クールガイ

2008-04-30 23:09:40 | 日記風
 個人的な好みの問題ですが、わりとクール、ニヒル、皮肉屋が好きです。

 時代に逆行してますね。今どきの女の子の好みは「面白い」人らしいのに。
 お笑い芸人の方がモテますものね。

 けれど、どうせ書くなら、クール、ニヒルな人をヒーローに据えたいと思う。

 やりにくいんですが、実は。

 ク-ル・・・つまり、自分の気持ちを表現しないってことですからね。
 相手の気持ちもイチイチ聞かないってことですからね。

 「面白い」人の方が自分の気持ちも相手の気持ちも考えて動くでしょうね。

 けれど昔の日本人、特に男性像としてはクールなタイプがいいと言われた頃があったように思う。

 武士とかそんな感じでしょう。
 「男は黙って爪楊枝」
 なんかそんな言葉があった気がするんだけど。

 つまり、男は黙ってもくもくと妻と子を養えばいい・・・そんな意味だったかなって思うけど。

 私の微かな記憶の中でね。

 そういうタイプは平成を迎えると同時に絶滅に向かってるんでしょうか。

 平成の世において。
 クール、ニヒル・・・私の中ではヲタクに置き換えられるように思う。

 クール・・・自分の世界に没してるから、多分個人的なこだわりは山のようにあるでしょう。
 それを=ヲタクと言ってしまうと・・・かなり広義に解釈していただいかないといけないですが。

 時代と共にウケるタイプは変っていく。
 ヲタクが脚光を浴びるようになったように、クール、ニヒルも再び理想像として脚光を浴びる時がくるのかしら。

枯れ枝に花を咲かせましょう

2008-04-30 17:10:48 | 日記風
 ふと気づくと家のベランダにあるのと同じ花がよそ様の分は既に咲いているのに、何故家の花は咲いてない?

 蕾をつけてる気配もないなっと。
 改めてベランダを見てみると・・・。

 枯れ枝の山が・・・。

 ちょうど外国の童話で冬場、兄妹が薪を探しに行って細い枝を山のように抱えて帰ってくるのと同じような枯れ枝が植木鉢の中から溢れているではないか。

 だ、誰が、あれを。

 私か。

 そんな余裕はなかったからなぁ。

 可哀相なことをしたと思うけど、私が置いたんじゃないから。そういう意味で愛情がなかったんだな。

 そういう愛情のなさが世間には春が来ても私には来ないってことに繋がるのかしら。

にゃんは振り向かない

2008-04-30 14:07:40 | 日記風
 ふと脇道に目を転じると猫がいた。

 あら、久しぶりねー。いつか出逢った子がいた。
 思わず手を振って近づく。
 勿論写真を撮ろうという魂胆はありあり。

 けれどこの子、いい子っていうか寄って来てすりすりしてくれた。

 どれくらいぶりだろう。猫にこんな愛想良くしていただけるのは。

 家にも猫はいました。猫も年を取ると性格が変るんでしょうか。若い頃は愛想猫だった彼女も年を取ってからはちょっと触ろうもんなら、「触らないでよ」うっとうしがられてばかりだった。ろくに撫でさせもしなきゃ擦り寄ってもこない。

 家で点滴するほどだったから(年齢の為に餌を食べているだけでは栄養が採れないんですね)体調が悪かったっていうのもあったのでしょう。

 だからよそ猫にこんなに親しげな態度をとっていただけると驚きます。

 「ばいばーい」とか手を振って別れたんですが。
 その時後ろを振り返りながら去り行く哀愁写真も撮ったのですが。
 手を振りながら何故か削除ボタンを押していたという・・・。

 何故か最近クリアボタンを押す確率がとても高い。

 あ、にゃんさん、もう1度そのポーズを。ってわけにいかないので。

 残念すぎた。何故削除してしまったのだろう?

