ちょっとした幸せで生きている

2013-01-29 01:57:48 | 日記風
 そんな気がする。

 環境が変わってきて、新たなことが始まると馴染むまでに時間がかかって、なんだかなーという状態になる。

 だからちょっとした幸せを大事にしたい。


 それしかないって。


 ないと思うよ?


 それ以外あったら教えてほしい。(切に!)



ベルサイユのばら ~恐ろしきは女の戦い

2013-01-28 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 まあ、怖いわ。女ってどうしてこう嫉妬深いのかしら?

 マリー・アントワネットは自分がべルサイユで地位が上の女性だから、彼女から声をかけなければ、誰も話しかけることができないと知ると
 「まー、みんなが私が声をかけてくるのを待ってるんだわぁ~」
 と有頂天だったが、いるんだよな。

 国王陛下の愛人のデバリュー夫人が。元々は庶民から成りあがった売春婦のような女。でも国王陛下の寵愛を受けているとなると、誰も手を出せない。

 そしてオーストリアの母が、売春婦のような女は1番、軽蔑しなければならに女だと教えこんでしまった。

 ベルサイユはどっちに付くべきか貴族たちが賭けを始める始末だ。

 どうしても声をかけられないデバリュー夫人が、国王陛下に泣きつき、デバリュー夫人を侮辱するのは国王陛下を侮辱してるのも一緒だと言った言葉に、怒り心頭になり、マリー・アントワネット付きの者に注意を出す。

 オスカルはそういう争いは高みの見物を決め込んでいたが、自分の母親がデバリュー夫人の下女として指名されたとなると母も女の戦いに巻き込まれる。

 国王陛下の娘たちがマリー・アントワネットに入れ知恵し、今度はマリー・アントワネットの付きの下女にと頼んだらどうかと言い出す。

 オスカルは母が巻き込まれることがどうしても許せない。国王陛下の計らいで、どちらの下女になるかはバルジェ家の意志になった。

 しかし、アンドレから、お前が決めないと父上も母上も困惑してしまうと諭す。

 オーストリアではマリー・アントワネットの母が幼い娘が、何をしているか心配で家臣を1人行かせると、女の声をかけるかけないでベルサイユ中が沸き立っていることに驚く。

 せっかく和平のための政略結婚なのに、こんなくだらないことで戦争になったらと思うと、気が気じゃない。かと言って、マリー・アントワネットにそういう女とは…と教えてきた母、マリア・テレジアは自らどうしろとは言えない。仕方がないから大臣命として手紙を送る。

 それでもどうしてもマリー・アントワネットは声をかけられない。誰が言うからじゃない。デバリュー夫人を認めることは自分の意志としてあり得ないと決断し、公然と無視を決め込む。



 デバリュー夫人が罠を仕込んだ。

 マリー・アントワネットとそっと話をしているので、オスカルの母、ジャルジェ夫人に葡萄酒を運ぶようにと命じられる。でもそういう係をする人間は168人いるらしい。

 何故と思いながら、命令なので、マリー・アントワネットとデバリュー夫人の分葡萄酒を運ぶと、そこに、マリー・アントワネットはいない。
 デバリュー夫人は平気で、今帰られたという。

 そして折角だからと召使いにお前がいただきなさいと飲ませる。

 一瞬、喜んだ、召使いの哀れなことと言ったら…。化けて出るぞ。

 葡萄酒には毒が入っている。そしてそれは調べても判らないというとても優れものだった。

 アンドレから、母がデバリュー夫人の元へ向かったと聞いたオスカルは、母のため、かけつけると、召使いは、葡萄酒を飲んで死んでいた。

 どんなことをしても、母とマリー・アントワネットを守ると決意し、デバリュー夫人の元を後にした。

 14歳の小娘に馬鹿にされる…夫人と言うんだからある程度20代の女性だろうが…、どちらが大人げないと言えば、女はそうだとしか言えない。

 もう意地の張り合いだ。どこかで誰かが折れる成りまとめる成りしないといけないだろうが、1番上の地位にあるマリー・アントワネットの動向なんだろうかな。

 まして14歳の娘に上手くこなす技などないし、あったら、最後はフランス革命までいかんだろう。


 いつまで書くか判りませんが、ある所まで。


 でも争いっていつの時代も、人間同士の、本当に些細なことから始まってますな。

ガラスの仮面 Ⅱ 愛があると気付かせないで

2013-01-28 09:11:39 | 日記風
 CSでAM3:10~2話連続で放送してます。


 泣いたわ。
。、
 「2人の王女」のくだりになるんだけど、それぞれマヤと亜弓の境遇が逆の役を与えられて演じる。

 マヤを安達祐美が演じてて、この時点では若いということと、天才と言われるマヤと比べてしまうと、上手いかと言われると、ある種、演技のお手本通りって感じになるんだけど、最後はバッチリ決めてくるね。

