今回の地震では、その震度の大きさに比べて被害は少なかったと言われている。
建物の耐震設計も年々厳しくなって、より安全になった。
しかし、地震に加えて雪が、多くのアルミのカーポートに被害を与えた。
雪国では、構造設計を行うのに、建物に載る雪の重さが重要になってくる。
さらに海岸に近い地域と内陸部の雪の重さは異なる。
新雪と水分を含んだ圧雪の重さは明らかに異なるのはお判りだろう。
今回の地震で山形県内の内陸部の市町村で、23件のカーポート全壊が報じられた。上記の新聞は山形新聞である。
(山形新聞では20件ほど、日経アーキティクチャでは23件)
寒河江市の1棟と中山町の11棟の他、河北町で1棟、村山市で7棟、東根市で2棟、米沢市で1棟の計23棟(いずれも2月15日時点)
地震発生の時間が23:08頃だとすると、カーポートの下には多くの自家用車が停まっていたと考えられる。
この場合、保険は効くのかな。