老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

白蓮に月

2022-03-16 09:08:40 | 日々是好日

散歩の帰り見つけた。

遠くから白蓮の花が見えた。

   

タダノの玄関の前庭に咲いている白蓮だった。
断りもなしに、開け放された門を入り、白蓮の花の元に。

お月さまが出ている。

こんな景色に出会ったしあわせも、散歩のおかげ。
(タダノは日本を代表するクレーンを作っている一部上場企業。ここは高松本社)



夕方、4時。
気の向くまま散歩に。
いつもと反対方向に国道を横切り、菜の花が咲いていることを思い出した。

そこはタダノの工場の裏に隣接をした、静かな畑の風景がある。

菜の花の盛り?
菜の花?白菜やら他の冬菜?茎立ちの畑。
辺り一面、甘い香りが漂っている。



二両仕立の列車が来る。
電化をしていない高徳線。屋島が望めるのんびりとした田舎の景。
好きだ。

思いついて、散歩に来て良かった。

蕪村の句で一番に好きな句は

   🌔     菜の花や月は東に日は西に

一番に浮かぶくる今日の景。

そして
「菜の花ばたに いり日うすれ 見渡す山の端 霞ふかし、、、、」
誰はばかることなく口づさみながら散歩。

帰りに見つけたのが、辛夷が咲くタダノだった。


しりとり俳句。

「囀り」をつなぐ。
    🌱    囀や切り株に置く頭陀袋

「石段」をつなぐ。
    🐞    手をひかれ石段のぼる風車





コメント
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