愚ダメ記、真誤付き、思い津記

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大学入試共通テスト

2021-01-18 | 日記

大学入試共通テストが昨日終わった。コロナ禍での試験で、塾の応援や父兄の同伴も少なかったのだろう、何となくいつもより静かなうちに始まり静かなうちに終わったような印象がある。今年が「共通テスト」に変わる初めての年だったが、マスコミでの取り上げ方も非常に小さく、内容の変化などに関する報道はほとんどなかった。その変革の結果はいずれ少しずつ分かって来るのだろうが、性急に答えを求めないことが大切だと思う。

 昨春にあんなに盛り上がっていた「新学期9月始まり」の議論も嘘のように消え去り、結局マスコミや世論もそれほど本気で向き合う気は無かったのか?と感じてしまうのは自分がどこかひねくれているせいか。よく「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言うが、いつ喉元を過ぎたのかすら分からなかった。来年度に向けての準備が当たり前に進んでいく今、1年前の白熱?した議論を誰か覚えているだろうか。

 世の中はもうすぐ、東京オリンピック開催の可否についての議論で騒がしくなるだろう。昨春に東京オリンピック開催の可否について揉めた?のは約1年近く前。その後、開催の可否や開催条件に関する判断基準や材料は積み上げられて来たのだろうか? 大学入試制度も新学期問題も、そして次はオリンピック開催についても、我々はまたもや内容の分からない「総合的判断の結果」を聞かされるだけのように思えてならない。それにしても「今、コロナ感染を効果的に抑制できるかどうかで東京オリンピックの可否が決まってしまう」と訴えるほどの危機感は、政府にはまだ無いように見える。

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