12月０６日（土）。 中央委員会。 麻生、風前の灯？。経営倫理喪失。

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◆中央委員会。

◆麻生、風前の灯？。
　昨日の衆院予算委員会における民主・菅＆麻生首相の攻防を見聞きしていると菅の攻勢に防戦一方の麻生首相ではないか。“急がなければならないのは経済政策だ”といいながら年末を向かえ、失業者急増の中何の対策も（予算提起）打ち出せない！　これでは多くの国民は“たよりない”としか感じられない。

　新聞にも書かれている。「自民執行部も麻生離れ｝
　「選挙戦えぬ。政権がけっぷち」、「首相の言うこと全部はできぬ」などの小見出しが、、、。石原伸晃幹事長代理が昨日、都内で講演し「自民党の国会議員の７～８割が麻生政権で選挙をやって与党でいられるか」と思っていると、言ったという。かと思うと、笹川総務会長も「首相の言うこと、、、云々」と言ったという。
　これはもう、政権の体をなしていないし、麻生首相の統率力がないに等しい状況といわざるを得ない。

◆経営倫理喪失。
　経営倫理と書いてみて、こういう言葉使いがあるかな～と思い広辞苑で確かめた。あった！“企業倫理と同じ”と書いてある。意味は“企業が社会的に守るべき道徳”とある。私は人間としての経営者の倫理を問いたいので経営倫理と書いた。
　昨今の経営者の労働者への対応はあまりにも機械的というか無機質的というか人間の心が感じられない。業績が悪化したから労働者（社員）を一方的に解雇する。派遣社員だから、期間工だからボロ雑巾のように使い捨てていいということはない。労働契約など無きが如し！　ひどすぎる！　まるで金儲けの機械だ！。
　
　報道によれば、「大分キャノン」　は年内に請負会社の従業員約千百人を解雇する予定だという。だが、同時に百人以上の期間従業員を募集している、という。
　キャノンの会長は日本経団連の御手洗富士夫会長だ。千人以上を解雇して同時に百人以上を募集するとはどういうことだ！
　広辞苑がいう“企業（経営者）が社会的に守るべき道徳”がどこにあるのだ！これが資本主義だというなら人間社会にはふさわしくない！　人間としての営みが成立しない。このような社会は早く終らせなければならない。
　労働者を“物”扱いするとき、その経営者も資本の僕となった単なる機械、すなわち“物”になっている。これで人間社会が機能するはずがない。間違いなく崩壊する。自然崩壊する前に我々が崩壊させ、人間社会が繁栄する新しい社会の仕組みを創造しなければならない。