無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

第16回全国道づくり女性団体交流会議

2020-01-27 10:51:40 | 建築・都市・港

この会議に参加するようになって14年が経つ。途中大雪の為に庄内空港で解散する羽目になった事を除いて、13回ほど参加した。
殆どは東京会場だったが、一度福島県の大熊(福島第一原発がある所)で開催されたことがあり、大熊の子供達の元気な姿を見ることが出来た。2011.3.11前の出来事である。

この会が開かれるようになった事の一因に、道路特定財源問題がある。コンクリートから人へと言われ、道路は造れなくなると危惧し、集会並びにデモを行った。そのデモで、地味な服装では全国から集まった女性達に負けると、どぎついピンク色のジャンバーを誂えて貰ったのである。

会長と事務局は3年毎に交代する。3年間頑張って頂いたのは、青森県の下北の女性の皆さんである。

基調講演は、道路局長の池田豊人氏である。スクリーンを見ながら右手からの講演であった為に、写真は他の人と被って撮れなかった。
「人生100年時代、道路は200km/年の速さで出来ている。道路は10年あれば出来る。」の言葉に、会場からはええ~~っ!と複雑な響めきが。皆さんそんな速さでは出来ない事は知っている。

来賓がお帰りにならない内にと参加者全員での写真撮影の後、各団体からの意見発表が行われた。例年よりも参加人数が多いが、てきぱきとした運営のお陰でスムーズに事が進む。

道路が出来た所から参加者は来なくなる。一時12組まで減った年があった。2013.2の交流会議

現在は当初の頃に戻ったのではと思う程、人数が増えている。

各団体からの資料(勿論、渡さない団体もある)とお土産。事務局に当たった青森は大変だなと思う。
一時、事務局を酒田で引き受けないかと打診されたこともあったが、会員人数と事務局(酒田市役所)の負担を思うと首を縦には振れなかった。

会場費が含まれているのかは定かではないが、2500円の昼のお弁当。山形若しくは酒田でも半額以下で提供できると思う。酒田産業会館前の五郎兵衛食堂なら、もっと品数が多くて、ワンコイン(500円)だぞ。消費税増税以後、行ってないけど。

午後になって、野田聖子代議士がサプライズで応援に駆けつけられた。

各団体の意見発表が終わり、顧問の石田先生の講評が行われる。

石田先生は、日沿道の新潟市での会合時にも、基調講演で来て頂いた。また、山形新聞にも道路の事で連載をされている。後ほどの意見交換会でそのことをお話ししたら、山形新聞に書いた覚えはないと仰る。ただ共同通信から取材を受けて記者が纏めた事は覚えていた。ああ、あれは共同通信山形支局だったのね。やっぱりねと社会の仕組みを思い知った。

石田先生と白石先生は、当初から参加し応援して頂いている。

最後に、芸達者な青森県の下北未来塾の皆さんが、スコップ三味線を披露してくれた。

懇親会が終わり、東京駅に着く。オリンピックに向けて東京駅は劇的に様変わりした。
構内のお店の数が半端ではない。一々改札の外に出てお土産を求めるのでは無く、構内でも充分に行える。
店の前に並ぶ脚の列も、以前よりも多い。人が沢山集まる事は、それだけで商売になると、地元の酒田を憂う。
随分と外国人が多いなぁ、日本人以外は外国人だと当たり前の事を思う。

 

おまけ:四国の団体が発表された資料の中に、昨年の大嘗祭の際に、献上した麻は、この地元から差し出された物だと説明があった。

 

「本当は、天皇家はうちの方から出たのよ。」の話は聞き流し、資料を写す。
あれ?資料の下の段に各企業からの広告の欄がある。なるほど、事業を展開していくのに、企業から寄付金や広告料を頂くと言うてがあったか。

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