江原ひであき

新社会党

9月06日(月)。 朝日の世論調査。 都本部執行委員会。

2010-09-06 | Weblog
9/06、はれ。9月に入って一週間も経つのにうだるような暑さが続く。

朝日の世論調査--「首相には菅氏」65%。小澤17%と。
 小澤氏出馬「納得できぬ」75%、とも。時間をかけて世論を誘導し続けてきた結果であろう。
 朝日の小澤たたきは度が過ぎる。小澤が出馬を明らかにした翌日8/27の社説では「あいた口がふさがらない」。「鳩山や小澤は非常識を通り越している」。といい、翌28日の社説では「政治とカネの問題にケジメをつけていない小澤氏に、首相をめざす資格があるとは言い難い」と主張した。
 民主党の代表は即ち日本の総理になることと思って間違いない。朝日がイメ-ジする国際社会における「日本の総理」とはどうあるべきかを尋ねたいが、朝日の小澤叩きは常軌を逸しているのでは無かろうか?
 小澤の出馬には「あいた口がふさがらない」とか「首相をめざす資格がない」などと連日のようにこき下ろしておいて、「世論調査の結果では“小澤はダメだ”と出た!」、と言うが、このような調査はヘア-ではない! 他の新聞などでも多かれ少なかれ小澤叩きは繰り返されているが、朝日の小澤叩きは非理性的だ。
 「政治とカネ」の問題にしても、具体的に「これが不正だ!という証拠を突きつけて糾弾すべきだ」。感覚的にダ-ティなイメ-ジを植え付けるのは明らかにマスコミによる世論誘導だ。私個人は、大新聞の犯罪と言いたい。
 敗戦から65年も経ってアメリカをはじめとして大国にものが言える「日本の総理」を選ぼうというダイナミックなキャンペ-ンを張ったらどうか。
 これからの国際社会に通用する「日本の総理」の必須条件でも書き立てろ!
 
 今回の民主党代表選挙は諸々の理由から菅総理と前幹事長の一騎打ちになってしまったが、9月選挙は予定されていたことだ。
 この代表選で問われなければならないことは、どのような政治を進める代表・民主党を選ぶのか、ということである。
 政治の現状を憂える声は、“民主党は、「政権交代の原点に返る」必要がある”。国民もマスコミの薄っぺらな小澤、反小澤の誘導に乗せられないで、自らと日本の将来を見据えて対応すべきなのだ。
 昨年の総選挙で、有権者は民主党(政権)に自民党とは違う政治の実現を託したのだ。
 その柱は、①官僚主導から政治主導への転換、②むだな事業見直しによる財源捻出、③緊密で対等な日米同盟?であり、それは民主党がめざす「国のかたち」であったろう。
 戦後の自民党が永きにわたって構築した政治・経済・社会システムを変えることを託されたのだ。政権樹立後の鳩山総理が言ったではないか、これは「平和革命」なんだ。国際社会にもの申す「新しい日本」を創るのだ、と。
 今回の代表選挙は、そうした「政権の使命」を再確認する代表を選ぶことであろう。
 
 

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