愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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ミヤマガラス

2021-01-13 | 日記

夕方、家の近くを20分ほど散歩した。住宅地の外れの道路で電線にたくさんのカラスが止まっている。この辺りは一年中、朝夕にはカラスの群れが集まって来るのだが、いつもはハシブトガラスとハシボソガラス。たくさんのカラスが電線や近くの木に止まるが、電線に密に並ぶことはあまりない。最近車で通るたびに、やけにたくさんのカラスが電柱一つ二つの間の電線に集中して並んでいると感じていたが、歩きながら観察するとやはりやや小さいミヤマガラスの群れらしい。

 ミヤマガラスは冬にこの辺りの田んぼや干拓地に大挙してやって来て、ときおり200羽近い群れが渦巻きながら舞い上がり "タカ柱" ならぬ ”カラス柱” を作る鳥だ。時々その群れに、さらに小振りで白黒模様のコクマルガラスが混じっていると趣味のバーダーが駆けつけることになる。歩きながら電線のミヤマガラスの群れにその変わり種ガラスを探したが、見つからなかった。それにしても、これまでここでは冬になってもミヤマガラスを見掛けなかったのに、なぜ今年は夕方ここに集まるようになったのだろう。近くに広い畑や田んぼも無く、それらしい餌場も思いつかない。群れとしては小さいが、このミヤマガラスに追い出されたハシブトやハシボソは別の場所を集合場所にしたようだ。