 泣いたわ。


 なんか判らない。


 朝早く起きてるせいかもしれない。


 でも、芝居をしないと死んでしまう。心が死ぬの。なんて言われるともうダメだわ。

 そうなのよね~。好きってそういうことなのよね~と知らぬ間に心打たれるわ。


 亜弓演じる王女の名前は忘れたが、愛があると気付かせないで。

 これも泣くわ。

 ずっと牢獄で、極寒の国で育った王女の地位にある女が憎しみといてつく心でどうにか自分を支えてきたのに、今更暖かい物を吹きこまれると、世界観が崩壊するわ。


 泣くわ。


 どうにもならない運命に翻弄されながら、生きることに泣くわ。


 演劇ってところがまずいわ。

 更に何かを刺激されるわ。

女優の素顔…垣間見える向こう側

2013-01-28 02:31:01 | 日記風
 わりと多く出てくるので、私がマリリン・モンロー好きと思っている方がいるかもしれない。

 実は嫌いなんだな。

 今はマリリンの裏の顔や努力を知ってきているから普通というレベルにまで上がったが、10代くらいまでの頃は嫌いでしたね~。


 すっごい人工的でしょ。作りまくってるでしょ。ああいう感じが受け付けなかったのね。

 でも未だにこれだけ、マリリン、マリリンとしつこく言われる女優も少ないと思う。

 若くして、疑惑の死をとげたからかもしれない。伝説っぽくなっちゃったからかもしれない。


 あの当時だったからそうでもないが、彼女はどちらかというと貧乏な家に生まれ、養父母の所を何か所も回っている。里親になると、政府から助成金が出たらしいのね。それでどんどん子どもを引き取っては、適当に扱って、返してしまう。

 あっちこっちの家庭を回されていたわけだ。

 その頃もきっと彼女は未だ公にしていないことがあると思う。


 あの頃だから無かったが、今ならAVやってたタイプかもしれない。


 理解できない者は関心がある。関心があるのはどこか自分と似ている。

 そうなのかもね。と言って、別に本を買ってきて読むとか映画を見るとか一切ないんだけどね。

 たまに特番でマリリンの映画のワンシーンを流したりしてるけど、お世辞にもうまいかと言われると、思えない。

 セクシーさが先に立ち過ぎているのかもしれない。

 AVやっちゃったらずっとそっちを求められるのと同じで、演技なんぞどうでもいい、セクシーにその場にいればいいって言うのも、彼女を起用する監督の意向だったらしい。

 でもこれ、本人からしたらたまったもんじゃないわな。

 私はなんだ?と言いたくなる。

 セクシーさは年齢と共にどうしても下降線を描くしね。

 でも実際美しく、セクシーに振舞えた女優でもある。

 これはやろうと思っても、元の作りがよくないとできない。セクシーさもそれなりの経験がないと出ない。

 知ってる子で22歳で、30歳以上の妖艶さを出してる子はいたが(見た目は可愛いだけなのよ、でも絶対その年で出せない何かホルモンを出してる)聞くと16歳やそれくらいから異性関係はあったらしいし、不倫、同性愛、フルコースを体験してるらしい。

 元々の素養+実体験が、彼女をその年でそうさせたわけだ。

 だからマリリンも、公になっていないだろうなってことがあるんだと思う。

 けれどそれは詮索すべきことではない。せいぜいJFKなどとの関わりをじっくり推理合戦するのがいい。

 女優になる女の素顔は闇の中でいい。

 本人もそれを望むだろう。

食パンが明日の朝食に並びますか?

2013-01-27 19:36:53 | 日記風
 食パンって好きですか?

