江原ひであき

新社会党

1月10日(日)北朝鮮核実験の真因。中露と日米韓。

2016-01-12 | Weblog

1/10、晴れ。

◆北朝鮮核実験の真因――日米の対朝鮮合意不履行。                                     日朝間で言うなら1990年9月の三党合意(自民党、社会党、朝鮮労働党)や2002年9月日朝ピョンヤン宣言の不履行がある。即ち、戦前の35年間に及ぶ侵略と戦後45年間に被らせた損失に対する公式謝罪と十分な補償の約束が実行されていないことである。その上での日朝正常化が追及されていない。                                     朝米間でいうなら1953年7月の休戦協定時の合意事項に対する解決への努力が何らなされないとともに1994年10月の「米朝基本合意書」への実現に向けた取り組みが反故にされていることだ。そればかりではない。日米ともに、本音は北朝鮮の体制崩壊を策謀して陰に陽に行動している。そのことが北朝鮮の軍事力強化に繋がり、ついには核兵器保有にまで至っているのだ。

◆中露と日米韓――北朝鮮制裁に一致はない。                                               北朝鮮への制裁は一に中国の出方にかかっている、などと日米韓が騒いでいるが、中国がバカな煽てに乗るはずがない!そんなことは歴史を100年遡れば誰でもわかる。アメリカのたかだか200年ぐらいの人類史で偉そうにしても、中露の歴史と文化はその奥深さと重みが違う。ましてや国際社会の現状を見ればアメリカの時代は終わりつつあるではないか。栄枯盛衰は時の流れだ!中露が北朝鮮を見限るなどあり得ない。日本も先を見通せない安倍などいつまでも威張らせておくな!    


1月8日(金)東京の北朝鮮報道。憲法と・・歩む会。

2016-01-11 | Weblog

1/8、晴れ。 東京新聞、お前もか!と言う感じ。

◆東京新聞の北朝鮮報道――経済より正恩体制!と。                                           1面トップに大きな見出し!・・・日朝間問題をどのように認識しているの関係者の知性を疑う!私の見解と質問をFAXで送信した。

「経済より正恩体制」――広がる格差、売春、わいろ――について。

見解と質問

新聞の見出しは読者がそれを見ただけで筆者(社)の意図が推測できることが鉄則かと思います。その意味で本日の1面トップは他国に対して悪意に満ちた品位に欠けるものです。専門家と称する方がいかほどに北朝鮮の内部事情に精通されているか知りませんが、「国の足元は火の車だ」とか、貿易商と称する御仁のご託を実しやかに記事にするなど、新聞の品位を疑われます。

 私は東北アジアの過去を振り返りながらアジアや世界の平和を希求し、日朝正常化に向けたささやかな活動をしてきています。そうした経験から北朝鮮がなぜ、核兵器を開発し、保有するに至ったかを考えています。 

東京新聞は東北アジアの近・現代史をどのように認識しているのでしょうか。日朝間や米朝間にはどんな諸問題があると認識しているのでしょうか。1990年の三党共同宣言や2002年の日朝ピョンヤン宣言、さらにその後の6か国協議での確認事項などについても然りです。(参考に宣言文をお送りします) 

東京新聞ともあろうものが上記のような三文記事を掲載することや、国連安保理の制裁強化を声高に主張することで北朝鮮の核保有政策が変わると思うのでしょうか。国連決議も無しに中東の国々を崩壊し、その指導者や市民を殺戮しているのはどの国のどのような人たちですか!安倍首相も含め、全てが自らの権力基盤の強化を図るだけではないですか!違いますか! せめて、東京新聞くらいは問題の根本解決をめざして何を成すべきかの論陣を張ってください。 

 最後に私が近年言い続けていることですが国際平和は、体制の違い、歴史の違い、文化の違い、価値観の違いを認め合うことでしか達成できない。確信です。

 

◆「平和憲法とともに歩む中野の会」の街宣・運営委員会。                                   夕方5時から6時まで中野駅北口で、戦争法廃止と2000万人署名を訴えた。いつものことだが「中国や朝鮮が軍事力強化を行っているが、攻めてきたらどうするのか」と噛みついてきた。私が対応していたら80過ぎというご婦人が私の主張に賛同してくれたので、私は弁士としてマイクを通じて多くの人たちに訴えることができた。6時半からは運営委員会。


1月7日(木) 北朝鮮の核実験。

2016-01-07 | Weblog

1/7、晴れのち曇り。夕方になって気温がグ-と下がる。

◆北朝鮮の核実験――国際包囲強化というが、北朝鮮を強くするだけだ。                                 きょうの新聞は北朝鮮の核実験関連で満載だ。水爆ではないとか強化型原爆かとか憶測が飛び交っている。国際社会は総じて激しく怒っている、と日米中韓の声明等が報じられている。特に日本は安倍首相が国会開会中ということもあるのか制裁強化を主張し、オバマや朴槿恵、両大統領に投げかけている。日朝間の未解決諸問題を考えればもう少し冷静に対応すべきである。いかに大騒ぎしようが国連決議を強化しようが根本的解決にはならない。日朝間には戦後処理問題が手つかずだ。米朝間には停戦協定が凍結されたままだ。日米はそうしたことを放置して北朝鮮の体制崩壊をあからさまに企て先制攻撃さえちらつかせ、恫喝を続けてきている。結果として北朝鮮は軍事強化を図り核兵器まで保有するに至ってしまった。そして昨日は第4回目の核実験だ!問題の本質は水爆かどうかではなく、北朝鮮がここまで強力な軍事力を保有するに至った現在、国際的な制裁強化で問題解決などできないことはっきりしている。真因を明らかにすることだ。そして、その根本的原因を解消するために、体制の違いを認め、話し合うしかない!それが歴史的必然というものだ!                      そうした世界情勢を創り出すためにも安倍政権は一日も早く打倒するしかない!力を合わせよう!


