食パンが明日の朝食に並びますか?

2013-01-27 19:36:53 | 日記風
 食パンって好きですか?

 あんまり食べない。
 ライ麦パンなどを食べるとダイエットにいいと聞いたので食べるようになったくらい。

 私の食べるパンっていわゆるバケットとかサンドイッチで食パンにバター、ジャムを塗るパンじゃない。

 基本的にアンパンやクリームパンの方が好き。いわゆる菓子パンファンって奴だね。

 私にとってのパンってそんな存在だった。



 けれど意外なことに日本の食パンは美味しいと海外でも評判らしい。

 欧米などあっちの方が主流だと思うけど、固い。ぼさぼさとした感じ。

 フランスなどでも柔らかいパンなんて食べたことない。

 パンに限ったことじゃないけど、柔らかい食べ物ってものが存在しない。

 パスタはぐちゃぐちゃになるほど煮るのが好きなのにね。
 ちなみに、イタリアの茹で方にアルデンテは無いそうです。
 どっから湧いて出たんだ?


 食パンは18世紀にイギリスで生まれたらしい。広まったのは軍事目的。おにぎり持って行くのも時間の制限があるものね。必要に応じて広まった。

 でも江戸時代にも今の食パンじゃなくて丸いような形のパンは存在してたらしい。16世紀には入ってくることは着てた。ただ広まらなかっただけだ。


 アンパン、ジャムパン、クリームパン、チョコレートパン、メロンパン、こういう者は全て日本発だそうだ。

 他の国にはないらしい。

 そう言えば、ハムやチーズを挟んだパンは見たことがあるが、クリームパンみたいなのは見たことない。

 そういう発想がないのね。


 とにかく日本の食パンはウケがいい。やわらくてふわっとした触感がたまらないらしい。

 あっちの人も柔らかいものが好きなのね。単にないだけで。


 所で、知ってました?

 アンパンは芥子の実が乗っているのが中がこしあん。
 胡麻が乗っているのがつぶあんだそうです。

 最初作り始めた時の約束でそうなったのが未だに守られているそうです。

 日本って義理堅くて、それぞれ改良してって、それは本当に上手いわ。

キャッスル3 ~ノックアウト

2013-01-27 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ジョン・ラグーン元刑事が、ケベックを呼び出した。
 母の事で話しておきたいことがあるという。

 ケベットの母ジョアンナ・ケベットは、元弁護士で、数人の連続殺人の被害者となっている。

 ラグーンがリンパ腫で余命が少ないため、本当のことを話そうとしたらしい。

 しかし、ラグーンは話し始めた寸前撃ち殺される。


 全シリーズで実際手を下し撃ち殺した男を捕まえ、つい怒りでケベットが撃ち殺してしまったが、彼は雇われのため、なにも知らなかっただろう。

 しかし奇妙なのはラグーンが話そうとしていたのは11年前の話だ。ケベットの母が殺されたのは12年前の話だ。何故1年のズレがあるんだろう?

 11,2年前の警察は、マフィアに牛耳られていた。
 1番怖いのは、バッチを付けた殺し屋だと、言われたくらいだ。

 おそらくバルカン・シモンズの運び屋をしていたのだろう。シモンズはここ数年は大人しくしている。が、大人しくしているのではなく利口になっただけかもしれない。

 上司はケベットに事件を降りろという。承知できないが、絶対にダメだと突っぱねられる。

 そこへ訪ねてくるのが、キャッスルだ。お調子者で、世渡り上手、しかし、ラグーンが射殺された時一緒にいたことから母親がお調子者で銃弾はよけられないと心配をする。しかしケベットを放っておくことはできない。

 ジョアンナ・ケベックは生前、ワシントンハイツで麻薬撲滅運動をしていた。それをしていた仲間が殺されたわけだ。

 外れろと言われ、家に籠るしかない娘のケベットの所へキャッスルが来る。そして、テレビでは、休暇を盗った後刑事は活躍するもんだと、小説家らしいことを言う。そして自分はお調子者の助手だ。

 お調子者の助手は殺されるのよと言われれば、じゃ、相棒とキャッスルはあくまでケベットを守るつもりだ。

 ケベットは表にして何が起きたかを確かめていた。その中に母との思い出の写真があった。
 キャッスルはその写真が24枚撮りのネガなのに、写真は21枚しかないことに気づく。

 そしてネガを見るとある街角が映っている写真があることに気づく。
 まさに母が殺された場所だ。人が少ない所で夜だから現場になったと思っていたが、ネガは1週間前に撮られている。つまり、そこで違う殺人があったのでは?


