無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

きーぷらんin九兵衛

2013-12-08 15:33:55 | 音楽・芸術・文学

7日、庄内地区の女性建築士達の団体である「きーぷらん」の望年会(忘年会)が、湯田川温泉の九兵衛で行われた。

いつも忘年会の宴会に入る前に、勉強会をしたり創作活動をするので、今回は3時に集合だった。酒田から大山を抜けて湯田川に入ると、温泉街のメインストリートが道路工事の真っ最中で、迂回を余儀なくされた。大きく迂回すると、温泉街を逆の方向から入る羽目になったのだが、見事に迷い、何度か方向の切り替えをした後に、九兵衛の傍を通って裏の駐車場に着いた。しかしこの道筋も駐車場も異様に狭い。これは後で問題になるだろうと一度旅館に入り、ロビーでメインの駐車場の場所を聞き移動した。

駐車場に車を止めて旅館に移動中に、Mさんの後ろ姿を発見する。今日の創作活動の教師で忘年会の幹事でもあるMさんだが、見事に旅館とはどんどん離れた方向へ歩いている。「おお~い、こっちこっち!」と呼び戻す。

集合時間を過ぎて、どうやら人数が集まり、今年は正月用のリースが始まった。

これは完成した作品を撮した物だが、フラッシュを焚いたり焚かなかったりで、色味がまるで違う。

結果的にはフラッシュが必要だったのだと気がついたのは、家に帰ってからだった。

いつものように、一人一人個性があり、先生の作品と同じに作る人はいなかった。

同じ材料を使いながらも、大きさもバラバラである。

もっとも遅く着いたのに、最も早く完成させた人もいる。

真ん中からぶら下がっているのは、藤の実である。しめ縄と水引を使用すると、立派な注連飾り風リースになった。

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宴会in九兵衛

2013-12-08 15:10:58 | 食べ物

湯田川温泉の旅館九兵衛は、女性に人気の旅館である。藤沢周平の定宿でもあったようで、彼に関する資料が沢山並んでいた。

この季節の土曜日ともなると、客の数が多いのだろう。宴会の開始時刻をあ~だこうだと取り決めする。他の団体と同時に開始すると、動きが取れないらしい。

この日のご馳走のお品書きは上の通りである。見た目だけでは判らない。食べても「どうやって作るのだろう。」と首をひねる創作料理だった。仲居さんに探りを入れるが、勿論判らない。女性達は自分達で造ったつもりで、あーだこーだとレシピを想像する。

前菜。奥がブロッコリー寄せで、ムースのように見えるのは、確かにブロッコリーは入っているのだろうけど、食感と味はチーズのようだった。

胡麻豆腐、軟らかいけど箸でつまみ上げられる微妙な硬さと、餡かけの塩加減が良かった。

庄内魚のお造り。かなり厚めの刺身がワッシワッシと載っている。

山形牛のしゃぶしゃぶ。この肉の量でギブアップする。

ズワイガニの身の下には、アボガドのカルフォルニアロールが2個沈んでいる。

見た目通りの天ぷら。実は撮す前に1個つまんでしまったのだが、それは左前の梅干しとヤリイカを海苔で巻いてあげた物である。右のやや大きいのは舞茸だった。どちらもパット見、牡蛎の天ぷらのようだ。土台になっているのはかぼちゃ。天つゆで食べるのではなく、庄内浜で採れた荒塩が用意されていた。

蓮根蒸し。一見そばがきに見えるのが蓮根で、粗めにおろしてある。百合根、銀杏、椎茸、鶏肉、白身魚と一緒に蒸した物を、ワサビで頂く。これもお腹がいっぱいになった。

麦トロロの麦飯はパスした。とろろ芋を細かく絹のように摺り下ろし、出汁であえて葱とアオサをかけたもの。麦飯は新米に押し麦を入れて炊いた物だったが、撮さず。プリプリの海老新丈の吸い物も、全部は食べられなかった。

別腹のデザート。それでも、ちょっと肩で息をしながら頂く。庄内麩のフィユタージュは、かりんとう味にした板麩をオーブンで焼いた物。牛乳のジェラートにシナモンと蜂蜜がかかったもの。奥は胡麻とココナツミルクのプリンで、これも濃厚だった。

この日はアルコール抜きで参加し、泊まらずに帰ったが、自分の年齢を考えて食べればいいのに、朝まで胃が痛いとゴロゴロ寝返りを打つほどの食べ過ぎだった。食べ慣れない山形牛が効いたものと思われた。

コメント (8)
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