江原ひであき

新社会党

11月26日(水)。総選挙で安倍政権を倒そう!

2014-11-26 | Weblog

11/26、雨。 3ヶ月ぶりに日誌を書きました。

安倍首相の野望を打ち砕こう!

安倍・自公政権の解散総選挙選択の背景は――政権の延命と日本の針路の転換。

 ◆安倍政権の延命――国の形を変える4年間を!

 安倍首相が衆議院を解散した。122日公示、14日投開票が決まった。なぜ、いま解散・総選挙か。

朝日の星浩氏など多くの識者も言っている。「解散の背景には安倍首相の政見戦略がある。年明けには原発の再稼働が待っている。TPP交渉も難産だ。景気回復のメドも立っていない。4月には統一自治体選挙がある。その後には、日米ガイドラインの見直しや集団的自衛権行使に向けた関連法案で国会内外での攻防などがあり来夏に向けて政権は下り坂。秋には自民党総裁選もあり必勝を期さねばならない。野党が準備不足の上バラバラのいまこそ勝機、長期政権を狙っての解散断行」。至って明白。

 「安倍の安倍による安倍のため」の政権維持解散だ!

 

◆    安倍の舞台(アベノミクスが争点)に乗るな!――破綻を暴け――

 “安倍首相は最近まで既に法律で決まっている来年10月からの消費税率を10%に引き上げることを1年半先延ばしする。そのことの良し悪しを国民に問うための総選挙だ”、といっていた。

しかし、野党やメディアから経済指標の落ち込みや停滞を指摘され、「アベノミクス」が失敗しているとの声が高まる中、「国会を解散した今、“「アベノミクス」を問う選挙を前面に出してきた。即ち「アベノミクス」を継続して経済成長をめざすのか、それとも経済の成長戦略をここで止めてしまうのかが争点だ”、と切り返している。――これだけに乗ったら術中にはまる。

円安が急速に進み、中小企業者や国民生活は物価高で収入減という厳しい状況だ。なのに、これまでの安倍政権は「経済成長」を錦の御旗に国民生活向上という幻想を振りまくことによって高い支持率を得てきた。安倍政権が2年たち、儲かっているのは大企業と大金持ちだけということが明らかだが、長く続く不況下で景気回復(今度は俺たち)に幻想を抱く声はまだまだある。

安倍首相は、景気回復が道半ばとし、消費税率引き上げを20174月まで引き延ばすことで経済成長と賃金引き上げを成し遂げると公約し、更なる経済成長戦略を争点にしようとしているのだ。

国民生活は疲弊してきている。安倍の経済成長戦略を軽視してはならない。野党は「アベノミクス」の破綻を徹底的に論じなければならない。

 ◆野党の争点は!

1、安倍政治2年間の否定。

  安倍・自民党の選挙戦略が「経済成長・景気回復」に絞り込まれ、一点突破で勝利をめざすことが明白だ。ならば、野党が訴える争点は何かが問われる。個々の争点は多々あるが究極は「安倍政治の転換」であろう。過去2年間の安倍政治の失敗――破綻を解りやすく論じることだ。

2、安倍政権の悪政の数々――いま、安倍政治の転換――

 ①脱原発、自然エネルギ-への転換――原発の再稼働、新規建設、輸出反対。

 ②武器輸出反対

TPP交渉からの撤退

 ④消費税率引き上げストップ

⑤労働者派遣法改悪反対

⑥辺野古への米軍基地建設反対、基地撤去・縮小

⑦特定秘密保護法廃止

⑧集団的自衛権行使反対

3、野党の戦略的争点

  今度の総選挙において野党が訴える争点は「安倍政治」そのものでなければならない。絞り込むならマスコミも指摘しているように次の3点であろう。

①アベノミクス(強者育成策)の転換――格差の縮小。

②安保(日米防衛ガイドライン改定反対)、憲法改悪(集団的自衛権行使)阻止。 

③原発再稼働、新規建設、海外輸出、反対。

 ◆野党の課題――選挙でめざすべきは自公政権打倒。

 ①自民党・公明党の議席激減

 ②最大限の選挙協力の追求

 

◆我々の選挙闘争の最大争点!――国の形を変えさせない!

安倍首相が目論む真の解散目的を許さない!

――安倍の狙いは、「戦争のできる『軍事・経済大国』への転換(針路確立)」――

 ①安倍政権は2013126日に各界各層の反対を押し切って、国民の言論封殺をめざして「特定秘密保護法を強行可決した。

201471日には、集団的自衛権行使容認を閣議決定した。

③年明けには「日米ガイドライン」の改定が行われる。この中に、安倍内閣が閣議決定した「集団的自衛権の行使容認」が盛り込まれるという。

④集団的自衛権の行使を可能とするためには、「自衛隊法」改正など20本近い法律の改正が必要といわれるが、国会での議論の形骸化が危惧される。

⑤内閣による「集団的自衛権の行使容認」は、憲法違反!国民主権の有名無実化。

 


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