夕飯を終えて家族で日和山公園に行く。
駐車場は満車で、渋滞が続いている。気の毒だと思う。
会場は徐々に人が混んできた。
山鉾が点灯する。今年も秋田から竿灯を演ずる人達が来てくれた。
昨年は雨と風の中、3基が演じてくれた。風が強いと竿灯が倒れる。それもまた楽しみの一つである。
山鉾の舞台の前の人達が移動して、広い空地を作ってくれたのだが、それでも狭い。
後から写真を見て気がついたのだが、手前の観客の暗闇に、沢山の青く光る蛍のような物が見える。これは携帯やカメラの灯りなのだ。
今年は天候には恵まれたが、やはり風がある。
竿灯の竹を継ぎ足して高さを競う。信じられないほど竹がしなる。演ずる前に秋田竿灯のDVDが流れたが、そこでは長く伸びた竹がボッキリと折れていた。それを先に観たので、倒れるのか折れるのかを心配する。何度か竿灯は倒れ、観客の頭の上に落ちる。スクリーンに引っかかったり、照明に倒れたりと面白い。手拍子と掛け声を掛けながら楽しんだ。
次の演目があるのに、席を立つ。人混みの中をぬって歩き出す。
はしまきがあった。
これはリクエストされた物。光る剣が欲しいのだと言う。
はしまき、焼き鳥、ケバブ、チョコバナナを買って家に帰る。普段ならサッサと歩ける道も、人の波に押されて時間が掛かった。
日本で売られているケバブは、チキンとビーフである。本場のラムはない。ラムを手に入れる方が難しいのだろう。