山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

やまのたからもの

2014年04月13日 | 食品・材料・料理


N○Kの朝ドラマのなかにも出てきた「たんぽぽこーひー」。

見た目や風味がコーヒーと似ていることから名前が付けられていますが、カフェインは含んでいないノンカフェイン飲料です。。

話によると、母乳の出を良くし乳質の改善効果、タンポポの利尿作用、胃や肝臓の機能向上、冷え性や便秘の改善、さらには男の悩みの種である薄毛対策にタンポポの根が発毛・育毛作用もなると。


たんぽぽコーヒーの作り方

収穫したタンポポの根の泥を落として丁寧に洗ってから、乾燥させるために天日干しさせす。

乾燥しきったタンポポの根に火を通して煎るという焙煎作業をして、冷めてからミキサーなどで細かく砕いて粉状にします。


ティーバックに入れお湯を注ぐだけとか。

味は、ほうじ茶のような味?

コーヒーと似ているのは、色だけのよう。


色々な効能があるタンポポコーヒーですが、毛包を構造的に強くする3つのタンパク質の生産性を高める作用があると言うこの効能に一番反応してしまうじぃじぃでした。

伝統の承継

2014年04月12日 | 農業


先日取ってきたシイタケさんを天日干しにしました。

生を食べましたが、一度に食べるには限度があります。

保存するには、干しシイタケにするのが一番です。

味の面から見ても栄養の面から見ても乾燥過程で、香りやうまみの成分(グアニル酸)が作られるため干しシイタケの方が美味しいのです。

これは、山での師匠の教え。

「干しておけば、お天とさんが美味しくしてくれる。干して保存したら年中食べる事が出来る。災害があっても大丈夫。」と。


インターネットで調べると、

ビタミンDの含有量は、生の時の10倍。

ビタミンDと言えば、歯や骨を丈夫にするだけでなく、脳神経の発育にも欠かせない物質です。

フィトステリンというコレステロールの沈着を防ぐ成分が含まれていたり、ビタミンB12、エリタデニンといった、血圧を下げる働きをする成分が含まれています。

かさの部分に多いエリタデニンは、肝臓のコレステロール代謝を促進させるので、血液中のコレステロールが増えすぎるのを抑制します。

昔から風邪の妙薬としても知られていました。

咳や痰が出て、熱があるときには、しいたけと氷砂糖を煎じたものを飲むと、熱が下がり、咳も楽になります。

不眠や神経過敏などで悩んでいるいる人は、寝る前にしいたけ酒を作って飲むことをお勧めします。

サッとあぶった生しいたけを1枚を、お燗したお酒に浮かべて飲みます。

お酒の飲めない人は、刻んだ干ししいたけに熱湯を注いで、お茶がわりに飲むと良いでしょう。

とありました。


良いものづくしの干しシイタケさん。

我が家では、柄の部分も干してミキサーにかけて粉末にし、みそ汁やシイタケ茶にと。


昔の人は、経験的にいろいろなことを知っていたんですね。

誰にでも簡単に出来き良いですね。

やっぱり多くの人に伝えていかなくては。

風にも負けず、乾燥にも負けず

2014年04月11日 | 農業


昨日、母と一緒に行った畑でのことです。

私は、ヤマイモの種イモを植えていたのですが、母があるものを見つけました。

そうこれです。

可愛いでしょ。

「ごぼう」さんです。

今年種を蒔いたもの?でなく、種を取るためにギリギリまで残していたため種がこぼれたものなんです。

厳しい冬を過ごし、風が強く乾燥しやすい砂地で生きながらえてきたものです。

自然の生命力を感じます。

秋の収穫時期が楽しみです。


元気です!

2014年04月10日 | 高齢者


朝起きた時、「起きる事が出来ない。」と言っていた母。

昨年末に連れ添いが亡くなり、どうなるかと思っていましたが、女は強し!

「自分が世話をしないといけない。」と言う呪縛から解放されたのか、今までよりも元気になったように思っていたのに・・・。

「もう、出来ない・・・。」と弱気な言葉も。

「やりたい事をやったら。」と言うと、「花を見たり、世話をしたい」。

畑に行く用事があり、早速一緒に行くことに。

着いた時、早速座り込んで何か始めました。

よもぎを見つけたのです。

「軟らかい先端のみ取ったらよいのよ。」と言いながら、草を置いている取りにくい場所で採取しています。

「物の陰のよもぎは軟らかいんよ。」と。

「畑仕事はしたことがない。」と、言っていたが、さすがに年の功。

あかちゃんのはだざわり!

2014年04月09日 | 食品・材料・料理


先日、もち米を水に浸し、ミルでドロドロに、さらに絞り天日干しに。

乾燥したものを、再度ミルに掛け、もっと細かくします。

そして、もう一度天日干しに。

今までは、ここで終了していましたが、今回は、ここでふるいに掛けました。

で、出来たのがこの写真。



指で触ってみると、それまでは、ちょっと「ザラザラ」感がありました。

今回は、さすがに違います。

多少、感じますが、今までとは格段の差です。

これで作った白玉粉のぜんざいがたべた~い!

さて、どうやってたべるかな?

2014年04月08日 | 食品・材料・料理


昨日のワラビですが、このようなものになりました。

と言ってもちょっと良く分かりませんね~。


いつもは、ワラビを煮て卵とじなのですが、ちょっと目先を変えてと調べてみました。


まず、ご飯の上は?

いわゆる「わらびのなめろう」です。

灰汁をぬいてから、細かく切り包丁でたたきネバネバ状態に。

この中に、味噌と砂糖を加えていきます。

食べた食感は、ヤマイモのよう。

調味料は目分量で「えいや~!」でしたため微妙にな味加減に。

もう少し、分量の調整が必要かな?


