前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

今がそのSOMEDAYだとしても

2017年11月20日 14時23分53秒 | 音楽
佐野元春のSOMEDAYがどこがで流れていました。

懐かしい…そう思う自分が不思議でした。
『お気に入りだった』と『懐かしい』はまた違う思いなのだなぁ。
だけど、『懐かしい』は慕わしいという良き印象を含んでいないと起こらないものではないのか?
自問自答するのであった・・・

佐野元春のSOMEDAYが慕わしいかどうか?さらに自問自答するのであった。
はっきり言っちゃうと・・?聴き取りにくいよね。
これは81年の発売というので、わたしが初めて聞いたのは高校生だったから
それから何年かたってのことで、『少し昔の歌』だと思って聴きました。
そう、昔。高校生にとってはそんな感じでした。
でも全然昔っぽくなかった。

歌詞を初めに見ていいなと思ったので、レンタルしたのですが、
何歌っているのかわからないなと、即返却した記憶があります。
歌詞ほどには音が響いてこなかったわけなのですが。

その当時佐野元春の歌い方というのは画期的だという人々もいましたし、
真似したい感じだっただろうし、今は踏襲する人もたくさん出てきただろうし
そんなに違和感を持つ人っていないでしょうね。

当時は、日本語の歌詞を洋楽のように歌うということが、
音楽をすっーと聴かせる技術の一つとして感じられていました。

歌詞に使う言葉も音として選びぬかれている感じもします。
とても良い。

SOMEDAYという言葉を覚えたはいいけれど、
そのころのわたしはいつかと言えばSOMEDAYばかりで
語るほどのone dayを持ってもいなかったから
遠い場所にいるわたしは、
こんなふうにいつか、今をいつかの日として見つめるときが来るのだろうかと
夢の一つ一つを消していっているのだろうかと
思ったのでした。

今がそのSOMEDAYだとしてもいや、もうそれすら通り過ぎている気もするけど、
この歌悪くないね・・・昔初めて聴いた時よりずっといい。
聴き取りにくいけど・・・シツコイ
いくつになっても『いつか』の思いはあり、いつかきっとと願い、夢も多少見る間は
まあいいかと思ったりしています。

福砂屋のカステラをいただいたので、インスタントではなくちゃんとコーヒーを淹れて
もう一度佐野元春のSOMEDAYを聴きました。
さあてと、これから掃除でもして気を入れなおします。
いつもの安物のカステラとインスタントコーヒーより動けそう。

いつの日かわたしは・・・・・・・


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