波乱の迷路

2013-01-26 23:00:24 | 日記風
 個人的なことだが、私は、約5年くらい前からやたら、行きたいところがあるのにどうしてもいけない夢を何度も見るようになった。見るのは土曜日といつも決まっていたけどね。

 でもそのあと本当に、どうしても行きたい所へ行けない、迷子になる事態が自分の人生の中に多発した。
 必ずしも私が原因じゃなくて、家族がその原因で、そのあと始末をしないといけない立場になったということだ。

 ここんとこ、落ち着いてきたかな。


 って、より、本人の腹が決まった感じだ。


 しょーない。悩んだ所で解決せんだろう。誰も結局助けてくれないし。


 覚悟を決めただけだ。


 人はそういうシーンに人生のどこかでぶつかるもんだ。

 そして本人にとってそれはどうにもならないことのような気がする。


 他人の冷静な目から見ると、違うんだけどね。


 他人の少し冷静な目になって来た今。まあ…どうにかなるか?って気がする。

 しなきゃしょうがないじゃない。


 でもそんな時見た夢が「性格は治らない」という夢だ。

 というより、目が覚めた途端のお告げみたいなものだ。

 経験などで緩和はされるだろう。でも根本は直らない。それでどうにかしていないといけない。

 するように、この素材を与えられただけだ。

 これを好転させる。

 なかなか難しい課題だ。



 でもやるしかないじゃない。


 ないよね?

スマッシュ ~嵐の前夜

2013-01-26 22:44:38 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 まさに嵐だわ~。
 いざ劇場に入り、本番の手はずを決めて行くと何が起こるか判らない。

 私なんぞ、少ない役者としての舞台経験でも、これでもかっ、ってことあったもん。むしろあり過ぎ。


 ついにマリリン・モンローのテクリハは始まった。衣装をつけて舞台に立って照明のタイミング、この時間で衣装チェンジは可能か、それを見る。

 その第1発目。
 ジョージマジオ役の俳優が、他の映像の仕事が決まったからと、突然、降板。
 捨ててるな。

 最初、ジョー役に押していた、マイケルに戻ってきてもらうしかない。
 しかし、それには脚本家・ジュリアのOKがいる。

 彼が役を降りたのは、かつて2人がW不倫をしていて、それがバレずに終わったのに、今回の舞台でまた再燃し、今度はジュリアの家族にバレることになったからだ。

 息子は家出するし、夫は出て行くし、それを乗り越えてやっと家族が修復しかけてる所へまたまたマイケルが出てきたら全てが崩壊する。
 作曲家のトムが言えず、結局、プロデューサーのアイリーンが説得に訪ねて行くことになった。

 そして肝心のマリリン役のレベッカは、男性の主役が降りたことを稽古が始まるまさにその時まで知らない。

 激しい動揺だろう。今、この時期になって相手役が抜ける。

 カレンに話す。いつか慣れたら、こんな気持ちにならないときが来ると思っていた。

 レベッカほどのスターでベテランでもこういうときはちょっとしたことでパニックに陥る。


 それでも演出家のデレクが誕生日だと聞き、舞台の上から「ハッピーバースディ―」をマリリンがミスタープレジデントに歌ったように歌う。

 それにより荒れていたデレクの感情も少し収まったのか、初めてレベッカを褒めて受け止める。

 ここで嬉しくないのがアイビューだ。どんどんデレクの心が自分から離れて行く。


 作曲家のトムが恋仲のダンサーの家に招待される。ここが地元だからだ。1人で家に帰りたくないのもあるんだろう。
 父は弟は医者という一生できる仕事を手につけたのに、彼はダンサーをしている。
 ダンサーをした所で一生踊れるのか?とあとでトムに聞いてくる。

 膝をやられたら終わり。怪我をしてもダメ。年ととってももダメ。一生何かをして働くなくてはならない、だろう。

 それじゃいいことなんてない。


 でも多かれ少なかれ、こういう覚悟をしてこの世界に飛び込んでくる。リスクが大きいのは承知だ。でもせずにあの時…と思って生きるよりましだ。
 最後に待っているのが人生の底なし沼でも。

 だから業が深いって言葉を使いたくなるんだけどね。

 家族の説得もあって、ジュリアは私生活と仕事を分けろと言われ、マイケルがジョーをすることを承諾する。そして家族で、旅行がてら、テクリハが行われてる地へ行こうと決める。

 そこへ、次に来るのがカレンだ。

 カレンの彼、デーヴは彼女のためDC行きを諦め、報道官という地位もとられ、閑職に追いやられた。

 そして、感じるんだろうね。ここで、カレンを引き留めないとカレンは2度と手の届かない所へ行ってしまう。カレンを愛している。他の女の誘惑を断ち切って、カレンを訪ねてくる。
 そしてプロポーズをする。

 カレンにとって全てパニックの状態だ。

 DCの話も聞いてない。浮気しかかった話もしらない。それで指輪を渡されても…。舞台の開幕はもう近づいている今…なのに!

