ぶりだろう、、、と。

墓地に着いた時は、幸いに雨が小降りに。

芙蓉が雨に打たれて花にかかった
雨粒がキラキラとして綺麗だ。

     

颱風の中でも、お詣りができて良かったと思った。

     

お彼岸の、お中日が雨、、って記憶は無い。
雪の精のような白い芙蓉。墓地にあって落ちつく花だ。

     @    台風一過墓地の供花吹き飛ばし

     @    秋黴雨墓標は黒々鎭もりて

     @    本降りの雨なり秋のお中日


かってこんな句を

     @    背ナに目のある母の墓洗ひけり

     @    母の名で声かけられる墓参かな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする