老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   世間を狭くしているのは、、、

2019-10-21 13:40:38 | 俳句

      

 

最近は老人が主体の 「サロン」に行っている。

体操教室もそこでの教室。

昨日は、100円ショップで求めてきた(指導者)花を芳香剤に張る企画だった。

私は少し秋色にまとめた。本当は地味な薔薇の花ばかりが良かったのだけれど、行くのが遅かったから、残っている花が少なく木の実擬きの飾りを貼ってお茶を濁した。決して満足はしていない。

 

さあ、この花がお気に召した人達がいて、自分の作った作品を私のところに持ってき、最後の仕上げをやってくれと集まって来た。

ゆきあたりばったりに有る材料を貼っている。落着きの無いというかセンスが無い。残っていた花を数個貼り、切ったり、取ったりして最終の仕上げを手伝った。

先生が(指導者)気を悪くしているのがひしひしと私には伝わる。

そして、ある人が私の出来損ないの作品を指さして、次はこの作に使っている花や実を揃えて下さい、、、と希望を出している。

「どこに飾るの」、、、と聞くと、「応接室か床の間」と言う。

「有り難う」と何回も言われた。聞いた。

私が着ているリメイクの服も、作り方を教えてくれと数人に頼まれた。本当は嬉しいが「お断り」

上手くいって当たり前、気にいらねば何と思われるか?自分の事は抜きにして、教えた人に責任を押し付けるのが関の山と解っているから。

「私の家に遊びに行ってもいいか?」と言う人も。、、、、「黙」

しかし楽しかった。後から参加をした私だけれど、自分がどう思われているか少し解った。

最後に「お茶しましょう?」

「待っている者がおりますから、夕食の材料を買って帰ります」

 

     ☆     澄みゆきて水であること忘れけり    櫂

     ☆     哲学者考えすぎて散る柳    櫂

 

生きることは難しい。世間を狭く、難しくしているのは自分自信かな。

 

 

 

 

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