江原ひであき

新社会党

2月14日(水)。6カ国協議。在京選対。朝鮮総聯祝賀。

2007-02-16 | Weblog
2/14、小雨が降ったり止んだり。

6カ国協議。 日本バカ殿の無軌道!
 中国北京で行われていた北朝鮮の核保有問題について6カ国協議で合意を見た、と昨晩からテレビ等で盛んに報道している。
 それによると、“北朝鮮の核施設を段階的に無力化する。その見返りに「初期段階の措置」で重油5万トン分のエネルギ-を支援する。次ぎの段階で北朝鮮がすべての各関連施設の無力化などを約束し、日本を除く4カ国が百万トンの重油に相当する経済、人道支援をすることなどを6カ国が最終合意をした”、という。

 安倍外交は完全に間違っている。北朝鮮を取り巻く世界政治情勢の中で北の「核施設」を“放棄”させるのか否かの協議に対し、拉致問題をすべてに優先させ、「関係諸国がどのような対応をしようが日本の方針は変わらない」 として“一切の支援は行わない”と、我を通す。
 ガキ大将レベルの幼稚な外交に冷笑しながらも、極東アジアの非核化を実現めざすことを最優先課題とした他国の理解で一歩前に進んだ。
 私が考えたってこんな低レベルの外交方針で日朝国交正常化に向けた話し合いの前進など見られるはずがない!
 歴代の自民党政権は過去をキチッと清算しないまま場当たり的に前に進もうとしてきた。とりわけ阿部首相は不勉強の極みだ! 何故、拉致問題が発生してきているのかその真因をえぐり出そうとしない。眼前の問題に圧力をかけることだけで解決しようとしているのだ。
 どだい、国や地域や地球規模の平和をいかに築き上げるのかと言う次元の話し合いに、過去をふり返ることもなく“拉致の解決が先”と言って得意がっているこのバカさかげん。これが世界第2位の経済大国日本の政治の現実! 実に嘆かわしい。

13時、参議院選挙、在京選対。
 9条ネット結成に関する有識者の“賛意”は想像を超えるものが感じられる。ますます全力を挙げて政治変革の闘いを展開しなければならない。

18時、朝鮮総聯の祝賀パ-ティに参加。
 6カ国協議が最終合意を見たのに政党の幹部などの顔が見えない。招待されても参加の意思さえないのだろう。こんなことで正常化交渉が軌道にのるはずがない。
 アジアと世界政治のなかで日本への期待と存在感は小さくなるばかりだ。

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