江原ひであき

新社会党

8月15日(水)。敗戦記念日。都本部。「新社会」集金。非核宣言25周年。

2007-08-15 | Weblog
8/15、晴れ。

敗戦記念日。
 東京社説に思う。表題が“極限からのメッセ-ジ”。『「平和は未来を奪う。希望は戦争-。」そんな過激な論文が若者の心をとらえ、共感を広げているといわれます。』との書き出しで始まっている。 論座1月に掲載された「赤木智弘さんの論文です。」と紹介されている。サブタイトルに「31歳フリ-タ-。希望は、戦争。」だって。
 驚き!だ。“このような論文が書かれたことと、若者の心をとらえ、共感を広げている”ということが恐ろしい。
 社説には、「希望は戦争」のスロ-ガンには“多くの若者たちの絶望が隠されています”、と書かれているが“それで良いのだろうか?
 いろいろと考えさせられるが、いずれにしてもこれが私たち日本の現状であるとの認識からスタ-トしなければならない。

戦没者追悼式辞。
 安倍首相「不戦の誓い堅持」、と。
 夕刊のトップ記事によれば「不戦の誓いを堅持し、国際社会の先頭にたち、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献していく」と決意を述べた、という。
 全文に目を通してみると“私たちは、過去を謙虚にふり返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく次の世代に継承する責任があります”、とも言っている。

 “戦後レジ-ムからの脱却”を掲げ、防衛庁を「省」に格上げし、教育基本法や憲法改悪手続き法を強行採決し、さらに3年後には憲法を変えると公言しているのが他ならぬ安倍首相である。
 いったいこの人の頭の構造はどうなっているんだろうか。

 「河野議長 追悼の辞」 が同じ夕刊に全文が掲載されている。
 “戦後レジ-ムを堅持”「安倍政権を強くけん制」と大きく報道している。
 全文に目を通してみると、①に、わが国を初めアジア近隣諸国や世界の人びとに対し、多大な犠牲と迷惑を掛けた戦争を深く反省し謝罪する。②に、日本軍の「非人道的な行為(従軍慰安婦問題)を心から謝罪しお見舞いの気持ちを申し上げる。
③に、現憲法は、大きな犠牲を反省するなかで「決して過ちを繰り返さない」という決意と、個人が自らの生き方を自由に決められる社会をめざし、また、海外での武力行使を自ら禁じた“新しいレジ-ム”の選択なのである、と発言した。と私は理解した。

 私は、そのまま受け止めてすばらしい内容の“追悼の辞”だったと思う。願わくは今後、機会あるごとにこの基本姿勢を貫いて欲しいと思う。

私の07,8,15の決意!
 東京の社説、安倍首相、河野議長の追悼の辞などに込められている意味がこれからも変えられることのないように厳しく追及していきたい。
 今でも日本支配層の21世紀世界戦略(針路)は「戦後レジ-ム」からの脱却であることを肝に銘じておかなければならない!

都本部。「新社会」集金。
 午後、都本部に行き天木選挙の収支報告を見る。天木と都本部の負担額を話し合わなければならない。
 終わって猛烈な暑さのなか、中野に戻って「新社会」の集金。

夜、6時半。「平和憲法とともに歩む中野の会」学習会。

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