江原ひであき

新社会党

4月08日(水)。 北の人工衛星!。 日、米が狂乱?。 内閣打倒を!。

2009-04-08 | Weblog
4/08、晴れ。ますますの好天が続く。

◆北朝鮮の人工衛星!
 昨晩からきょうにかけて北朝鮮が打ち上げた人工衛星の発射の様子が世界のテレビを通じて画面に映し出された。きょうの各社新聞にも轟音を発して宇宙に飛び立つロケットが写されている。
 アメリカ発表は2段め3段目は切り離しに失敗し、そのまま太平洋に落ちたとなっている。日本政府もメディアもそれを鵜呑みにしているようだ。
 しかし、テレビに映し出された打ち上げの様子を見る限り人工衛星として成功したように思えるが?、、、。
 それにしても“北のミサイルを迎撃して打ち落とす”と豪語していた日本の防衛省は何故自らの観測を明らかにしないのか! 真実は北のロケットの追跡能力もないのではないか? 世界最先端を誇るイ-ジス艦のレーダーやスパイ衛星など役に立たなかったのか! どこに飛んだのか見当もつかないのでは迎撃ミサイルなど発射すらできないではないか。
 所詮、誰かが言ったようにピストルの弾をピストルで打ち落とすことなどできっこないんだ! MD構想なんて巨大軍事産業をボロ儲けさせるだけだ。小泉内閣以後の政財官支配層は責任を取って全財産を投げ出せ!

◆日、米が狂乱?――新たな国連決議に失敗!
 アメリカにとっては、北朝鮮の打ち上げた人工衛星が成功したかどうかより、打ち上げに使ったロケットがどのくらいの威力があるかが問題なのだ。想像以上に推力や飛距離が大きいので慌てふためいているのだろう。弾道ミサイルならアメリカ本土まで飛んでいくだろう。今回の打ち上げでその技術を蓄積されるのが怖いのだ。ここで厳しく“新たな制裁”を加えたい理由はここにある。
 日本はなぜ騒ぐ? アメリカにお付き合いしながら、「戦争をする国への体制作りと軍事力増強」に北朝鮮を利用しているのだ。拉致家族のことなど本気で考えていない証拠だ。
 日米のアジア戦略は当面、北朝鮮を「敵」に位置づけ将来の中国、ロシアに対峙する態勢をより強固なものに作り上げることにあるとみて間違いない。
 アメリカにとっての21世紀の国際社会の在りようは多様な価値観を認め合うことでの平和共存ではない。アメリカの価値観による世界制覇なのだ。だから、常に強大な軍事力を保有し戦争をし続けるしかないのだ。
 このように見るなら中国やロシアが新たな制裁を加える国連決議(対北朝鮮)に賛成などするはずがないのである。
 日本はこのようなアメリカに追随し続ける限り、朝鮮半島の平和と東北アジアの非核化を創造することはできない。一日も早く日本独自の平和外交に転換するしかない。

◆いまこそ、麻生内閣打倒を掲げよ!
 支持率を回復した?麻生が後先の見境もなく15兆円の大盤振る舞いをしようとしている。日本社会を構造的に崩壊させ、こんにちの混乱を招いた政治責任を明らかにすることもなくめちゃくちゃなムダ使いだ! 総選挙前に1~2年の時限立法でお金の雨を降らそうとしている。国家権力による恐るべき買収行為といわざるをえない。 断じて許してはならない! 
 いまこそ野党は総決起するときだ! 日本を破壊した政治責任を追及し内閣打倒を掲げ、全野党がすべての国民に呼びかけて大集会を開催せよ!
 私は思う! 政権交代の「大義」を争点にすべきだ! 「戦後日本を支配し続けた総体(政財官)との戦い」を 「錦の御旗」 にして、「日本をぶっ壊した自公との戦い」 をド-ンとどでかく掲げ、100年に一度の政治決戦を鮮明に打ち出すべきである。 “えさ”のバラマキ合戦では勝てない!
 

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