 あんまり食べない。
 ライ麦パンなどを食べるとダイエットにいいと聞いたので食べるようになったくらい。

 私の食べるパンっていわゆるバケットとかサンドイッチで食パンにバター、ジャムを塗るパンじゃない。

 基本的にアンパンやクリームパンの方が好き。いわゆる菓子パンファンって奴だね。

 私にとってのパンってそんな存在だった。



 けれど意外なことに日本の食パンは美味しいと海外でも評判らしい。

 欧米などあっちの方が主流だと思うけど、固い。ぼさぼさとした感じ。

 フランスなどでも柔らかいパンなんて食べたことない。

 パンに限ったことじゃないけど、柔らかい食べ物ってものが存在しない。

 パスタはぐちゃぐちゃになるほど煮るのが好きなのにね。
 ちなみに、イタリアの茹で方にアルデンテは無いそうです。
 どっから湧いて出たんだ?


 食パンは18世紀にイギリスで生まれたらしい。広まったのは軍事目的。おにぎり持って行くのも時間の制限があるものね。必要に応じて広まった。

 でも江戸時代にも今の食パンじゃなくて丸いような形のパンは存在してたらしい。16世紀には入ってくることは着てた。ただ広まらなかっただけだ。


 アンパン、ジャムパン、クリームパン、チョコレートパン、メロンパン、こういう者は全て日本発だそうだ。

 他の国にはないらしい。

 そう言えば、ハムやチーズを挟んだパンは見たことがあるが、クリームパンみたいなのは見たことない。

 そういう発想がないのね。


 とにかく日本の食パンはウケがいい。やわらくてふわっとした触感がたまらないらしい。

 あっちの人も柔らかいものが好きなのね。単にないだけで。


 所で、知ってました?

 アンパンは芥子の実が乗っているのが中がこしあん。
 胡麻が乗っているのがつぶあんだそうです。

 最初作り始めた時の約束でそうなったのが未だに守られているそうです。

 日本って義理堅くて、それぞれ改良してって、それは本当に上手いわ。

キャッスル3 ~ノックアウト

2013-01-27 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ジョン・ラグーン元刑事が、ケベックを呼び出した。
 母の事で話しておきたいことがあるという。

 ケベットの母ジョアンナ・ケベットは、元弁護士で、数人の連続殺人の被害者となっている。

 ラグーンがリンパ腫で余命が少ないため、本当のことを話そうとしたらしい。

 しかし、ラグーンは話し始めた寸前撃ち殺される。


 全シリーズで実際手を下し撃ち殺した男を捕まえ、つい怒りでケベットが撃ち殺してしまったが、彼は雇われのため、なにも知らなかっただろう。

 しかし奇妙なのはラグーンが話そうとしていたのは11年前の話だ。ケベットの母が殺されたのは12年前の話だ。何故1年のズレがあるんだろう?

 11,2年前の警察は、マフィアに牛耳られていた。
 1番怖いのは、バッチを付けた殺し屋だと、言われたくらいだ。

 おそらくバルカン・シモンズの運び屋をしていたのだろう。シモンズはここ数年は大人しくしている。が、大人しくしているのではなく利口になっただけかもしれない。

 上司はケベットに事件を降りろという。承知できないが、絶対にダメだと突っぱねられる。

 そこへ訪ねてくるのが、キャッスルだ。お調子者で、世渡り上手、しかし、ラグーンが射殺された時一緒にいたことから母親がお調子者で銃弾はよけられないと心配をする。しかしケベットを放っておくことはできない。

 ジョアンナ・ケベックは生前、ワシントンハイツで麻薬撲滅運動をしていた。それをしていた仲間が殺されたわけだ。

 外れろと言われ、家に籠るしかない娘のケベットの所へキャッスルが来る。そして、テレビでは、休暇を盗った後刑事は活躍するもんだと、小説家らしいことを言う。そして自分はお調子者の助手だ。

 お調子者の助手は殺されるのよと言われれば、じゃ、相棒とキャッスルはあくまでケベットを守るつもりだ。

 ケベットは表にして何が起きたかを確かめていた。その中に母との思い出の写真があった。
 キャッスルはその写真が24枚撮りのネガなのに、写真は21枚しかないことに気づく。

 そしてネガを見るとある街角が映っている写真があることに気づく。
 まさに母が殺された場所だ。人が少ない所で夜だから現場になったと思っていたが、ネガは1週間前に撮られている。つまり、そこで違う殺人があったのでは?


