老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    鬼の霍乱

2017-12-11 10:47:23 | 俳句

 風邪をひいた。
今日になってやっとパソコンを開くことが出来た。
風邪など何十年ぶりでひいただろうか。
他の病気は、あれこれとやったが、風邪と思える症状で寝こんだのは初めてである。

熱を計ると37度にも満たない。
食欲がなく、食べると吐き気をもよおす。欲しいと思ったカステラと牛乳を少しばかり食べただけで。
汁気の物が欲しくなり、白菜鍋に豆腐を入れ、熱いいお汁と豆腐を大根おろしで食べた。
食べ終えて5分もすると、吐き気が、、、
昨日まで、便秘をしていたお腹が、今度は下痢状態に、、、
胃と腸に熱があったらしく、しくしくと痛みは続いていた。

医者ににもかからず、安静にしておればと、ベットで過ごす。起き上がることができなかったのだ。今度は寝すぎて腰が痛くなる。
さんざんの態の3日間であったがやっとパソコンを開く気がおこった。
まあ私は普段、丈夫でないから、鬼の霍乱とは言えないが、しんだかった。苦しかった。

漱石忌で投句をしていたら、一句が特選と二句が入選に入っていた。
そして私の選をした句が、全体の中の「銀賞」に。
堂々と選評も記されていた。自分で云うのは可笑しいが、選句も実力のうちだと云われている。
選をされて、一喜一憂ばかりしていた自分もまんざら、俳句を見る目があるのか?と、、、
句会に出ないから、こんな機会が自分試しだ。

漱石忌の題詠で、猫の句が沢山でていた。付きすぎ、発想がオソマツと私は思った。選をしなければよいだけの事であるが、今まで、結社の師に傾きかけ過ぎていた俳句感から距離を置こうと思い、他の句会に参加をしてみた。
過信せず、謙虚に俳句を楽しめばよいのであると思う。

    🐇    日にゆがむ絵ガラスの窓漱石忌

 

      


 

コメント
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