愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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大雪報道

2021-01-08 | 日記

昨日に続く大寒波で、ニュースでも大雪や吹雪の報道が多い。その中で気になったものが二つ、「吹雪の中、不要不急の外出を控えて」の忠告と「積雪・吹雪による停電」。

 いのちの危険に晒されるほどの吹雪や大雪に見舞われる雪国に暮らす人々は、吹雪の吹溜りに車が埋まったり、動けなくなってしまう危険性や恐怖については嫌と言うほど知っていることだろう。そこで外出するのは、少なくともそれなりの必要を感じて、天候との相談の上での外出であって、思い付きや危険に気付かずに外出することはほぼ無いと思う。これまでの猛吹雪による遭難も通勤の途中だったり、子供を迎えに行った帰りなどという事が多かったと思う。それも、十分に注意を払っていた上の国道上の立往生だったり、滅多にない猛吹雪に出会ってしまうような不運な巡りあわせによることが多い。東京のスタジオの中から「吹雪による命の危険もありますので、不要不急の外出は是非控えて下さい」との呼び掛けには、本当に彼らの状況を知ったり考えた上での発言なのだろうかと違和感を感じてしまう。屋根からの落雪事故についても、東京に暮らす人々の何倍もその危険を知り尽くした上で、家や生活を守るためにやむなく雪下ろし・雪片づけを強いられる人々に、まったく雪と縁のない場所から「屋根の下には近づかないように」と話しかけることに違和感を感じてしまう。

  一方、積雪・吹雪による停電のニュースでは「停電で暖房器具が使えない」という話が紹介された。化石燃料を使わない時代が来ればる全てを電気に頼ることになるだろうか? その時には停電で照明・調理・トイレ・洗濯・入浴だけでなく、暖房も車の充電もままならないと思う。もしこれから家を建てるなら、いざという時に化石燃料でなく木や紙を燃やせる暖炉付きの家を建てるべきか。木や紙は化石燃料じゃ無く、光合成で固定した二酸化炭素を大気に返すだけでカーボンニュートラルに反しない。そうなれば、冬の予備燃料集めとして昔のような薪拾いが流行るかも。人里近い森では下刈りや落ち葉・枯れ枝拾いに人が入るようになり、里山が復活することになるかも知れない。さらに、それを予見した里山・山地購入などが増えるだろうか?・・・と、妄想を膨らませた。