実は先週の話になるのだが、茅葺きのシンポジウムの資料にしようと、八幡のけんぞの家を見に行った。結局は資料にもならなくて、その足で玉簾の滝に向かう事になったのだが。
ここ最近は、冬にしか訪れていなかったから、橋が出来ていたのは知っていたが、新しい道路があったのには驚いた。それでも旧道を歩く。
ひぐらしの蝉の声を聞きながらの山道歩きは心地よい。ただしヤブ蚊に追いかけられるのは閉口する。
鳥居をくぐる時には、端を通ること。今日は改めて神社にお参りした。
神社の横を通り抜けると、滝が見えてきた。涼しさを求めての人が多い。
滝壺には虹が出ていた。
ヤブ蚊に追い立てられて、帰りの道を急ぐ。
途中から新しい道路を歩いてみた。
ヤマユリが風に揺れていた。
3色のカンゾウの花が咲いていた。これは黄色。
これは普通のオレンジ。その他にもピンクがあったのだが、残念ながら丁度枯れた所だった。
玉簾の滝の駐車場には、産直も出ていて、ここで平べったいインゲン豆と、鳥海山の湧き水を買った。せっかく鳥海山の麓に来たのだもの、ジュースやお茶ではなく、水が美味いだろうと判断したからだ。
http://nihonsakurasou.n-da.jp/e78299.html
なにを言いたいかといいますと、現在の玉簾の滝は、滝壺を覆う左岸壁を人為的に撤去して全貌を現しているということです。滝の名前の由来である地形を人為的に変更して観光利用しているということを知っておいてください。私のような偏屈者ではない限り主張する者がおらず忘却されそうで、恐ろしく感じます。
前の川の河床もコンクリート張りで、石はコンクリートに埋め込まれているのですから。
冬の時期に地元の方から、滝の途中に不動明王像が置かれていると説明を受けました。教えて貰うのですが、私には滝が邪魔でなかなか見えませんでしたけど。その不動明王から見て滝が玉簾になったとも言われているようですね。
御嶽神社も地域の人達から大事にされているようですし、一応乗り入れは禁止されていますが、新しい道路は舗装もされています。意見は様々あるでしょうが、観光化されるのも、私には有り難いかなと思います。ここへ向かう大きな道路と駐車場も、有り難いなと思いました。
金魚葉椿、数日前偶然TVで拝見しました。なるほど葉の先が変わっているんですね。普段室内で水生動物を飼っていると、どうしても横から見るのが当たり前になっていますね。この葉は上から見たものでしょう。
前の川って、日光川の事でしょうか。
滝壺を見ようとして周囲を覆っている崖の内側に入り込むと大変な爆風で呼吸ができなく、後向きになるか真上を見ることしかできませんでした。そして上を見上げると青い空に雨粒のような雫の飛沫がキラキラと輝いて見えたので「まさに玉簾!」と感じました。
滝壺を覆っていた崖を撤去したので爆風現象は起きなくなり、飛沫が玉簾のように舞う姿は見られなくなりました。
前の川もきっと手直ししているんでしょうね。川に沿って新しい道路(確か舗装)が出来ていましたが、歩かれましたか?あの道路は、関係者が神社の手前まで車を入れる為かなとも思います。
前の川の河床はコンクリートで、コンクリートに石を埋め込んでいるだけの、用水路ですよ。滝も川も人工物なので、神社の手前まで車を入れたら、もっと便利になって観光客が喜ぶのではないでしょうか。
修験場である滝をそのままにすれば、マニヤは喜ぶと思いますが、そう毎年やってくるとは思えません。ライトアップや雪灯籠祭りを開催して、近隣からも人を呼ぶ事も、さくらさんの意に反することなのでしょう。私にはこの神社も滝も地元の方々から大事にされているなと感じているので、間違った時には訂正しながらも愛されてと思います。用水路になっていると言う前の川も、今度もう一度自分の目で確かめたいと思います。
神社の前までの道路は、車を置く場所がないので、通したらめちゃめちゃになりますね。