前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

Be My Hero / Morrissey

2008年12月13日 00時00分19秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Heaven knows I'm miserable now を最近どこかで聴いて、
それがどこでだったか思い出すのに一日かかりました。
以前、中川勝彦のことを書いた際、久々に聴いたFMライブを録音したテープでした。
それが、番組のエンディングテーマだったのか、その時だけのエンディングだったのか
それは不明ですが、MCの人が何だかんだと喋っているバックに流れていたのでした。

いやあ、スミスの二枚組みリマスター盤、一曲ごと聴くと結構いいなあって思うのですが、
これ二枚をまとめて聴くのはちょっときついわ。
何故ならおんなじ様な曲が・・・・いや、どの曲も段々おんなじ調子になっていく感じがします。

モリッシーの声、わたしの大好きなMichel Polnareff にちょっと似ている気がす
るんですが・・・Ame Calineとか歌っていた頃の声です。
http://jp.youtube.com/watch?v=yK7CCe9M08o

うーん、それと滅茶苦茶主観で、歌のうまいSteve Strange って感じもする・・・(あくまでも声のみ)。
なんかスティーブとは、おっさんに成り方もちと、似てるような、似てないような。
http://jp.youtube.com/watch?v=maKSUMBTtQQ おっさんになったスティーブ

おっさんの成り方に種類があるのかと問われれば、ある! 太ったおっさんとか、腹だけ出たおっさんとか
髪もなくなり、腹も出てとか ロマンスグレーとか、モリッシーとスティーブはおっさんの成り具合が実にいい感じ 
好みのタイプのおっさんです これ、あくまでも外見 中身は知らん

でも、おっさんになってもあんまり声が変わっていませんよね。
それに、おっさんでいることの方が似合っているし、おっさんが歌ってこそ、納得するのは何故?
説教されている気がしなくていい。おっさんおっさんうるさいって

それでもって、何気なくモリッシーのソロを 何曲かって、ほんの三曲ですが、
聴いたんですけど、断然ソロになってからの方が好きですわ。
特にAlma mattersにはやられました。すっごく好き。
http://www.lastfm.jp/music/Morrissey/_/Alma+Matters
どうってことない曲だという人もいるかもしれないけれど、心が解放されて、
心地よくなり、優しくて、癒されます。
それと、All You Need Is Me このビデオのおっさんモリッシーが好き。
http://jp.youtube.com/watch?v=ElemRKA9r1c

これから、歌詞を検索して、日々地味に訳してみようと思っています。
できることなら、誰か訳してくれてるところに遭遇できるとよいのですが。
大体、Alma mattersって何よ?almaとかラテン語かい?

でも、今の日本にモリッシーみたいな人がいたらいいのになあって、
過去の彼の発言なんかを思い起こしわたしは思っているんですけど。
人によっては逆効果だという人もいるかもしれないなあ。悪い方に作用しちゃうとね。

自分のことをダメだダメだと思って、自信を持てないまま、生きている人は一杯いますよね。
人と足並みを揃えるのが苦手な人はいますよね。
これが『人』の道だというのを、うまく歩けない人も一杯いますよね。
自分勝手といわれ、気ままでいいねといわれ、黙って微笑んでいるけど、
すごくそれに罪悪感を持って、いや、持たされて苦しくてもがいている人っていますよね。

自信なんて持たなくていいじゃない。ダメだっていいじゃない。
人気のない道を選んで歩くのが悪いとは限らないでしょ。
どうあれ、自分はこのまま生きているよ。案外堂々とね。
何にも悪いことはしてないし、誰も傷つけてはいないでしょ。
と、なぜかそんな風に言われている気持ちになります。
でも、Morrisseyは斧より強いペンを持っていて、あるいは滅茶苦茶、攻撃的かも・・・。

全く解釈は間違っているかもしれませんけど。
いい感じのおっさんになっている姿を見る限り、モリッシーは、もとい、モリッシーも正しい。
人生には色んな解答があって、そりゃあたくさんの正解があるのではないでしょうか。
80年代素通りにしてきたスミスを語る資格はないけど、
モリッシーのことを何とも魅力的な人やのうと思うことくらい許されたし。

今世紀になってから最初にあったわたしのヒーローだわ。
遅っ・・・・。四半世紀出遅れました。
さて、Morrisseyを手に入れねば・・・初めはやっぱりベスト版でしょうか?


2 コメント

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はじめまして (ワンダ)
2008-12-13 23:58:04
初めまして、検索サイトから偶然拝見して書き込みさせていただきます。

私は残念ながらThe Smithsをリアルタイムで聴くことはできませんでしたが、ここ数年ずっとモリシーを聴いて過ごしています。Alma Mattersは良い曲ですよね。大好きです。

ソロのアルバムをどれから聴こうか迷っておられるとのことで、本来なら「1stアルバムViva Hateから順番に!」とお勧めするのがいいのかもしれませんが、Alma Mattersがお好きなら、同じ作曲者(アラン・ホワイト)が佳曲を提供している「Vauxhall & I」はいかがでしょうか? しっとりとしたアルバムで、聴けば聴くほど心に深く入っていくような作品です。
それと、モリシーのアグレッシブなライブが堪能でき「るBeethoven Was Deaf」も好きな作品です。
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ありがとう ワンダさん (はちみつ)
2008-12-14 01:24:18
ワンダさんはじめまして。
Alma Matters本当に大好きです。

Morrisseyファンには、おっさん呼ばわりして、気分の悪いことを書いていたかもしれないのに、
うれしいコメントでした。本当にありがとうございます。

早速、Vauxhall & I 聴いてみることにします。
作曲家のことなど考えてもみませんでした。

年も年なので、おっしゃるような、しっとりとして、聴けば聴くほど・・・ということが、
とても重要なポイントなのです。

Beethoven Was Deaf ライブ盤でしょうか?
自分がそこにいないからという、嫉妬心から(笑)ライブ盤は苦手なのですが、
Morrisseyなら、そこにいないわたしも平等に扱ってくれそうな気がします。

わたしの場合はThe Smithsを、リアルタイムに聴く機会があったにもかかわらず、
聴かなかったので、本当に勿体無かったと思っているのですが、
今は過去に素敵な音楽を探しに行くことを楽しんでいます。

Vauxhall & I が今年の最後の一枚になりそうです。また感想なども書きたいと思います。




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