江原ひであき

新社会党

4月19日(日)。 米政策、変化の兆し。 桃園教会。

2009-04-19 | Weblog
4/19、晴れ。

◆米政策、変化の兆し。
①「資本主義リセット 米の挑戦」――世界経済の新秩序づくりの場をG20へ。
 朝日の報道によれば、船橋洋一主筆が米国のガイトナ-財務長官にインタビュ-した。その際、ガイトナ-長官は「20カ国・地域会議を、より活発な合意形成の場にしていくことにこれまで以上の決意を持っている」 と述べ、G20を今後、経済・金融政策面での主要な国際競技の場に発展させる姿勢を鮮明にした、という。
 さらに、ガイトナ-氏は、これからはG20とG7は 「相互補完」的機能を果たすようになるだろうと述べた、という。そして船橋氏は“G20とG7の中核にG2(米、中)を据えようとしているのかもしれない”、と言っている。
 現地記者の報告ではこう言っている「ガイトナ-氏が強調したのは“20カ国・地域会議の重要性”だった。世界経済の秩序づくりの場を、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)からG20へと移す米国の意図を明確に示すものだ」、と。
 アメリカが考えるこれからの世界経済の新秩序づくりにあっては中国がパ-トナーだということだろう。
 主体外交のない日本はアメリカの眼中にないということだ。どうせ後からついてくる!

②中南米と融和姿勢に!――「キュ-バ制裁解除へ!」
 17日に開幕した米州首脳会議でオバマ大統領が反米左派のベネズエラのチャベス大統領と握手を交わし、演説で「米国はキュ-バとの新たな始まりを求める」と述べ、対話姿勢を打ち出した、という。すでに制裁解除も一部始めたようだ。
 それにしても、時の流れとともに時代も変わる。中南米の大きな変りよう(次々に反米左派政権)に目を見張る思いだ。テレビニュ-スでも新聞写真でも自信に満ちたチャベスの顔が未来を照らす! 
 とは言え、オバマのアメリカも中南米において復権をめざしてあの手この手と打ち出すだろう。
 私はオバマがいう 「どの国も自分の道を歩む権利がある」としたことの今後を見たい! アメリカ外交の基本にして欲しい!

桃園教会。