ドアが開かない

2008-04-30 00:05:20 | 戯曲塾
 劇団の授業をしてる稽古場という所は、旧小学校なのですが。
 不思議なことにセキュリティーが目茶苦茶厳しいです。

 以前、中にいる方がドアの開け方が判らないと外へ出られず、たまたま訪ねて行った私が開け方を教えると言う出来事も・・・。

 たまたま何処かを訪ねてきた方のようだから、余計不案内だったんだろうけど。

 中から開けられないことはないんですけどね。
 ちょっとコツというか・・・それはあるんです。

 出入り口に管理人さんがいらっしゃっる時は開いてます。

 ただ私達が出入りする時はまず時間的な問題で無人なことが多い。
 これで閉まっているとそれぞれ訪ねる組織のインターホンを押して開けてもらいます。
 
 けれど私達が行く頃は、劇団の事務所のインターホンの近くに誰もいないという・・・。

 誰か、いると思われる人の携帯を鳴らして開けてもらうということになるんですが、これが気づかないんですね。
 授業中だとみんな遠慮してそれこそマナーモードにしたりしてるから。

 ありますよ。真冬に1時間ドアが開けてもらえず、ドアの前で放置プレーされるとか。

 現代的なのか原始的なのか、よく判りません。

 写真はその旧小学校内部から見た景色です。
 新幹線が走ってるのが見えたりします。

 どうでも良いけど、昔、下見に行ったアパートのすぐ脇を新幹線が走っていた。
 それはいい環境と言えるのでしょうか?
 いや、今、ふと新幹線つながりで思い出しただけなんだけど。
  
 

逃れの街

2008-04-29 23:37:34 | 日記風
 猫がのんびり日向ぼっこしてた。
 撮ってもいいって近づいてみた。

 逃走をはかられる。
 

 某猫さんの話。
 「俺、今日のんびり日向ぼっこしてたらやベー女が近づいてきてよ。カメラ向けて『撮っていい?』とか言ってんだよ。」
 某猫さんはその時の恐怖に身を震わせた。
 「やべーぜってーこの女やベーって思って逃げたんだよ。」
 某猫さんの顔にはその時の恐怖がありありと浮んでいた。
 「俺、魂(たま)取れっかって、まじビビったぜ」

 ・・・と、某猫さんは、お友達猫さんのインタビューに応じたりするんだろうか・・・。

 勿論、ぜってーやベー女とは私のことだが・・・。
 
 全く某猫さんをかすりもしなかった写真を見ながら思った。

 「あいつにやられるほど俺、トロくねえし」
 某猫さんの声が聞こえそうだ。

 私、写ってないと思ってたんだ。 
 
 実は。

 写メの小さい写真で見たら写ってないように見えたんだ。

 だから、猫が本気で逃げたらやっぱり早いわ。

 ・・・って思ってたんだけど。

 写ってるじゃん。ブログ用に大きい写真で観て始めて判った(笑)と。

 おめーとれー。おめーダセっ。

 ・・・と、必死に逃げる某猫の写真に言ってみたりする。 
 
 そんだけとろとろモードで逃げてたら、猫ハンターのお姉さんに撮られちゃうよ?

日本18:00

2008-04-29 19:46:13 | 日記風
 「音楽隊の行進」をみんなが待ってる間、私が撮ってたのはこっちです。

 世界の時間が見えちゃうんだよ。

 今日の私の顔は誰も見ないでって感じです。
 だってメイクしてないの。

 日焼け止めだけ塗って放置中です。

 これともまた違う写真だけど、ちょっとこの光景いいなって思うものがあった。
 けど、どうもカメラを向けるとカップルが入る。
 悪いなぁ、って思ってどいてくれるの待ってたらどうも変に男性の方の視線を引いちゃったみたい。

 (・・・俺ってそんなの罪作りなの?)
 って思ってたら違いますから。
 
 ご安心を。

 ・・・単なる不審者だと思われていたのだろうか?

