江原ひであき

新社会党

11月4日(日)。大連立、小沢が辞意!。 竹腰君の見舞い。

2007-11-04 | Weblog
11/4、晴れ。 朝から秋晴れの好天。 時間を見つけて昨日のにっしを補強しまし  た。気が向いたら覗いて下さい。

大連立、小沢が辞意!
 きょうは女房が「非核・平和をすすめる中野区民の会」主催のバスハイク(長野の無言館)で出かける。

 私は、朝から「大連立構想」関連のテレビ番組をみる。「報道2001」、「日曜討論」...新聞の論調も注意深く目を通す。
 10時、サンプラにてH氏と会う。「川田の国政報告と根津さんの闘いを聞く中野集会」について彼からの提起を聞く。

 4時頃竹腰君の見舞いに共立病院に行くと、テレビが「民主党の小沢氏辞意!」を報じている。オオ-!と思った。私は第二回めの党首会談が行われた日に言った。“小沢にとっては致命的なダメ-ジとなる” “最悪の場合は復権すら難しいかも知れない” と。
 そのとおりの展開?になりつつある。 私は小沢氏の辞意表明をきいたが自分だけで一人芝居を演じてしまった。思い込みが強すぎる!。

 小沢表明は 「福田総理が外交の基本を国連中心に変更する?と約束をした。民主党が政権に参加することによって、参院選で国民に約束をした政策を実現することができる。そうすることで民主党政権を誕生させられる」と、いう認識の基に連立政権参加を役員会に問うた。
 そのことが全員から否決されたので、これは私に対しての不信任だ!、と結論づけて“辞意表明”という流れである。

 しかし、これは参院選後の民主党の主張や闘いの経緯からして全く筋が通らない。本来、この臨時国会では「政治と金の問題」「年金問題」「高齢者負担問題」「消費税問題」等々、民主党の政策を大きく掲げ、自民党を解散に追い込み次期衆議院選挙で勝利して民主中心の政権を樹立する。と公約してきたのではないか!
 そうした闘いの中で守屋の接待づけや防衛省疑惑などが明らかに成りつつあったのだから、この闘いを強化して自公政権の国民不在、腐敗政治の実態を暴きながら大資本本位の政治の本質をぶち破るべきなのだ。

 それなのに、あまりにも唐突に「自・民の党首会談」が浮上し、あれよあれよといってるうちに“小沢辞任”ときた。どう屁理屈を並べても誰一人納得などできるものではない。

 事態がこのような展開をしてくると、私が10月30日から書きつづっているように、小沢は、保守支配層に乗せられて(結託?)政局をぶち壊し、民主党に壊滅的な打撃を与えることになってしまう。そのことは、民主党の衰退だけにとどまらず、変革の芽が出かかっていた日本の政治の“質”が逆戻りすることであり、同時にアジアや世界政治の進展にも大きく作用することに連動してしまう!
 福田のたぬきじいさんがここまで読んで揺さぶりをかけたのではないだろうが、私が言ったように“福田の完全勝利” ということになるではないか。
 このままでは、大病を患って死にそうだった自民党が元気を取り戻し大衆収奪の悪政が蘇ってしまう。

 こうなってしまっては、民主党は小沢代表を辞めさせるべきである。間違っても大連立などに載っては成らない。 冷静に判断すれば小沢のとった行動は、党首自らが党の基本方針を放棄した 「利敵行為」 であって万死に値する! 党から除名ものだが敵からつけ込まれるスキを作らないことも大事なので慎重であらねばならない。

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