はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.19 ATOM

2009-10-15 17:29:24 | 映画
長男と映画「ATOM」を観にいった。

僕などは単純なので、すぐ感動してしまうのだけれど、息子は一体どうなのだろう?そういう感動するシーンになると、じっと黙っているので、やはり感動しているのだとは思うのだけど。

映画でもコンサートでも、美術館でも、運動会でも、キャンプでも、何かイベントの後には「どう思った?」と努めて気持ちを聞くようにしている。
困ったことに最近息子は「普通」と答える。今回もそうだった。
キャリアカウンセラーのお父ちゃんとしては息子の「普通」という答えを赦すわけにはいかない。
特に何も感じなかったということはあるかも知れないが、普通と云う気持ちはないぞ。

僕などは単純なので、と書いたけれど、感動するには感動できる能力が必要だと思う。感動力とでも云おうか。感動力は自然に身についている人もいるかも知れないけれど、トレーニングして身につけるものなんだと思う。同じ映画を観て、感動できるか感動できないかの差は、人生に大きな違いを作ると思うのだ。

単純でも感動できる人間になって欲しいな、と思って毎回しつこく「どんな気持ちになった?」と聞く父であった。