2020年東京オリンピックのエンブレムのデザインが盗作では無いかと噂されている。左からベルギーの劇場のロゴ。真ん中がスペイン・バルセロナのデザイン事務所Hey Studioの作品 rebuild japanで、東日本大震災時寄付を集める壁紙としてデザインされた物。右側が今回のエンブレムである。 盗作云々より先に、ネットでは何故こんな色のデザインなのと言う意見が多かった。まるで日の丸を弔旗にしたようだと言うのである。そうか喪旗なのか、その違和感は確かにある。華やかな催しのエンブレムとしては、地味すぎるのである。
私は日本らしいデザインが良いと思っていて、右側のオリンピック招致の時の「花がデザインされている物」がそのまま使用されるとばかり思っていた。このエンブレムなら良いなと思っていた。幻の1940年の東京オリンピックもいいが、1964年のオリンピックは、まさしく日本で開催される意気込みが伝わってくる。
せっかく載せてくれた方がいたので
残念なデザインでがっくりなんだって。
良いデザインは、理屈では無く人に伝える力を持っている。エンブレムではないが、長野の冬季オリンピックの時、選手団が着ているコートのデザインが良いと、一般市民から注文が殺到し、手に入るのは1年待ちになった記憶がある。
さて、2020東京オリンピックのデザインで論議を醸し出しているのは国立競技場の他に、ボランティアの案内の方々が着るユニフォームがある。あれを着たい買いたいとする人はいるのだろうか。見た瞬間、一応にダサイと言う。この違和感は何だろうと思ったら、こんな画像が手に入った。
そうか、そうだったのか。
誘致の時の花のは、契約上使えないらしいんですね。
新たに決める必要があるのだそうですが、本当に何もかも無駄使いしているように見えます。
ボランティアの制服の値段も驚く価格ですし、そんな高く設定した価格は、もしかして某国のオリンピックに横流しされているのではと危惧しています。