無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

ジョン・レノン

2005-12-08 14:56:01 | 音楽・芸術・文学
最近の若い人達は、12月8日を何の日だと感じているだろうか。私達の年代では、ジョン・レノンがNYで凶弾に倒れた日と記憶している。目の前が真っ白になる程のショックでもなかったのだが、後からジワジワと効いてきた。
どこかで戦争が起こるたびに、イマジンの曲が脳裏を巡り、ジョンが生きていたら何と言ったろうと、悲しくなったものだった。

我々よりも上の年代では、この日が日米の開戦記念日に当たることを知っている。とうとう耐えきれなくなって、日本が真珠湾を攻撃した日なのである。
タラ・レバではないが、本当に回避する事は出来なかったのだろうか。
私は、頑なに日本の平和憲法を信じていた為、先の湾岸戦争で金と自衛隊(後方支援ではあったが)の派遣を決めた時、一晩泣いた。時が過ぎれば人間は変わるもので、今回の派遣では、「チッ!」と舌打ちしただけだった。しかし、未だに自衛隊の派遣の意義が判らない。あれだけの予算を掛けるならば、もっと民間で上手な支援の方法が幾らでもあるだろうに、ま、米国の占領国日本なんだから、そんなモノだと思う。

イラクのファルージャで、米国が白隣爆弾を使った。これって大量破壊兵器ではないのか?劣化ウラン弾も、普通の爆弾だと言っている国なんだから、何をか言わんやではあるけど。
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国会

2005-12-08 14:55:17 | 建築・都市・港
耐震偽造問題で、国会では関係者を、参考人招致したが、当の本人は来ないし、黒幕と言われる人物も欠席した。おかげでTV中継は気の抜けたサイダーのようになり、質問の内容にも目新しい事はなかった。確信をついた質問が出されない訳も、姉歯建築士の国交省での事情徴収の議事録もないなんて答弁にも、脛に傷を持つ人間の多さの所以だろう。

インターネットで、耐震偽造問題を検索すると、ここを見れば詳細が判るというブログに行き着く。メディアで報道されない事を、何故こんなに知っているんだろうと驚く。 
このきっこの日記は、1人の女性が書いているのだが、幾筋もの網から情報が送られてくるのだろうと思う。そして少し心配している。身辺を狙われたりはしないのだろうか。日記が更新されていないと、ドキドキしてしまう。

今日のニュースで、耐震偽造マンションの建築確認もそうだが、住宅性能評価の方でも、偽造を見抜けなかった事が判明した。確認を通した人間と性能評価チェックに関わった人間が同じでないなら、問題は大きいだろう。
いまや民間を問わず、日本の検査機関の信頼が揺らいでいる。国会の答弁で、EMIの社長が「今まで建築士とは信頼の関係で、検査を行ってきました。」と言った。私もそうだったと思う。信頼を築く為に、どれだけの年月を費やして来たか、まさかこんな風に悪用されるなんて、思ってもみなかった。
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