飛び出せ!ビビンバ

2008-04-29 00:00:06 | 日記風
 この前韓国料理屋さんでビビンバを食べたんだ。

 あれ、混ぜた方がいいんでしょう。沢山混ぜた方が良いんでしょう?
 必死になって混ぜてたら、中身が飛び出したんだけど。

 それってあり?

 雑ってこと?

 混ぜすぎなの?

 韓国に生まれついてまぜまぜ文化の中で生きてはいけないってことだろうな。

 でもまさか混ぜてるだけで飛び出されるとは思わなかった。
 ・・・なんて雑なんだ。

 普通に食べててもボロボロこぼすさ。

 お好み焼きの食べ方が特に下手だって言われた。
 「何でそんなに汚く食べられるの?」
 「・・・」
 なんか上手くいかないなって私も思うの。

 第2のお好み焼きなのか・・・。

 昔、占いの本で読んだんだけど、食べながらボロボロこぼすって、散財が多いタイプらしい。
 
 ・・・それは凄い問題かも知れない。
 
 写真撮ろうと思ったけど、熱いうちに混ぜなきゃって焦って混ぜ始めたからそんなこと忘れたよ。

翼なき〝天才〟

2008-04-28 22:26:26 | 日記風
 NHKスペシャルでミラクルボディーというのをやっていた。
 その第3回ハイジャンプ。

 人は翼がなくても飛ぶことができる。
 身体の持つ跳躍力って奴で空を目指すことができる。
 
 25年間、飛ぶことが好きでハイジャンプをやってきた選手がいる。けして背が高い訳ではなく、恵まれた身体的条件を備えている訳じゃない。
 しかし誰よりも飛びたい、その思いを強く持った選手がいる。

 かたや、1年半練習しただけで一躍、時の人となる選手がいる。身体的特徴がハイジャンプに向いていた。その理由が彼を栄光へと向かわせる。
 元々バスケットボールをやっていた選手は、あまりに高くシュートを決めるので、「やってみたらどうだ」と人から勧められ気楽に始めたハイジャンプだった。
 
 この選手のフォームが変っている。

 水平に置かれたバーを飛ぶ時、ハイジャンプは起こし回転と呼ばれる飛び方をするのが普通らしい。

 つまり棒の片端が地面につくと、その反動で、もう1度棒が跳ね上がる。その跳ね上がる力を借りてバーを越える飛び方だ。

 飛び跳ねてる棒を想像していただけるといいのかもしれない。
 
 前者の選手は長い訓練によりそれができている。美しいフォームを手に入れている。
 しかし後者の選手は、踏み切りもバーに近すぎるし飛び上がってバーを跳ぶときですら足をバタバタさせた自己流フォームで美しいとは言えない。

 走り高跳びをしてきた選手からすると、走り高跳びのセオリー外の飛び方をする。
 
 後者の選手の跳び方は持って生まれた身体特徴をそのまま利用しているだけだ。
 脚力の強さで飛んでいるのであり、助走はなんの意味もなしていない。
 しかし飛べてしまう。
 それが天賦の才というものだろうか。

 努力なのか、天賦の才なのか。
 
 人はもって生まれた能力を最大限に生かすことによりその可能性を高めることができるのか。
 それならば努力とは何になるのだろう。誰よりも高く飛びたいと思っていても身体的能力が低いのであれば、努力とはなんだろう。

 ハイジャンプにとってその翼はアキレス腱となるらしい。

 前者の選手は長い間鍛えられた硬いアキレス腱が翼となっている。どれだけ助走をつけようとその硬いアキレス腱により全ての衝撃を吸収できる。その吸収した力を反動として高く飛び上がる力に変えることが可能となる。
 
 後者の選手は生まれつき長いアキレス腱を思っている。長いアキレス腱も瞬時に高く飛び上がることを可能とする。彼が助走の力を借りなくても飛び上がることができる理由がここにある。
 やはりもって生まれた身体的特徴が彼を支えている。