 でも、あるあるって感じだ。

 そういうものなのよ。1つのものを追い求めているとき、必ずこうして違う選択肢が迫ってくる。そしてどっちへ転ぶか。妻になってしまえば、楽だろう。でも一生あの時…と思い続けるだろう。

 でもデーヴを失う結果になれば…。

 みんなえらい問題を突きつけられている。


 それでもプロならやってやる。

 答えはそれしかない。



 そして、傷心のデーヴとアイビィーが何故か、バーで行きあう。話し始める2人。

 更に波乱は続くのだ、新たな登場人物を巻き込んで――――。

死して舞う白鳥の湖と日本の熊川哲也という存在

2013-01-26 15:00:00 | 日記風
 好きなんだそうですね。「白鳥の湖」も。
 去年東京・オーチャードホールの初代芸術舞台監督就任のことを番組として(再)放送してるものを見ました。

 この時は、シンデレラを上演したそうだが、舞台の作りが凄い可愛い。女性が喜びそうな舞台を作る。


 そうじゃなくても女の子が憧れるバレエ。ダンサーとして頂点に立ち、そして演出家としても出発する。

 誰でもできることじゃないからね。

 でも凄い、印象に残ったのは誰も知ってるバレエの「白鳥の湖」何故かうちの劇団でも「熱海殺人事件」を上演するときは必ずかかる「白鳥の湖」

 ピョートル・チャイコフスキーが作曲バレエ曲だ。

 「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」と共に3大バレエと呼ばれるものだそうです。

 しかし、これって意外と可哀想な運命を辿ったバレエ曲でだったのね。
 
 

 全然不評、今からすると考えられないが、できた時はそうだったそうだ。

 それがのちにプティパと弟子のイワノフに改造されて、人々に喝采を受けるようになった。

 しかもチャイコフスキーが亡くなってすぐのことだそうだ。

 亡くなってから評価される、作曲家、画家は多い。とても悲しいことだと思う。

 だっていい思いをさせてあげたいじゃないの。

 でも亡くなってからではあの世で評判を聞けるかどうかも怪しいもんだ。

 そこへ行くとダンサーは生きてる間、踊っている間、評価の対象になる。でも年齢との戦い、怪我との戦い。

 熊川さんは16歳からプロだったそうだ。

 ブレなかったんだろうな。バレエが人生だったんだろうな。そういうときがないとできるもんじゃない。 


 Bunkamuraオーチャードホールで3月6日~「ベートヴェン 第9」4月11~「シンデレラ」を再演するそうです。

 それゆえの再放送か。

 でも衣装やバレエ風景が見られるだけで嬉しいな。

 また踊りたい。そういう気持ちが凄いくすぐられた。


トンイ

2013-01-26 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 BSで放送してた頃、見てたんだけど、「キング~Two Hearts」イ・スンギ、ハ・ジュオン主演でそうそうし出したのと重なったので途中までしか見てない。

 またBSで放送が始まりましたが、この早い時間は起きてる自信がない。GyaO!でも放送しているし、こっちの方がチョッキンナ(カット)されてない分、いいと思うんですが、いろいろ見てるものがあると、1時間ドラマは意外とつらい。

 なーんて愚痴から始まったけど、まだある。「キング~Two Hearts」って地上波で年末から放送してたの?
 多分、カットが入ってたと思うけど…入ってないと、わざわざ別に放送局と契約してみた私の立場が…。

 でも吹き替えしてくれてる方が楽ですね。長ーい時間見てると。


 オジャギン(遺体を調べる者)の娘、トンイの父ははコムゲというせん民の秘密組織にも属している。

 しかし高官を殺した疑いをかけられ、トンイがある家の下女として挨拶に行った際、父の名を話してしまい、父、兄は捕まり、その他の者は皆殺しにされた。

 屋敷を逃げ出したトンには父がいわゆる市中引き回しの状態であるのを見て、驚く。

 このコムゲである。疑いがかかったというのがずっとトンイについて回る。
 しかし運の強さを人を味方につける強さで彼女は上り詰めて行く。


 でも、最近初めて知ったんだけど、朝鮮王朝の最大悪女の1人と言われるチャン・ヒビンが凄いいい人で出てる。

 中国の悪女と呼ばれた女性も歴史の後付けで悪女と言われるようになったと言われているけど、事実はどうなんだろう。

 歴史に名が残るにしても、悪女で残るというのも…どんなもんなんだろうな。