1月6日(水) 新しい国造りとは。北朝鮮・水爆実験。新年幸寿会

2016-01-06 | Weblog

1/6、曇り

◆安倍首相の「新しい国造り」は――「戦争をする国」                                                      安倍首相が挑戦する「新しい国造り」は3月に戦争法を公布して米軍などとともに他国との戦争に参加できる国であることは間違いない。夏の参院選では「憲法改正を争点にする」と記者会見で語っている。首相の頭の中は、経済成長を全面に掲げ、憲法改正なども争点にして参院選を勝ち抜き、米欧と肩を並べる大国日本を造ることで凝り固まっている。そうさせないためには反自公の側が参院選を勝利しなければならない。なのに、民主党が大局的な決断ができないで候補者の一本化に手間取っている。早急に、市民連合が全国で大結集して野党に迫らなければならない。

◆北朝鮮「水爆実験」――国際社会の対応は。                                        北朝鮮がきょう「水爆実験」を行ったと表明したため国際社会が強い批判声明を出している。特に日本は大騒ぎになっている。どこかの新聞社は号外を出している。しかし、米欧が世界中で行っている傍若無人の振る舞いが、その帰結として北朝鮮の核保有になっているのではないか。中国、ロシアも含めて核保有大国は自らの核削減などの試みもしていない。制裁など恥ずかしくて言えないだろう。米欧諸国が行っている中東への蛮行は国連決議も無いままではないか。北朝鮮が身構えるのは当然ではないか。とは言っても北朝鮮が何をしてもいいということではない。国際社会は、それぞれの国の体制の違い、歴史や文化の違い、価値観の違いを認め合うことでしか世界平和は創造できないことを知るべきだ。日本こそ、そうしたリ-ダ-シップを取るべきなのだ。

◆幸寿会・新年1月誕生会――31名が参加。                                               私も参加した。そして安倍政権がめざす「戦争する国」日本の進路は止めな変えればならない。そのための活動を理解して欲しいと訴え、(新年の決意ビラ)を手渡した。


1月5日(火) 舞い上がる安倍首相。安倍退陣、新宿に5000人余。中野アピ-ル。

2016-01-05 | Weblog

1/5、晴れ。元日から好天続き。しかし、世界情勢は暗雲が!

◆舞い上がる安倍首相――記者会見で「挑戦」を24回。                                                           きょうの朝刊を見てゆめゆめ気を許してはいけないと気を引き締めた。安倍首相は独裁者の気分のようだ!20分ほどの記者会見中に「挑戦、挑戦、挑戦・・・を24回も発言」したという。「本年は挑戦あるのみ。未来へと果敢に挑戦する一年する決意だ」。「新しい国造りへのあたらしい挑戦を始める年にしたい」。本国会は「未来へ挑戦する国会だ」また、一億総活躍社会に関しても「いかに困難な挑戦であったとしても、一億総活躍の苗木を植える挑戦をを再スタ-トしたい」と訴えた、とある。これはいかに新年の抱負といえども異常だ! 現状の自らの存在を過信して「挑戦」という言葉に酔いしれているとしか思えない。                                           しかし、それは今のうちだけだ。”安倍は直ちに退陣” ”安倍内閣打倒” の声は新年早々全国津々浦々から巻き上がっている。そうした声は元日から日増しに大きくなっている。昨日は国会前に3800人、きょうは新宿駅西口に5000人以上が、しかも自らの意思で参加している。戦争法廃止の署名もどんどん集まっている。新宿のような駅前ではかってない勢いだ! アベの顔から血の気が引くのも近いかもしれない。

◆アベ退陣!新宿に5000人余――新しい力・市民連合!                                   「アベにNO!野党共闘へ、1・5新春大街頭宣伝」が新宿駅西口で行われた。ひとひとひと、で溢れる。その数5000人余! 何かが起こりそう!。5団体の有志「安保法制の廃止と立憲主義回復を求める市民連合(略称:市民連合)」が呼び掛けた駅頭宣伝行動。新しい政治のうねりを感じる。期待して中野も呼応しよう。

◆中野アピ-ル行動・15-―新年第一回(通算15回)                                      戦争法廃止をめざす中野アピ-ル行動も新年を迎えて勢いを増してきた。今日は60人ほどが行動に参加した。スピ-チも「平和憲法とともに歩む中野の会」を初め各団体から次々と行われた。政党も民主党、共産党、生活者ネット、新社会党などが、さらに都議会、区議会議員等から発言があり、活発に展開された。戦争法廃止に署名をする人も多くなってきた。きょうは私だけでも11筆とれた。なんかが動き出している! アベ退陣は掲げて大きなうねりを中野から!