ベルサイユのばら ~恐ろしきは女の戦い

2013-01-28 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 まあ、怖いわ。女ってどうしてこう嫉妬深いのかしら?

 マリー・アントワネットは自分がべルサイユで地位が上の女性だから、彼女から声をかけなければ、誰も話しかけることができないと知ると
 「まー、みんなが私が声をかけてくるのを待ってるんだわぁ~」
 と有頂天だったが、いるんだよな。

 国王陛下の愛人のデバリュー夫人が。元々は庶民から成りあがった売春婦のような女。でも国王陛下の寵愛を受けているとなると、誰も手を出せない。

 そしてオーストリアの母が、売春婦のような女は1番、軽蔑しなければならに女だと教えこんでしまった。

 ベルサイユはどっちに付くべきか貴族たちが賭けを始める始末だ。

 どうしても声をかけられないデバリュー夫人が、国王陛下に泣きつき、デバリュー夫人を侮辱するのは国王陛下を侮辱してるのも一緒だと言った言葉に、怒り心頭になり、マリー・アントワネット付きの者に注意を出す。

 オスカルはそういう争いは高みの見物を決め込んでいたが、自分の母親がデバリュー夫人の下女として指名されたとなると母も女の戦いに巻き込まれる。

 国王陛下の娘たちがマリー・アントワネットに入れ知恵し、今度はマリー・アントワネットの付きの下女にと頼んだらどうかと言い出す。

 オスカルは母が巻き込まれることがどうしても許せない。国王陛下の計らいで、どちらの下女になるかはバルジェ家の意志になった。

 しかし、アンドレから、お前が決めないと父上も母上も困惑してしまうと諭す。

 オーストリアではマリー・アントワネットの母が幼い娘が、何をしているか心配で家臣を1人行かせると、女の声をかけるかけないでベルサイユ中が沸き立っていることに驚く。

 せっかく和平のための政略結婚なのに、こんなくだらないことで戦争になったらと思うと、気が気じゃない。かと言って、マリー・アントワネットにそういう女とは…と教えてきた母、マリア・テレジアは自らどうしろとは言えない。仕方がないから大臣命として手紙を送る。

 それでもどうしてもマリー・アントワネットは声をかけられない。誰が言うからじゃない。デバリュー夫人を認めることは自分の意志としてあり得ないと決断し、公然と無視を決め込む。



 デバリュー夫人が罠を仕込んだ。

 マリー・アントワネットとそっと話をしているので、オスカルの母、ジャルジェ夫人に葡萄酒を運ぶようにと命じられる。でもそういう係をする人間は168人いるらしい。

 何故と思いながら、命令なので、マリー・アントワネットとデバリュー夫人の分葡萄酒を運ぶと、そこに、マリー・アントワネットはいない。
 デバリュー夫人は平気で、今帰られたという。

 そして折角だからと召使いにお前がいただきなさいと飲ませる。

 一瞬、喜んだ、召使いの哀れなことと言ったら…。化けて出るぞ。

 葡萄酒には毒が入っている。そしてそれは調べても判らないというとても優れものだった。

 アンドレから、母がデバリュー夫人の元へ向かったと聞いたオスカルは、母のため、かけつけると、召使いは、葡萄酒を飲んで死んでいた。

 どんなことをしても、母とマリー・アントワネットを守ると決意し、デバリュー夫人の元を後にした。

 14歳の小娘に馬鹿にされる…夫人と言うんだからある程度20代の女性だろうが…、どちらが大人げないと言えば、女はそうだとしか言えない。

 もう意地の張り合いだ。どこかで誰かが折れる成りまとめる成りしないといけないだろうが、1番上の地位にあるマリー・アントワネットの動向なんだろうかな。

 まして14歳の娘に上手くこなす技などないし、あったら、最後はフランス革命までいかんだろう。


 いつまで書くか判りませんが、ある所まで。


 でも争いっていつの時代も、人間同士の、本当に些細なことから始まってますな。

ガラスの仮面 Ⅱ 愛があると気付かせないで

2013-01-28 09:11:39 | 日記風
 CSでAM3:10~2話連続で放送してます。


 泣いたわ。
。、
 「2人の王女」のくだりになるんだけど、それぞれマヤと亜弓の境遇が逆の役を与えられて演じる。

 マヤを安達祐美が演じてて、この時点では若いということと、天才と言われるマヤと比べてしまうと、上手いかと言われると、ある種、演技のお手本通りって感じになるんだけど、最後はバッチリ決めてくるね。

