死して舞う白鳥の湖と日本の熊川哲也という存在

2013-01-26 15:00:00 | 日記風
 好きなんだそうですね。「白鳥の湖」も。
 去年東京・オーチャードホールの初代芸術舞台監督就任のことを番組として(再)放送してるものを見ました。

 この時は、シンデレラを上演したそうだが、舞台の作りが凄い可愛い。女性が喜びそうな舞台を作る。


 そうじゃなくても女の子が憧れるバレエ。ダンサーとして頂点に立ち、そして演出家としても出発する。

 誰でもできることじゃないからね。

 でも凄い、印象に残ったのは誰も知ってるバレエの「白鳥の湖」何故かうちの劇団でも「熱海殺人事件」を上演するときは必ずかかる「白鳥の湖」

 ピョートル・チャイコフスキーが作曲バレエ曲だ。

 「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」と共に3大バレエと呼ばれるものだそうです。

 しかし、これって意外と可哀想な運命を辿ったバレエ曲でだったのね。
 
 

 全然不評、今からすると考えられないが、できた時はそうだったそうだ。

 それがのちにプティパと弟子のイワノフに改造されて、人々に喝采を受けるようになった。

 しかもチャイコフスキーが亡くなってすぐのことだそうだ。

 亡くなってから評価される、作曲家、画家は多い。とても悲しいことだと思う。

 だっていい思いをさせてあげたいじゃないの。

 でも亡くなってからではあの世で評判を聞けるかどうかも怪しいもんだ。

 そこへ行くとダンサーは生きてる間、踊っている間、評価の対象になる。でも年齢との戦い、怪我との戦い。

 熊川さんは16歳からプロだったそうだ。

 ブレなかったんだろうな。バレエが人生だったんだろうな。そういうときがないとできるもんじゃない。 


 Bunkamuraオーチャードホールで3月6日~「ベートヴェン 第9」4月11~「シンデレラ」を再演するそうです。

 それゆえの再放送か。

 でも衣装やバレエ風景が見られるだけで嬉しいな。

 また踊りたい。そういう気持ちが凄いくすぐられた。



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