 テット・ロックという大学生が麻薬に近いプロズパンという薬を作っている。そしてそれを販売している。人を撃つ前のそれを飲むと気持ちが落ち着くらしい。

 テットを攻め立てるが、判ったのは、20代のブルックリンに住む女だということしか判らない。

 恐らく女の名前はジェリーン、ブルックリンで候補となる女は2人いる。ジェリーン・ロックウッドがそうだった。しかし、女は既に消され、携帯も奪われていた。

 プロファクターという男が捕まっている。彼は自分の弁護をしてほしいと何人もの弁護士に手紙を書いたが返事をくれたのは、ケベットの母だけだった。しかしその母も殺されたと後で知った。眠れる龍を起こしてしまったんだ、ケベットにも気をつけろという。

 エスポジートとライアンの2人の刑事は違う方向から調べていたが、ジェリーンを操っていた眠れる龍、ロック・ウッドに捕まっていた。

 1人を座らせ、1人を氷水の中に頭から突っ込んで息ができないようにする。

 普通の水に浸すより、氷にひたすほうが水は肺に入ると焼けるように熱く、そのくせなかなか気絶ができない。

 拷問に遭っている2人をケベットとキャッスルが突き止め、近寄っていくが、疑われている。カップルを装ってみるが、それでもダメだ。2人は濃厚なキスを交わす。それでやっと相手が関係ないと思った所にケベットの蹴りでひと倒しだ。

 そして2人は助け出されるが、捕まったウッドはなにも話さない。

 人は生まれ変わる。

 そうしたらあなたも話す気になるでしょう。それまで毎日あなたの所へ来るわと言い残し…事件はまだ解決を見ない。




 しかし、慣れてるものだとそのまま見ながらPCに打ち込むんだけど、それが辛いときは、メモを取る。
 取るのに、後から見ると自分で書いた字が判読不能とはどういうことだ?

 自分で書いた小説は前後の繋がりでかなりの略字を使ってもなんとなく判るが、人の話はダメらしい。

 全く名前間違えてたらごめんよ。

 読めなかった。どうしても判読できない。

 不思議だ―――。

エンド・ゲーム マリリン・モンローという傷心と闇

2013-01-27 13:03:11 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 マリリンが成人していた頃は、フロイトが流行っていた。
 精神分析の時代だった。

 精神分析の言葉の強烈な力と縁者の言葉が何故か合致し、精神分析に通う情優は多かったらしい。

 マリリンもまた自分を分析していった。
 週に5回。

 そののち、医師を変えて4時間も分析を続けた。

 彼女は、いない父を母を求めていた。精神分析医に父を求めていた。

 母を憎んでいた。自分を愛してくれなかった母を。その半面でどうしようもなく愛されたかった。

 愛されたい。マリリンの心の満たしていたのはそれだけだったのかもしれない。

 マリリンは仕事でもなんでも遅れてきた。

 何故だと聞くと待っていてくれるのは私を愛しているからだ。
 精神分析医は逆だ。嫌っていると思われる。それ以来、マリリンの遅刻癖はなくなったようだ。

 マリリンは内気だった。カメラの前に立つのも怖いくらいだった。そして言葉が怖かった。

 女優という仕事をしながら、言葉が怖いとなると台詞は喋ることができない。

 写真に撮られることの方が好きだった。言葉がないからだ。


 素人時代、マリリンは無名のカメラマンに写真を撮られていた。その頃がマリリンにとって1番幸せだったのかもしれない。

 そのあと、マリリン・モンローになってから彼女の悩みは始まる。
 彼女の最初の映像になったのはヌードだという。それが偽物でない限り。

 ハリウッドで生き残るためになんでも売っていたわけだ。

 写真としてのヌードはあるし、晩年もセミヌードは撮らせている。彼女にとっては身をさらすことより、言葉をさらすことの方が怖かった。

 フロイトの娘に精神分析を受けた時、情緒不安定と統合失調症と言われている。

 マリリンの母もまた精神を病んでいた。

 遺伝的なものがあったのかもしれない。



 以前読んだ本で筆者も取材はしたが、どこまでが本当か見分けがつかないと言っていたものがあった。

 ある少女が2重人格だった。病院でできた恋人も2重人格だった。彼の場合は、クスリを買ったり、2Fから飛び降りたりする危ない人格も潜んでいた。

 2人の恋が終わった後、筆者は気付く。
 彼女の母親自体が2重人格者だった。

 子どもの頃からそれが判らないまま接していた娘が同じようになった、ということかもしれない。

 相手を選べというのは、こういう所にある。一部の精神疾患は遺伝性のものだからだ。


 言っていいのか知らないが、有名な首相経験者の実弟など、やはりそういう症状を持った人がいる。血が繋がっていれば、その経験者も遺伝子自体は有していることになる。


 そういう意味で行けば、マリリンにとっては不幸だった、アーサーとの間の、子どもの流産は彼女にと手はよかったのかもしれない。

 他人から見れば、我儘で子どもっぽく幼稚なマリリンでしかなかった。そして嫌っていた母と同じようになっていったかもしれない。いわゆる連鎖だ。実際撮影で自分の母親に似た女性を演じた時、ずっと吐いていたという。