 泣いたわ。


 なんか判らない。


 朝早く起きてるせいかもしれない。


 でも、芝居をしないと死んでしまう。心が死ぬの。なんて言われるともうダメだわ。

 そうなのよね~。好きってそういうことなのよね~と知らぬ間に心打たれるわ。


 亜弓演じる王女の名前は忘れたが、愛があると気付かせないで。

 これも泣くわ。

 ずっと牢獄で、極寒の国で育った王女の地位にある女が憎しみといてつく心でどうにか自分を支えてきたのに、今更暖かい物を吹きこまれると、世界観が崩壊するわ。


 泣くわ。


 どうにもならない運命に翻弄されながら、生きることに泣くわ。


 演劇ってところがまずいわ。

 更に何かを刺激されるわ。

女優の素顔…垣間見える向こう側

2013-01-28 02:31:01 | 日記風
 わりと多く出てくるので、私がマリリン・モンロー好きと思っている方がいるかもしれない。

 実は嫌いなんだな。

 今はマリリンの裏の顔や努力を知ってきているから普通というレベルにまで上がったが、10代くらいまでの頃は嫌いでしたね~。


 すっごい人工的でしょ。作りまくってるでしょ。ああいう感じが受け付けなかったのね。

 でも未だにこれだけ、マリリン、マリリンとしつこく言われる女優も少ないと思う。

 若くして、疑惑の死をとげたからかもしれない。伝説っぽくなっちゃったからかもしれない。


 あの当時だったからそうでもないが、彼女はどちらかというと貧乏な家に生まれ、養父母の所を何か所も回っている。里親になると、政府から助成金が出たらしいのね。それでどんどん子どもを引き取っては、適当に扱って、返してしまう。

 あっちこっちの家庭を回されていたわけだ。

 その頃もきっと彼女は未だ公にしていないことがあると思う。


 あの頃だから無かったが、今ならAVやってたタイプかもしれない。


 理解できない者は関心がある。関心があるのはどこか自分と似ている。

 そうなのかもね。と言って、別に本を買ってきて読むとか映画を見るとか一切ないんだけどね。

 たまに特番でマリリンの映画のワンシーンを流したりしてるけど、お世辞にもうまいかと言われると、思えない。

 セクシーさが先に立ち過ぎているのかもしれない。

 AVやっちゃったらずっとそっちを求められるのと同じで、演技なんぞどうでもいい、セクシーにその場にいればいいって言うのも、彼女を起用する監督の意向だったらしい。

 でもこれ、本人からしたらたまったもんじゃないわな。

 私はなんだ?と言いたくなる。

 セクシーさは年齢と共にどうしても下降線を描くしね。

 でも実際美しく、セクシーに振舞えた女優でもある。

 これはやろうと思っても、元の作りがよくないとできない。セクシーさもそれなりの経験がないと出ない。

 知ってる子で22歳で、30歳以上の妖艶さを出してる子はいたが(見た目は可愛いだけなのよ、でも絶対その年で出せない何かホルモンを出してる)聞くと16歳やそれくらいから異性関係はあったらしいし、不倫、同性愛、フルコースを体験してるらしい。

 元々の素養+実体験が、彼女をその年でそうさせたわけだ。

 だからマリリンも、公になっていないだろうなってことがあるんだと思う。

 けれどそれは詮索すべきことではない。せいぜいJFKなどとの関わりをじっくり推理合戦するのがいい。

 女優になる女の素顔は闇の中でいい。

 本人もそれを望むだろう。