 テット・ロックという大学生が麻薬に近いプロズパンという薬を作っている。そしてそれを販売している。人を撃つ前のそれを飲むと気持ちが落ち着くらしい。

 テットを攻め立てるが、判ったのは、20代のブルックリンに住む女だということしか判らない。

 恐らく女の名前はジェリーン、ブルックリンで候補となる女は2人いる。ジェリーン・ロックウッドがそうだった。しかし、女は既に消され、携帯も奪われていた。

 プロファクターという男が捕まっている。彼は自分の弁護をしてほしいと何人もの弁護士に手紙を書いたが返事をくれたのは、ケベットの母だけだった。しかしその母も殺されたと後で知った。眠れる龍を起こしてしまったんだ、ケベットにも気をつけろという。

 エスポジートとライアンの2人の刑事は違う方向から調べていたが、ジェリーンを操っていた眠れる龍、ロック・ウッドに捕まっていた。

 1人を座らせ、1人を氷水の中に頭から突っ込んで息ができないようにする。

 普通の水に浸すより、氷にひたすほうが水は肺に入ると焼けるように熱く、そのくせなかなか気絶ができない。

 拷問に遭っている2人をケベットとキャッスルが突き止め、近寄っていくが、疑われている。カップルを装ってみるが、それでもダメだ。2人は濃厚なキスを交わす。それでやっと相手が関係ないと思った所にケベットの蹴りでひと倒しだ。

 そして2人は助け出されるが、捕まったウッドはなにも話さない。

 人は生まれ変わる。

 そうしたらあなたも話す気になるでしょう。それまで毎日あなたの所へ来るわと言い残し…事件はまだ解決を見ない。




 しかし、慣れてるものだとそのまま見ながらPCに打ち込むんだけど、それが辛いときは、メモを取る。
 取るのに、後から見ると自分で書いた字が判読不能とはどういうことだ?

 自分で書いた小説は前後の繋がりでかなりの略字を使ってもなんとなく判るが、人の話はダメらしい。

 全く名前間違えてたらごめんよ。

 読めなかった。どうしても判読できない。

 不思議だ―――。

エンド・ゲーム マリリン・モンローという傷心と闇

2013-01-27 13:03:11 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 マリリンが成人していた頃は、フロイトが流行っていた。
 精神分析の時代だった。

 精神分析の言葉の強烈な力と縁者の言葉が何故か合致し、精神分析に通う情優は多かったらしい。

 マリリンもまた自分を分析していった。
 週に5回。

 そののち、医師を変えて4時間も分析を続けた。

 彼女は、いない父を母を求めていた。精神分析医に父を求めていた。

 母を憎んでいた。自分を愛してくれなかった母を。その半面でどうしようもなく愛されたかった。

 愛されたい。マリリンの心の満たしていたのはそれだけだったのかもしれない。

 マリリンは仕事でもなんでも遅れてきた。

 何故だと聞くと待っていてくれるのは私を愛しているからだ。
 精神分析医は逆だ。嫌っていると思われる。それ以来、マリリンの遅刻癖はなくなったようだ。

 マリリンは内気だった。カメラの前に立つのも怖いくらいだった。そして言葉が怖かった。

 女優という仕事をしながら、言葉が怖いとなると台詞は喋ることができない。

 写真に撮られることの方が好きだった。言葉がないからだ。


 素人時代、マリリンは無名のカメラマンに写真を撮られていた。その頃がマリリンにとって1番幸せだったのかもしれない。

 そのあと、マリリン・モンローになってから彼女の悩みは始まる。
 彼女の最初の映像になったのはヌードだという。それが偽物でない限り。

 ハリウッドで生き残るためになんでも売っていたわけだ。

 写真としてのヌードはあるし、晩年もセミヌードは撮らせている。彼女にとっては身をさらすことより、言葉をさらすことの方が怖かった。

 フロイトの娘に精神分析を受けた時、情緒不安定と統合失調症と言われている。

 マリリンの母もまた精神を病んでいた。

 遺伝的なものがあったのかもしれない。



 以前読んだ本で筆者も取材はしたが、どこまでが本当か見分けがつかないと言っていたものがあった。

 ある少女が2重人格だった。病院でできた恋人も2重人格だった。彼の場合は、クスリを買ったり、2Fから飛び降りたりする危ない人格も潜んでいた。

 2人の恋が終わった後、筆者は気付く。
 彼女の母親自体が2重人格者だった。

 子どもの頃からそれが判らないまま接していた娘が同じようになった、ということかもしれない。

 相手を選べというのは、こういう所にある。一部の精神疾患は遺伝性のものだからだ。


 言っていいのか知らないが、有名な首相経験者の実弟など、やはりそういう症状を持った人がいる。血が繋がっていれば、その経験者も遺伝子自体は有していることになる。


 そういう意味で行けば、マリリンにとっては不幸だった、アーサーとの間の、子どもの流産は彼女にと手はよかったのかもしれない。

 他人から見れば、我儘で子どもっぽく幼稚なマリリンでしかなかった。そして嫌っていた母と同じようになっていったかもしれない。いわゆる連鎖だ。実際撮影で自分の母親に似た女性を演じた時、ずっと吐いていたという。

 マリリンは常にマリリンを演じていた。そしてカメラに残る取材をされているマリリンはどれも色っぽい。

 それもどう振舞えば人が喜ぶか、彼女の計算だったのかもしれない。いつもメモを持っていて、どういう話をすれば喜ばれるか、メモをしていたという。

 彼女はマリリンになった時から、演じ続けてきた。

 演じなければ、本当の自分は嫌いだったのだろう。

 しかしそれ自体がいつしか苦痛に変わっていく。

 両刃の剣だ。

 人々の期待に答えるように常に演じ続けた女。

 それでも彼女は救われることはなかった。


 心の闇は闇のまま、彼女の中に死しても横たわる。それゆえ、未だマリリン・モンローは誰かの心を打ち、今もまだ生き続ける。
 

 静かな眠りのときはきているのだろうか。