老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

   秋祭り

2019-10-15 11:09:31 | 俳句

 

一昨日は町内の大宮八幡宮の秋祭りだった。

ぽんぽんと揚がる煙火に誘われて、ちょっと祭りの見物に。

まあ、こんなに賑やかなお祭りとは想像をしていなかった。

神社の境内に氏子代表の屋台が華やかに10基は並んでいる。

 

            お旅所は屋島の裾や小鳥くる

 

  

 

屋台のかき手のお揃いの衣裳がそれぞれに模様が美しい。祭りと云えば伊勢音頭。ここも良いが、、、少し調子が乱れていた。まことに残念だ。しかし重い屋台をかきながら、ご苦労さま。

 

           秋祭氏子となりて小半年

 

   

 

お神輿のおでまし。担なっている町内な人々が皆さんお歳を召しているけれど元気に頑張っている。 初めて見る祭りの光景に氏子としての意識がわきあがる。

 

           祭酒ぷんぷん屋台宙を舞ふ

           砂煙たてお神輿を練りきたる 

           屋島震はせちよーさじゃお神輿じゃ 

 

  

 

祭もたけなわ、合図で奉納の獅子舞いが始まった。

お獅子の衣裳は、判官九郎義経の図柄だ。

 

      

 

鉦も太鼓も佳境になった。シャープに激しく、優しく緩やかに舞う。ただ舞っているようには思えぬ。物語があり、あらすじもあり、それを知っていれば残念、もっと楽しいのにな。

 

         

 

            祭獅子舞ひ終へ父の顔となる

 

獅子の頭を脱ぐとイケメンがニコニコと出現をした。26歳のまだ青年が見事に舞い終えた。神社を守る一番近い最寄の氏子達の獅子舞の奉納だった。

 

  

 

お旅所のような?小さな場所で神事の行事を終えた神輿が本殿に戻って行く。 夕日が沈みかけて風が冷たくなってきた。(お祭りすんで日が暮れて、、、、ひばりのお祭りマンボがうかぶ)

  

        

 

屋島の祭り。それなりに、いやそれ以上の驚きがあった。かって全国の主だった祭りの見物に行った。そんな元気は今はもう無い。住んでいる町の祭りの発見!充分ではないか。


           🍎     お茶うけは生姜糖 なる新松子

             

 

 

        

 

        

 

       

 

      

          

  

      

            

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