 マリリンは常にマリリンを演じていた。そしてカメラに残る取材をされているマリリンはどれも色っぽい。

 それもどう振舞えば人が喜ぶか、彼女の計算だったのかもしれない。いつもメモを持っていて、どういう話をすれば喜ばれるか、メモをしていたという。

 彼女はマリリンになった時から、演じ続けてきた。

 演じなければ、本当の自分は嫌いだったのだろう。

 しかしそれ自体がいつしか苦痛に変わっていく。

 両刃の剣だ。

 人々の期待に答えるように常に演じ続けた女。

 それでも彼女は救われることはなかった。


 心の闇は闇のまま、彼女の中に死しても横たわる。それゆえ、未だマリリン・モンローは誰かの心を打ち、今もまだ生き続ける。
 

 静かな眠りのときはきているのだろうか。

波乱の迷路

2013-01-26 23:00:24 | 日記風
 個人的なことだが、私は、約5年くらい前からやたら、行きたいところがあるのにどうしてもいけない夢を何度も見るようになった。見るのは土曜日といつも決まっていたけどね。

 でもそのあと本当に、どうしても行きたい所へ行けない、迷子になる事態が自分の人生の中に多発した。
 必ずしも私が原因じゃなくて、家族がその原因で、そのあと始末をしないといけない立場になったということだ。

 ここんとこ、落ち着いてきたかな。


 って、より、本人の腹が決まった感じだ。


 しょーない。悩んだ所で解決せんだろう。誰も結局助けてくれないし。


 覚悟を決めただけだ。


 人はそういうシーンに人生のどこかでぶつかるもんだ。

 そして本人にとってそれはどうにもならないことのような気がする。


 他人の冷静な目から見ると、違うんだけどね。


 他人の少し冷静な目になって来た今。まあ…どうにかなるか?って気がする。

 しなきゃしょうがないじゃない。


 でもそんな時見た夢が「性格は治らない」という夢だ。

 というより、目が覚めた途端のお告げみたいなものだ。

 経験などで緩和はされるだろう。でも根本は直らない。それでどうにかしていないといけない。

 するように、この素材を与えられただけだ。

 これを好転させる。

 なかなか難しい課題だ。



 でもやるしかないじゃない。


 ないよね?

スマッシュ ~嵐の前夜

2013-01-26 22:44:38 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 まさに嵐だわ~。
 いざ劇場に入り、本番の手はずを決めて行くと何が起こるか判らない。

 私なんぞ、少ない役者としての舞台経験でも、これでもかっ、ってことあったもん。むしろあり過ぎ。


 ついにマリリン・モンローのテクリハは始まった。衣装をつけて舞台に立って照明のタイミング、この時間で衣装チェンジは可能か、それを見る。

 その第1発目。
 ジョージマジオ役の俳優が、他の映像の仕事が決まったからと、突然、降板。
 捨ててるな。

 最初、ジョー役に押していた、マイケルに戻ってきてもらうしかない。
 しかし、それには脚本家・ジュリアのOKがいる。

 彼が役を降りたのは、かつて2人がW不倫をしていて、それがバレずに終わったのに、今回の舞台でまた再燃し、今度はジュリアの家族にバレることになったからだ。

 息子は家出するし、夫は出て行くし、それを乗り越えてやっと家族が修復しかけてる所へまたまたマイケルが出てきたら全てが崩壊する。
 作曲家のトムが言えず、結局、プロデューサーのアイリーンが説得に訪ねて行くことになった。

 そして肝心のマリリン役のレベッカは、男性の主役が降りたことを稽古が始まるまさにその時まで知らない。

 激しい動揺だろう。今、この時期になって相手役が抜ける。

 カレンに話す。いつか慣れたら、こんな気持ちにならないときが来ると思っていた。

 レベッカほどのスターでベテランでもこういうときはちょっとしたことでパニックに陥る。


 それでも演出家のデレクが誕生日だと聞き、舞台の上から「ハッピーバースディ―」をマリリンがミスタープレジデントに歌ったように歌う。

 それにより荒れていたデレクの感情も少し収まったのか、初めてレベッカを褒めて受け止める。

 ここで嬉しくないのがアイビューだ。どんどんデレクの心が自分から離れて行く。


 作曲家のトムが恋仲のダンサーの家に招待される。ここが地元だからだ。1人で家に帰りたくないのもあるんだろう。
 父は弟は医者という一生できる仕事を手につけたのに、彼はダンサーをしている。
 ダンサーをした所で一生踊れるのか?とあとでトムに聞いてくる。