右側のワラビは?

あく抜き後に、触感を残すために軽くゆでます。

茹でたら、冷水で冷まします。

後は、刺身醤油でワサビを添えて食します。

いわゆる「ワラビの刺身」です。

これは、素材の味と醤油のコラボです。

これはいくらでもいけそう。

飲めない私ですが、ちょっとお酒と一緒に食べてもOK.


これから、ワラビが取れたら色々挑戦してみなければ。

わらび

2014年04月07日 | 食品・材料・料理
山でもこの暖かさで山菜が芽を吹いています。

このワラビもそうです。

先日草刈りをしていた斜面に生えていました。

一握りですが。


早速あく抜きをと思ったのですが、重層はなし、灰汁もなし。

困ったと思ったのですが、ちょっと思いついたのが、「焼きスクモ」。

灰は灰。

何とかなる?



灰汁はアルカリだから同じですものね。

だが、量が分からない。

感覚的に一握りの「焼きスクモ」をボールに入れ、熱湯を入れる。



結果はいかに。


第4弾!

2014年04月05日 | 工作


孫が今年になり段ボール工作を始めました。

第1弾 ⇒ ガチャガチャ

第2弾 ⇒ 自動販売機

第3弾 ⇒ ワニの貯金箱

第4弾 ⇒ ???

じつは、「お金がない。」と言う話から、「ATMにはお金がいっぱいあるよ。」となり、作ることになったんです。

これ分かります?

そう、暗証番号や金額を入力するボタンを製造中。

位置が本物とは違う?

気にしなくて良いそうです。

彼には色々考えて変更したようです。

しい新型ATMはどのようになるのかな?

春の味覚

2014年04月04日 | 農業


先日山に行ってから早10日余り。

前回の時の椎茸さんは、今年出始めで原木は既に寿命が・・・。

今日の収穫したものは、一昨年種付けした新しい原木の椎茸さんです。

さすがに新しい原木です。

茎も太く、傘の厚みが違います。

厚みも5cm近くあります。

何と言っても重量が違います。


炭火で焼きたかったのですが、残念ながらトースターで焼きました。

味付けは?

奥は、厳選した「塩」で、パクリ。

「う~ん!」と一言。

後が出ない。


私は、「ポン酢」でパクリ。

「う~ん、う・ま・い」


「奥さん、どう?」と言うと、「言わなくても分かっているでしょ。」

はい、はい、はい。

解説します。

「おいしい~い!味が濃いい。歯ごたえが良く、風味抜群。塩味はシンプルだけど素材が良いから言うこと無し。」

お宮参り

2014年04月03日 | まご
孫の二姫が生まれて1ヶ月あまり。

晴天に恵まれた昨日、お宮参りに行ってきました。



由来を調べると、

お宮参りは古来「産土(うぶすな)詣り」と呼ばれ、子供の誕生を産土の神に感謝し、その子の成長を祈願したという故事に由来しています。

また、かつてはお産が汚れたものだと考えられていたため、別名「忌み明けの祝い」ともいい、産婦の忌み明けと子供の氏子入りの儀式とを兼ねていました。

今日のように「お宮参り」というようになったのは、室町時代からだといわれています。

当時は色直し(お産のあとの日常生活にもどる)のあとの吉日を選び、母子揃ってその家の氏神様に詣り、子供の氏子入りをすませました。

江戸時代になると、庶民の間でも親戚や知人宅へお宮参りの報告と挨拶に伺う習慣が生まれました。

母子とも産後の肥立ちよく、里方から婚家へ帰ってくるのがちょうど産後一ヶ月ころ。

この時期をさかいに生まれた子供は婚家のものとなり、婚家の氏神の氏子入りをする、このけじめの儀が宮参りです。

宮参りの時、婚家の母姑が生まれた子供を抱くのは、子供が婚家のものであることを誇示した名残りです。

とありました。



娘が嫁いだ先は、男ばかりの家族。

女性は、お母さんだけで、娘が嫁いでからは、「家族に新しい娘ができた。」と喜んでいただいたものです。

その後、子供を出産するもさすがに男系家族、一男に二男。

次は、「また男の子」かと二の足を踏んでいた夫婦でしたが、「やはり姫が欲しい。」と誕生したのが、昨日の主役の二姫です。

おじいさん、おばあさんにとっては、初めての女の子との生活。

もう、楽しくて、楽しくて、仕方ないよう。

「目に入れても痛くない。」まさにこのことのようです。

ぜんざいが欲しくなる・・・

2014年04月02日 | 食品・材料・料理
先日は、もち米を使っての「米飴」作りを行いました。

この米飴は、孫たちが大好きで作った端から無くなっていきます。

米飴作りは次回として、今回は「白玉粉」作りを行いました。


準備するものは?



材料は、もち米と水。

道具は、ミキサー・計量器・濾し布・平鍋・バット


まず、もち米を良く洗い一昼夜水に浸します。

もち米と水をミキサーに入れ粉砕します。



ドロドロの状態になったら、袋へ入れていきます。



袋に詰めたら水を切ります。



上部から吊るし、さらに手で硬く絞ります。

ある程度絞れたら、細かくしながらバットに薄く蒔き乾燥させます。

これで完全に乾燥したら出来上がり。

ペットボトルに入れて保存します。


かなり乾燥しましたが、まだ少し湿っています。



明日、明後日と天気が続くようなので何とかものになりそうです。

白玉粉が出来たら何を作るかな?