 そして後者の選手はジャンパーが飛んでいるのではなく、バスケットの選手がダンクシュートを決めるつもりで飛んでいるという。
 彼はバスケット選手であっても、ジャンパーではない・・・本人の意識の中にその思いが強いのだ。
 ただ勧められたから、たまたま軽く関門をクリアーできてしまったから、飛んでいるに過ぎない。

 よく役者でも作家でも自分でなりたいと言った者より、人からやればいいじゃない、と進められた者の方がいいって言われることがある。
 
 自分がしたいと思う情熱があったにしても。
 それが誰より強かったとしても、それがプロとして通用するとは限らない。
 本人の自己満足だけの世界に終わる能力しか持ち合わせてないかもしれない。
 けれど、誰かに「いいよ、やってみなよ」と勧められるということは、第1の関門を既にクリアーしてることだと思う。
 誰かに、いいよー、面白いよーって言ってもらえることが仕事だから。その素養はあるんだよ。後からじゃやってみようかなって本人の情熱がついてきたらこんなに強いものもないと思う。

 ハイジャンプの2人の選手だけど。
 25年間好きでコツコツ練習してきた選手がやはり優勝を勝ち取るようになる。
 後者の選手に動揺が生まれる。
 
 腰掛感覚でいたのに。彼には鍛えれば身体能力を最大に活かし必ず世界1になれる可能性があると、そこまで伸びる筈だと予測が出ていたのに。

 負けることを知り、彼が本気でハイジャンプに向き合う瞬間が来たのだ。
 恵まれた身体特徴にやりたいと、頑張れば世界1になれる可能性を賭ける彼のハイジャンプはより変化するだろう。

 その時にこの2人のジャンパーはどんな勝敗を迎えることになるのだろうか。

 やりたいとコツコツと続ける努力か。
 もって生まれて能力に意志が加わる時か。

 その答えはまだ先にならないと判らない。

 いろんな望みの叶え方のアプローチはあると思う。
 ライバルがいることも大切だ。
 両者にとってよい結果が出ることを望むしかない。

 人は己の意志で選ぶ時、そこに始めて何かを成し遂げた実感を得るのかもしれない。

武士になる

2008-04-28 19:55:20 | 日記風
 ベランダでおじさんが行き倒れてるようなうめき声がする。

 またっ。
 
 鳩だ。何で鳩の鳴き声ってそういう風に聞こえるのかしら。
 落し物をされるのも困るし、行き倒れ風鳴き声も困るので、さっさと退去いただきました。

 ずい分体調が良くなったけど、何でこんなに悪くなったんだ?と思ったらちょうど1週間くらいになるのかしら。9月に出せばいい劇作家コースの原稿を無理矢理仕上げて出したせいかもしれない。
 
 どこかで糸が切れる瞬間があるんだけど、先週は色々バタバタしてたんでここへ来て切れたかな。

 よかったと言えばよかったのかもね。

 この間、PCに悪い姿勢についての記事を読んだ。
 人は30分同じ姿勢を続けることがそもそも無理がかかるんだって。

 猫背になるのがダメ。内臓や血流の流れを妨げるからよくないみたい。

 なってる。どうしても気がつくと1時間くらいただひたすら座り続けてることがある。
 どんどん背が曲がってる。どうしても下に沈みこむみたいな格好になっちゃう。
 
 だからかな。PCいじるようになってまず痛みが来たのが脇腹なのよね。

 普通、そこは痛くならないらしいんだけど。
 肩が凝るとか腰が痛いはあっても脇腹が痛くなるはあんまりないみたい。

 姿勢じゃん。
 
 エコノミー症候群とかあるものね。飛行機の狭いシートにずっと座ってると血流なんかが悪くなって・・・って病気。

 同じことよね。きっと。
 文明病なのね。

 背筋をのばすこと。なるたけ同じ姿勢をとらず動くこと。それが防止するいい方法らしい。

 武士だ。
 武士のように背筋を伸ばして・・・。
 昔の日本人って常に正座してても背を伸ばすのは当たり前だったものね。

 原点に返れなんだ。

 ってことで、最近必死にPCの前にで武士になってます。