 膝をやられたら終わり。怪我をしてもダメ。年ととってももダメ。一生何かをして働くなくてはならない、だろう。

 それじゃいいことなんてない。


 でも多かれ少なかれ、こういう覚悟をしてこの世界に飛び込んでくる。リスクが大きいのは承知だ。でもせずにあの時…と思って生きるよりましだ。
 最後に待っているのが人生の底なし沼でも。

 だから業が深いって言葉を使いたくなるんだけどね。

 家族の説得もあって、ジュリアは私生活と仕事を分けろと言われ、マイケルがジョーをすることを承諾する。そして家族で、旅行がてら、テクリハが行われてる地へ行こうと決める。

 そこへ、次に来るのがカレンだ。

 カレンの彼、デーヴは彼女のためDC行きを諦め、報道官という地位もとられ、閑職に追いやられた。

 そして、感じるんだろうね。ここで、カレンを引き留めないとカレンは2度と手の届かない所へ行ってしまう。カレンを愛している。他の女の誘惑を断ち切って、カレンを訪ねてくる。
 そしてプロポーズをする。

 カレンにとって全てパニックの状態だ。

 DCの話も聞いてない。浮気しかかった話もしらない。それで指輪を渡されても…。舞台の開幕はもう近づいている今…なのに!

 でも、あるあるって感じだ。

 そういうものなのよ。1つのものを追い求めているとき、必ずこうして違う選択肢が迫ってくる。そしてどっちへ転ぶか。妻になってしまえば、楽だろう。でも一生あの時…と思い続けるだろう。

 でもデーヴを失う結果になれば…。

 みんなえらい問題を突きつけられている。


 それでもプロならやってやる。

 答えはそれしかない。



 そして、傷心のデーヴとアイビィーが何故か、バーで行きあう。話し始める2人。

 更に波乱は続くのだ、新たな登場人物を巻き込んで――――。

死して舞う白鳥の湖と日本の熊川哲也という存在

2013-01-26 15:00:00 | 日記風
 好きなんだそうですね。「白鳥の湖」も。
 去年東京・オーチャードホールの初代芸術舞台監督就任のことを番組として(再)放送してるものを見ました。

 この時は、シンデレラを上演したそうだが、舞台の作りが凄い可愛い。女性が喜びそうな舞台を作る。


 そうじゃなくても女の子が憧れるバレエ。ダンサーとして頂点に立ち、そして演出家としても出発する。

 誰でもできることじゃないからね。

 でも凄い、印象に残ったのは誰も知ってるバレエの「白鳥の湖」何故かうちの劇団でも「熱海殺人事件」を上演するときは必ずかかる「白鳥の湖」

 ピョートル・チャイコフスキーが作曲バレエ曲だ。

 「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」と共に3大バレエと呼ばれるものだそうです。

 しかし、これって意外と可哀想な運命を辿ったバレエ曲でだったのね。
 
 

 全然不評、今からすると考えられないが、できた時はそうだったそうだ。

 それがのちにプティパと弟子のイワノフに改造されて、人々に喝采を受けるようになった。

 しかもチャイコフスキーが亡くなってすぐのことだそうだ。

 亡くなってから評価される、作曲家、画家は多い。とても悲しいことだと思う。

 だっていい思いをさせてあげたいじゃないの。

 でも亡くなってからではあの世で評判を聞けるかどうかも怪しいもんだ。

 そこへ行くとダンサーは生きてる間、踊っている間、評価の対象になる。でも年齢との戦い、怪我との戦い。

 熊川さんは16歳からプロだったそうだ。

 ブレなかったんだろうな。バレエが人生だったんだろうな。そういうときがないとできるもんじゃない。 


 Bunkamuraオーチャードホールで3月6日~「ベートヴェン 第9」4月11~「シンデレラ」を再演するそうです。

 それゆえの再放送か。

 でも衣装やバレエ風景が見られるだけで嬉しいな。

 また踊りたい。そういう気持ちが凄いくすぐられた。