江原ひであき

新社会党

10月26日(月)。 鳩山の所信演説。 朝鮮問題PT。 中野の自治向上を!

2009-10-26 | Weblog
10/26、 雨。

◆鳩山首相の所信表明演説。
 鳩山が大演説をぶち上げた! 52分間だそうだが、私はついつい最後まで聴いてしまった。個人的には、首相の「政治に対する哲学」を感じた。内政への所信ではやや理念的に過ぎた感もあるが、まあ~、合格点かな。気に入った理念がある。
 いわく「子育てや教育は、もはや個人の問題ではなく、未来への投資として、社会全体が助け合い負担するという発想が必要です」、と。また、“人間のための経済へ”と、その在りようを述べている。 いわく「経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのを止めようと言うことです」、と。つまり、“雇用や人材育成といった面でのセ-フティネットを整備し、国民のくらしの豊かさに力点を置いた経済、そして社会へ転換させなければなりません”、といっている。
 こうした主張は、これまでの社会に対する価値観の転換だから、言うは易しだが実現は難しい。どう実践するか見極めたい!。
 
 しかし、外交面では「緊密かつ対等な日米同盟」をというが、日米安保や米軍基地をどうするのか方向性が見えない。来年は日米安保も50年となるがアジアを初め国際情勢は大きく変化している!。沖縄の普天間や辺野古、本土の座間や横須賀、岩国など戦争への出撃基地を“米国のいうがまま”にするのか!。“対等な日米同盟に見直していく”というならもっと踏み込むべきであろう。
 そんな中、北朝鮮に対しては“拉致問題を解決した後、日朝正常化をめざす”という。これでは自公政権と変らない!。朝鮮半島の非核化も東北アジアの平和や世界からの核兵器廃絶も論理的一貫性を失ってしまう。 我々が糾さなければならない!。
 また、共産党の志位委員長も言っていたが“派遣切りという構造的な仕組み”をどう解消するのかの提起がない。 私たちは認めない!。

◆朝鮮半島問題プロジェクト。
 「党内PT」結成は11/28に決めたが、きょう関係者に発信する「通知文」を書いて本部にメ-ルした。

◆中野の自治向上めざして!
 雨も降っていたので事務作業をこなした。「世直し・市民フォ-ラム」や「館山戦跡に学ぶ旅」、また、連続講座「これからの日本を考える」などの案内ビラを郵送した。